第5回サマーナイトフェスティバル決勝が25日、川崎競輪場で行われた。
2 伏見俊昭が前を取ったが、7 山崎芳仁が上昇しなかった。道中の並びは、5 石丸寛之-3 加藤慎平-9 中川誠一郎、6 小橋正義、山崎-伏見-8 内藤宣彦、1 武田豊樹-4 後閑信一。
残りあと2周の地点で、武田-後閑が上昇し、まずは山崎に蓋をし、ジャン前に武田が正攻法の位置に入った。ジャンが鳴って山崎がスパート。伏見-内藤がこれに続き、武田が4番手。バック付近から武田が捲って出て、4角付近で山崎を交わして先頭に立つが、伏見が開いた内を突っ込み、直線では武田とほぼ並ぶ展開。ゴールラインを切るまできわどい勝負となったが、8分の1輪差、武田が伏見を交わして優勝。
戦い方に余裕が見られた武田。山崎がジャンから叩いて出たときも、あわてずに4番手をキープ。さすがに山崎を捲りきるのに一苦労し、最内から伏見の強襲を受けたが、8分の1輪差、伏見との競り合いを制した。