公営競技はどこへ行く

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教員捨て競輪選手へ

2013-04-17 11:32:35 | 競輪
さよなら教壇 ケイリンで五輪再挑戦(朝日新聞)

■アルペン選手だった札幌の元中学教師
■くすぶる思い「今やらねば後悔」

 【上山浩也】3月まで札幌市立藤野中学校(南区)で保健体育教師だった奥井迪(ふみ)さん(31)が、5月から静岡県の日本競輪学校に入って来年のプロデビューを目指す。元々はアルペンスキーの選手。昨夏のロンドン五輪から採用された「女子ケイリン」で、スキーでは果たせなかった五輪出場の夢を追う。

 奥井さんは札幌第一高時代にスキー回転で高校総体優勝。早大では国体の大回転で優勝した実力の持ち主で、教師になってからも国体に出場していた。

 転機は教師生活8年目に入った昨春。高校スキー部の先輩で、OB会で会った現役競輪選手の藪下昌也さん(54)に「今年から女子の競輪が始まるぞ」と言われたことだ。その夏、国内で48年ぶりに女子競輪(ガールズケイリン)が復活、ロンドン五輪でも女子ケイリンが採用され、注目を浴びるようになった。

 スキーのトレーニングで自転車を採り入れていた親近感もあり、奥井さんは8月に日本競輪学校での体験キャンプに参加、「スピード感や風の音、遠心力を使うのもスキーのターンと似ていると感じた」と言う。

 心の中でくすぶっていた思いも刺激された。「スキーでは不完全燃焼だった。五輪に出たいと思っていたけれど、自分の中で限界を作っていた」。社会人になってから、限られた時間でも練習ができるありがたみも感じた。「もっと打ち込みたい。学生の時に、この気持ちがあれば……」

 強い思いを、再出発にぶつける。公務員から一転して賞金収入での暮らしになるが「安定した職業より、今やらなければ後悔すると思った」。秋の入学試験に受かると、冬は南区にあるトンネルの歩道を使って自転車の練習を積んできた。

 道出身では、競輪学校の第1期生にスピードスケートでソルトレーク、トリノの五輪2大会に出場した渡辺ゆかり選手(31)がいる。3期生になる奥井さんは「両親は先生を続けて欲しいと思っているかもしれないけれど、『自分で選んだ道だから頑張りなさい』と応援してくれている。また熱くなれる競技に巡り合えて幸せ。世界を目指して頑張りたい」と決意を語った。



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合格者名簿に記載されています。


教員出身の競輪選手というと、

加藤善行(高校)、中村由香里(小学校)、高松美代子(臨時教員、小学校)らがいるな。

反対に豊岡弘のように、競輪選手をやめて高校教員になったケースもあるが。

ま、まだ競輪選手になれたわけじゃないからね。これからが肝心。

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