第12回オーシャンカップは29日、雨が降る中、桐生競艇場で優勝戦が行われた。
進入は6・江口晃生が果敢に前づけに行くも、1・魚谷智之が抑えきって、1コースから魚谷、江口、2・別府昌樹、5・渡邉英児がスロー。3・井口佳典、4・山本隆幸がアウト。
スタートは魚谷が00のタッチスタートを決め、豪快に先マイ。あとは独走状態となった。2番手争いは捲り差しにでた井口、内を差した江口、さらに山本が加わっての争いとなったが、1周2マークで差しを決めた江口が2番手に浮上して決着。
予選では1着は1回しかなかったが、丸岡正典と並んでトップの成績を収めた魚谷。準優勝戦でもインから押し切って勝ったが、丸岡がフライングで散ったため、優勝戦では1号艇をゲットした。
準優勝戦では幾分スタートが出なかった魚谷だが、優勝戦はどの選手も速いタイミングだった中、その中でも00のタッチスタートを決め、1マークも豪快に先マイ。あとは独走状態となった。
昨年の全日本選手権の優勝はある意味、展開に恵まれた感があったが、今回は堂々の横綱相撲。この優勝で完全に競艇界を代表する選手として名を知らしめることになった。
江口もピット離れから果敢に攻めていき、2着争いを制した。
しかしながら、今シリーズもまた1号艇、1コースが優勝。しかも準優勝戦においても、丸岡がフライングした以外の2レースはいずれも1号艇、1コースの勝利だった。今回もイン強しの印象を裏付けた形となった。
そんな中でも戦前から各方面で優勝候補筆頭との評価もあったなか、盤石の走りと勝ち上がりで優勝した魚谷にはただただ賞賛の言葉を贈りたいです。
今回は文句のつけようのない完璧な優勝だったと思いますよ。
優勝戦も魚谷がタッチスタートを決めなければならない状況に追い込まれたという見方も確かにできます。でも、肝心要の部分はやはり妥当なところに落ち着いたという印象。
もっとも、今回の江口や井口、山本のようなプレーを他の選手が志向していけば、1号艇、1コースの神話が崩れる日が訪れるかもしれません。
それで魚谷の起こし位置が楽になって、逃げ易さに繋がったように思うのですが。
なぜ今日の江口のプレーが1号艇イン逃げを崩す要因に繋がるとお考えになったのでしょうか? 私とは見方が違うようなのでよろしければ詳細をお聞かせください。
夜の時間帯になると
極端にインが強かったので
モーターの序列がはっきりとしてくる
4日からずっと7時以降のレースでは、
イン逃げのオンパレードでした。
優勝戦も、江口選手は、強引に強奪すれば
1コースを取れたものを深インが嫌なのか
2コースに選んでしまった時点で
同体スタートが決まればジ・エンド
なのが見え見えだったので
面白く無かったです。
進入も、いつも優勝戦である様な
1コースを取るのにも関わらず
ターンマークを先に回るのでは無く
引っ張って以前のルールなら違反に近い
待機行動の再現とSGの優勝戦は飽き飽きです。
ここまで好調に推移してきた競艇も、今回は参議院選挙の影響がモロに出たのか、はたまた一時的なものなのかは分かりませんが、グランドチャンピオン決定戦が170億近く売っていることを考えると気になる結果ですね。
参院選の影響はあまりないと思います。
スタートは悪くなかったのですが、その後の
伸びがなかった。
「好調な競艇」もSG競走の売り上げはさほど
増えていない。総理大臣杯を除けば前年比で
変わらず程度なのだから…
今回の売り上げは一過性のものだと思うけど
桐生競艇には大きな痛手でしょうね。
おっしゃるとおり、予選は19億円台でほぼ推移していました。悪くない数字です。
日曜を最終日とするのはナイター開催では意外と効果がないのかも。さらに最近の優勝戦における1号艇・1コースの勝利のオンパレードで、優勝戦離れが顕著化しているのかもしれません。
次の蒲郡・MB記念は早くも正念場を迎えそうですね。
予選の売上が悪いと、必然的に残り2日の売上も冴えません。
オーシャンカップが他のSGより格下なのも売れない要因でしょう。
ただフライングがあったとはいえ、5日目が約27億、最終日が約40億というのは意外だったと思われます。
昨年のオーシャンカップは、最終日に46億ほど計上しており、梅田や名古屋、習志野などの場外が新たに加わった割には振るわなかったなぁ、というのが印象です。