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高松宮記念杯競輪回顧

2011-06-05 17:57:18 | 大レース回顧集
今回より持ち回り開催となった、第62回高松宮記念杯競輪決勝戦が5日、前橋競輪場で行なわれた。

5 伏見俊昭が前を取り、3 佐藤友和 - 伏見、2 武田豊樹 - 8 後閑信一、4 小倉竜二、1 深谷知広 - 7 山口富生、6 稲垣裕之 - 9 村上義弘の並び。

残りあと3周を通過した後の1センター付近で、稲垣-村上が、深谷を抑えながら、バック付近より上昇。そして残りあと2周手前で稲垣が先行態勢を取り、これに村上が続く。深谷-山口は、佐藤-伏見の後ろの5、6番手。武田-後閑、小倉は7~9番手でジャンを迎える。

目イチ先行の稲垣に対し、残りあと1周手前付近から深谷がスパート。この動きに、マークの山口は切れてしまった。最終バック付近、村上の横を通過し、深谷が捲りきった。深谷はそのまま押し切り、デビュー日起算684日にしてGI制覇を達成。2着に村上、3着に伏見が入った。


史上最速のGI優勝経験者となった深谷。特に準決勝における走りは圧巻。残りあと2周を通過したあたりから仕掛け、マークの山口幸二が千切れてしまったため、結果的に8車身の差をつける圧勝。決勝では2着村上との差は4分の3車身だが、マークの山口富生は深谷の踏み出しに全くついていけなかったし、稲垣-村上のミエミエの二段駆けにも全く動じなかったことを考えると、内容的には圧勝に近いものがあった。

思うに、踏み出し時におけるスピードは、全盛期の中野浩一に近いものを感じる。この先、さらにタイトルを取っていきそうな予感。そして競輪だけでなく、世界の舞台でも通用しそうな予感がする。
ジャンル:
自転車
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4 コメント

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Unknown (高知の住人)
2011-06-05 18:30:59
縦足派には最高のレースでしたわ!
踏み出した瞬間の富生クンが可哀想でしたが・・

東西の大物2人、村上と伏見を従えての
表彰台の姿も頼もしい感じがしました。

吉岡の初制覇以来ですよ、鳥肌が立ったのは・・
久しぶりに前橋競輪場も震えていましたね!
20年振りの真のスター誕生です。
大事に育って欲しいものですね。
Unknown (Unknown)
2011-06-05 18:44:44
深谷君 おめでとう
Unknown (Unknown)
2011-06-05 23:21:04
犠牲先行二段駆けした近畿は深谷を捲りに回して楽勝させたな
Unknown (Unknown)
2011-06-06 12:06:18
京都作戦で赤板からの奇襲ダッシュ。
深谷とのモガキ合いを避ける為には中々良かったと思います。
しかしこれが却って深谷をすんなり捲りに切り替えさせました。
踏み出し加速が鋭かったので、3番手の佐藤、7番手の武田は全く合わせられず、
山口は切れ、村上も抜け出すタイミングが全く取れませんでした。

桁違いのダッシュ力にて突破したのは、低迷する国際大会ケイリンとの差異を縮める大きな意義があります。
ブログ主の言う競輪とケイリンの差異は、このレースで見事消えたと言えます。
つまりラインを組み、二段駆けをされたら他選手は勝ち目無し、
ギアを掛けて他人の仕掛けに乗って伸びた選手が有利、
400m風を受けたら勝ち目無し、
タイム関係無し、
という競輪の常識を、圧倒的なタイムと桁違いのダッシュ力のケイリンでねじ伏せた、
ケイリンが競輪に勝利したという事です。

決勝はこの2周踏みっ放しのハイペースレースで誰もが追走一杯、
深谷も伸びて来た伏見も競技選手というのも必然なのかなと思いました。
500バンクは事実上12人用バンクですし、ケイリン苦戦を打破する為にも、是非33特別をもっと開催する方がプラスになるなと実感しました。
また若手自力選手の多くが全く動きが取れない中、後閑、小嶋、山田のベテランが俊敏に立ち回り鋭い自力を披露したのも立派でした。

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