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日本、ベルギーに「逆転サヨナラ負け」:またしても8強ならず

2018-07-03 11:59:59 | スポーツ



7/3(火) 6:53配信 朝日新聞デジタル

(2日、ベルギー3―2日本 サッカー・ワールドカップ)

 英国の公共放送BBCは、ネット上の文字中継で「延長になると思った時にこれが起きた」と、ベルギーの3点目を、驚きをもって伝えた。

 英プレミアリーグ・チェルシーの元ストライカー、クリス・サットンさんも「このトーナメントで、ベルギーにとって、これ以上に難しいゲームはもうないだろう」。一方、元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマンさんは「日本は最後の2分間を後悔するだろう。すべてを前方に持ってきて、後方がやや空きすぎだった。(試合開始)94分台になると、選手は疲れているし、延長のことを考える。ミスはその時に起きる」と冷静に分析した。

 ツイッター上では視聴者から「ベルギーが見せた深さ、気力、特性はすごすぎた」などとベルギーを称賛するコメントが相次いだ。「日本は不運だった。なかなかの試合だった。日本チームの将来は明るいと確信しているよ」と日本を応援するコメントや、グループリーグでイングランドがベルギーに勝ち1位で通過していれば日本と対戦するはずだったことから、「もしイングランドが日本と戦っていたら0対2から逆転できただろうか? 2位通過だったのは幸運だったかもね」とする声もあった。(ロンドン=下司佳代子)









7/3(火) 4:54配信 デイリースポーツ

「ロシアW杯・1回戦、ベルギー3-2日本」(2日、ロストフナドヌー)

 日本が後半ロスタイムに決められ、勝ち越された。そのまま試合は終了し、3度目の挑戦だった初のベスト8はならなかった。

 本田が蹴った左CKをGKクルトワがキャッチ。直後にベルギーのカウンターが発動した。

 デブルイネから右に展開。中央に入れられルカクがすらすとシャドリに決められた。

 FIFAランク3位のベルギーをあと一歩まで追い詰めた。前半、相手の猛攻撃をしのぎ、0-0で終えると後半3分に柴崎のスルーパスを原口がエリア内で受け、冷静に決め先制。さらに後半7分には乾が無回転ミドルを決めて2点差をつけた。

 この後、ベルギーは長身のフェライニ、チャドリを投入。高さでゴールをこじ開けようとした。結果としてこの狙いが当たってしまう。

 後半24分、左サイドからのフェルトンゲンがヘディングしたボールがやまなりの軌道で日本ゴールに吸い込まれてしまうと、5分後の29分にはE・アザールのキープからクロスを入れられフェライニのヘディングを決められた。

 その後も本田、山口蛍が投入され、反撃をこころみた日本。本田は後半ロスタイムに無回転FKを枠内に飛ばしたが、GKクルトワに防がれた。その後のCKを防がれた後に悲劇が待っていた。

 長谷部は「いや、あの…。まだちょっと、整理のつく時間が必要かなと思うんですけど…。えー、そうですね。2点先行しながら、このように逆転されて負けているというのは、自分たちの力不足もあると思いますし。はい。まあ、少し言葉を選ぶのが難しいですね」と語った。

 試合運びについて「前掛かりにやってくるので、そこはしっかり耐えて、逆にカウンターのチャンス出て来ると思ったので。不用意なボールの取られ方というか、いろんなミスが重なって失点がね。自分自身もそうだし。まだ、そういう部分では勝負の甘さが出たかなと思います」と振り返った。

 日本らしさという点には「受け身にならず、自分たちから仕掛けていこうと話しあっていて2-0というい点まではよくできていたと思います。試合運びが自分たちの甘さかなと思います」と声を震わせながら絞り出した。

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