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マイルチャンピオンシップ2017回顧

2017-11-20 22:37:28 | 大レース回顧集



【マイルCS】ペルシアン17年ぶり3歳V 今週もミルコ!― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

ミルコが導き17年ぶり3歳マイル王――。京都競馬場で行われた「第34回マイルCS」は4番人気ペルシアンナイトがG1初制覇。ゴール前の大逆転でM・デムーロ(38)は先週のエリザベス女王杯(モズカッチャン)に続くG1勝利。今年のG1勝ちはJRAタイとなる6勝目となった。注目“ミルコロガシ”は460万円超にも膨らむ勘定。九分九厘、勝利を手中に収めたかに見えたエアスピネルは20センチ差で無念の2着に敗れた。 【レース結果】

 何度言えばいいのだろう。またミルコだ。直線、鞍上が鼓舞するとペルシアンナイトがグイグイ加速してくる。前日の雨の影響で、やや重までしか回復しなかった芝で上がり3F33秒9を叩き出した。4コーナー14番手から馬群をさばいて1頭、また1頭と前をかわすと最後は先に抜け出したエアスピネルを鼻差で捉え、GI初制覇のゴールを駆け抜けた。

 M・デムーロはエリザベス女王杯に続いて2週連続GI制覇。パートナーを称えた。「とてもうれしい。ゴールした時は勝ったか分からなくて緊張したけど…良かったです。スタートはそんなに速くなかったけど道中はずっと楽な手応え。最後は併せ馬で頑張ってくれました」

 JRA・GIは歴代最多タイの年間6勝を達成、春のオークス(アドマイヤミヤビ3着)から続く実施機会3着以内を驚異の「10」に伸ばした。この日はイタリアから呼び寄せた両親がスタンドで観戦。異国で活躍する姿を見せ、また自身にとってはその存在が力になっている。「今は弟(クリスチャン)も日本にいるし、ちょうどいいタイミング。久しぶりに会いたかった」と笑みを浮かべた。

 ペルシアンナイトは春のGI2戦は皐月賞が2着、ダービーは7着。この秋はマイル一本に狙いを絞ってきた。休み明けと不良馬場が響いた富士Sこそ5着に敗れたが、その後は調子が右肩上がり。前走比プラス12キロの体は筋肉が盛り上がり、古馬に交じっても見劣らないほどたくましさが備わってきた。3歳にとっては分厚い古馬の壁が存在する秋の頂上決戦。それを突き破って00年アグネスデジタル以来、17年ぶり4頭目の3歳Vを成し遂げた。池江師は状態の良さを勝因に挙げる。

 「カイ食いが細かったけど、ここに来てどんどん食べるようになってハードな稽古ができました。1週前にいい追い切りができて、そこはいつもうちの厩舎を手伝ってくれている水口ジョッキーの手柄ですよ」

 母オリエントチャームは現役時代、元調教師の父・泰郎氏(本紙評論家)が管理していた。その全兄ゴールドアリュール(ダートGI4勝)は自身が調教助手として携わったこともあって「ニキーヤ(ゴールドアリュールの母)の一族でGIを獲れたことが感慨深いです」としみじみ。今後については「適性は二千くらいまでだけど、どんな競馬もできます。まだ3歳で将来があるし、いろいろな選択肢を残しつつ、しっかり育てていきたい」と先を見据える。ぼやけたままの勢力図だったマイル路線に確かな存在感を放つ新王者が誕生した。

 ◆ペルシアンナイト 父ハービンジャー 母オリエントチャーム(母の父サンデーサイレンス)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・G1レーシング 生産者・北海道安平町の追分ファーム 戦績9戦4勝 総獲得賞金2億3050万6000円。




関連記事:11/19 京都・第34回 マイルチャンピオンシップ(GI)


11R ジャパン・オータムインターナショナル 第34回 マイルチャンピオンシップ(GI) 3歳以上オープン 1,600 (芝・外) 定量 15時40分 本賞金:10300、4100、2600、1500、1030万円

1 8 18 ペルシアンナイト 牡3 56.0 M.デムーロ 1:33.8   33.9 488 +12 池江泰寿 4
2 6 11 エアスピネル 牡4 57.0 R.ムーア 1:33.8 ハナ 34.6 480 +4 笹田和秀 2
3 2 4 サングレーザー 牡3 56.0 福永祐一 1:33.9 1/2 34.4 482 +6 浅見秀一 7
4 5 9 レーヌミノル 牝3 54.0 和田竜二 1:34.0 3/4 35.0 472 -6 本田優 10
5 6 12 イスラボニータ 牡6 57.0 C.ルメール 1:34.1 クビ 34.5 486 +2 栗田博憲 1
6 1 1 ブラックムーン 牡5 57.0 A.アッゼニ 1:34.1 ハナ 33.8 502 +12 西浦勝一 17
7 5 10 クルーガー 牡5 57.0 A.シュタルケ 1:34.1 アタマ 34.4 538 +8 高野友和 8
8 4 7 レッドファルクス 牡6 57.0 C.デムーロ 1:34.2 1/2 34.6 472 -2 尾関知人 3
9 7 13 グランシルク 牡5 57.0 田辺裕信 1:34.3 1/2 34.4 504 -6 戸田博文 9
10 7 15 ムーンクレスト 牡5 57.0 藤岡佑介 1:34.6 2 35.8 472 +2 本田優 18
11 7 14 ガリバルディ 牡6 57.0 岩田康誠 1:34.7 1/2 34.8 512 +10 藤原英昭 15
12 3 5 サトノアラジン 牡6 57.0 川田将雅 1:34.7 アタマ 34.8 532 0 池江泰寿 5
13 3 6 ダノンメジャー 牡5 57.0 北村友一 1:34.7 アタマ 36.0 498 -4 橋口慎介 16
14 2 3 ヤングマンパワー 牡5 57.0 石橋脩 1:34.8 1/2 35.9 522 -2 手塚貴久 12
15 4 8 マルターズアポジー 牡5 57.0 武士沢友治 1:34.9 1/2 36.3 522 -6 堀井雅広 6
16 1 2 アメリカズカップ 牡3 56.0 松山弘平 1:35.0 3/4 35.8 456 +4 音無秀孝 13
17 8 16 ウインガニオン 牡5 57.0 津村明秀 1:35.4 2 1/2 36.3 498 +4 西園正都 11
18 8 17 ジョーストリクトリ 牡3 56.0 武豊 1:35.5 クビ 36.2 506 +6 清水久詞 14

タイム
ハロンタイム 12.2 - 10.8 - 11.6 - 12.1 - 11.9 - 11.5 - 11.6 - 12.1
上り 4F 47.1 - 3F 35.2

コーナー通過順位
3コーナー 8,6(3,15)9,16(2,11)17(4,12)(7,10)14(18,13)5-1
4コーナー 8(6,15)(3,9)(2,11,16)(7,4,17)12(14,18,10,5)13,1

払戻金
単勝 18 880円        
複勝 18 290円 11 180円 04 430円
枠連 6-8 820円        
馬連 11-18 2480円        
ワイド 11-18 1000円 04-18 2100円 04-11 1240円
馬単 18-11 5520円        
3連複 04-11-18 9300円        
3連単 18-11-04 55890円



アンカツ






JRA土日のおさらい/笠松グランプリシリーズ開幕☆

そして『マイルチャンピオンシップ』なのですが、軸馬は「イスラボニータ」でしたし、勝った「ペルシアンナイト」を、大外枠という理由で消していたので完敗でした。

たまに笠松や名古屋で、最内枠の差し馬が一旦、最後方あたりに下げて外に出すシーンを見ることがありますが、「ペルシアンナイト」のMデムーロジョッキーはその逆で、大外枠からゆっくり流して、いつの間にかインへ潜り込んでいるという神騎乗。参りました。



【マイルCS】ペルシアンナイトG1初制覇!M・デムーロは年間最多タイG1・6勝目― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

秋のマイル王を決める「第34回マイルCS」(G1、芝1600メートル)が19日、京都競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の4番人気ペルシアンナイト(牡3=池江厩舎、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)が勝利した。

 後方からレースを進めたペルシアンナイト。直線では馬群の間をぬって突き抜けた。5分に渡る写真判定の結果、鼻差の2着には2番人気エアスピネル、さらに半馬身差の3着には7番人気サングレーザーが入った。勝ちタイムは1分33秒8(やや重)。

 勝ったペルシアンナイトは3度目の挑戦でG1初勝利。皐月賞では2着に入ったが、ダービーでは7着。休養を挟んで秋からはマイル路線に狙いを定め、3歳牡馬ラスト一冠の菊花賞の前日に行われた富士Sで復帰(5着)。見事にタイトルを手にした。通算戦績は9戦4勝。

 鞍上のM・デムーロは中央G1通算24勝目で歴代最多タイの年間6勝目。管理する池江師は松田博資さんに並ぶ歴代3位タイの中央G1通算19勝目で今年3勝目。

 これで国内の古馬混合の短距離G1全4戦が終了。春は高松宮記念でセイウンコウセイ、安田記念でサトノアラジンが優勝。秋はスプリンターズSをレッドファルクスが連覇、マイルCSをペルシアンナイトが勝利し4頭がタイトルを分け合った。

[ 2017年11月19日 15:46 ]












・18 ペルシアンナイト・・・直線に入っても、まだ後方という、「絶望的な位置」と思われたが、前が開いた半ばあたりからスパートをかけるや、強烈な瞬発力を発揮。ついには勝利を手中にしたはずのエアスピネルをも捕えて勝った。まさに「ミラクルⅤ」と言ってもいい勝利だった。

アーリントンカップで人気に応えて初重賞勝ち。皐月賞でもアルアインに次いで2着に入った。その後、皐月賞の結果を踏まえ、日本ダービーでも戦える、と陣営は踏んだが、距離が長かったようで、初めて着順掲示板を外した。富士ステークスは不良馬場に泣かされ5着。今回も前日が雨だったため、やや重のコンディションだったが、返ってクッションのいい馬場状態になったことで、強烈な瞬発力が発揮できたようだ。

この馬は皐月賞2着が示す通り、ミドルもこなせる。欧州では今や、「強い馬」の代表例でありながら、日本では数少ない「マイル・ミドル」兼用馬として、来年以降も飛躍してもらいたい。

・11 エアスピネル・・・道中のレースの進め方、勝負所の追い出しと、ほぼ勝ちパターンと思われたが、ペルシアンナイトの強烈な末脚に屈した。またしても、悲願のGI制覇はお預け。しかしながら、来年もマイルとミドルの双方でGI獲りを目指すのでないか。

・4 サングレーザー・・・最後は地力の差が出たが、4連勝は伊達ではなかった。近いうちにGIを獲れる逸材かも。

・9 レーヌミノル・・・唯一の牝馬だったが、終始前々での競馬を見せて粘り込んだ。

・12 イスラボニータ・・・状態はいいと聞いたが、エアスピネルが仕掛けたときに反応できなかった。競馬になると気難しいところがあるというところを出してしまったのか、はたまた、馬がズブくなってしまったのかもしれない。

・7 レッドファルクス・・・距離が短い、という話が出ているが、馬場状態の問題もあったのではないか。
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