公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

12/14 日本・アジア主要株式指数

2021-12-15 01:43:27 | 株式・為替などの経済指標
東京マーケット・サマリー

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

 <外為市場>

 ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 

 午後5時現在 113.70/72 1.1268/72 128.14/18 

 NY午後5時 113.56/59 1.1283/86 128.15/19 

 午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の113円後半。きょうから2日間の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、様子見姿勢が広がった。FOMCでのテーパリング加速の決定などは織り込まれており、市場予想通りの結果であれば相場の反応は限定的との見方が多い。

<株式市場>

 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   

 日経平均 28432.64 -207.85 28554.86 28,309.67─28,672.96 

 TOPIX 1973.81 -4.32 1976.67 1,966.82─1,985.20 

 東証出来高(万株) 98594.00 東証売買代金(億円) 23251.32 

 東京株式市場で、日経平均は反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて見送りムードが強まった。一時的にプラスに浮上する場面があったが、短時間でマイナスに押し返された後は、安値圏での一進一退が続いた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を巡る懸念が高まり、相場の重しとなった。

 東証1部の騰落数は、値上がり766銘柄(35%)に対し、値下がりが1317銘柄(60%)、変わらずが100銘柄(4%)だった。


<短期金融市場> 

 無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014% 

 ユーロ円金先(22年3月限) 0.000 (変わらず) 

 安値─高値 0.000─0.000 

 3カ月物TB ─── 

 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。「日銀の国債買現先オペで調達した資金がコール市場に一部流れてきた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

 国債先物・22年3月限 152.02 (+0.05) 

 安値─高値 152.02─152.09 

 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.045% (変わらず) 

 安値─高値 0.045─0.045% 

 国債先物中心限月3月限は前営業日比5銭高の152円02銭と続伸して取引を終えた。日米欧の中銀会合を控えて様子見ムードが強かったが、新型コロナウイルスのオミクロン変異株への警戒感から買いが優勢な展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.045%。

<スワップ市場> 18時13分現在の気配

 2年物 0.05─-0.05 

 3年物 0.05─-0.04 

 4年物 0.06─-0.03 

 5年物 0.06─-0.03 

 7年物 0.09─-0.00 

 10年物 0.15─0.05 


日経平均は207円安と大幅反落、先物売りに下げ幅拡大、アジア株安に岸田発言が重し=14日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2021/12/14 15:22

14日後場の日経平均株価は前日比207円85銭安の2万8432円64銭と大幅反落。朝方は、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」への警戒感から、13日の欧米株式が下落した流れを受け、売りが先行した。時間外取引での米株価指数先物高を支えに上げに転じる場面もあったが、買いが続かず再び軟化した。

 後場入り後には株価指数先物にまとまった売りが出て下げ幅を拡大し、一時2万8309円67銭(前日比330円82銭安)まで下落した。アジア株が総じて軟調に推移し、重しとして意識された。また、岸田文雄首相は14日の衆院予算委員会で、企業の自社株買いに関連してガイドラインを作る可能性に言及したと伝わり、短期筋の仕掛け売りが出たとの見方も出ていた。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、手控え気分となった。

 東証1部の出来高は9億8594万株、売買代金は2兆3251億円。騰落銘柄数は値上がり766銘柄、値下がり1317銘柄、変わらず100銘柄。

 市場からは「短期筋中心の動きだ。弊社に限れば、海外フローは売りも買いもあり、金額ベースではほぼフラットだ。FOMCの結果待ちであり、通過後に方向性が変わるか見極めたい」(外資系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が下落。エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>などのサービス株や、東急<9005>、京急<9006>、西武HD<9024>などの陸運株も軟調。INPEX<1605>などの鉱業株も安い。大和証G<8601>、マネックスG<8698>などの証券商品先物株や、三井不<8801>、東建物<8804>などの不動産株も売られた。コマツ<6301>、ダイキン<6367>、IHI<7013>などの機械株や、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株も値を下げた。フジクラ<5803>、東邦鉛<5707>などの非鉄金属株もさえない。

 半面、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、SOMPOH<8630>などの保険株が堅調。アステラス薬<4503>、塩野義薬<4507>、小野薬<4528>などの医薬品株や、九州電力<9508>、東ガス<9531>などの電気ガス株も買われた。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も高い。新生銀行<8303>、コンコルディ<7186>、ゆうちょ銀行<7182>などの銀行株も値を上げ、味の素<2802>、ニチレイ<2871>などの食料品株も引き締まった。

 個別では、広済堂HD<7868>、メドピア<6095>、gumi<3903>、グレイス<6541>、日シス技術<4323>などの下げが目立った。半面、Hamee<3134>、シンシア<7782>、井筒屋<8260>、トビラS<4441>、Gunosy<6047>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が下落した。



日本・中国株式指数

名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)

TOPIX 500 INDEX (東証) 1,536.04 -2.95 -0.19% -3.21% +10.52% 15:00

TOPIX 100 INDEX (東証) 1,308.22 -1.10 -0.08% -2.77% +13.15% 15:00

日経平均株価 28,432.64 -207.85 -0.73% -3.98% +6.36% 15:15

日経500平均 2,819.02 -11.28 -0.40% -2.85% +6.73% 15:15

TOPIX (東証株価指数) 1,973.81 -4.32 -0.22% -3.27% +10.24% 15:00

日経300指数 414.60 -0.59 -0.14% -3.35% +10.97% 15:15

東証REIT指数 2,037.39 -11.57 -0.56% -1.12% +18.72% 15:00

JASDAQ インデックス 178.10 -1.47 -0.82% -4.77% -1.98% 15:00

TOPIX CORE 30 IDX (東証) 970.46 +1.26 +0.13% -2.05% +16.50% 15:00

東証マザーズ指数 993.77 -29.89 -2.92% -12.65% -16.34% 15:00

TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,334.88 -11.32 -0.48% -3.89% +7.52% 15:00

TOPIX MID 400 INDX (東証) 2,114.20 -9.11 -0.43% -4.16% +5.14% 15:00

日経ジャスダック平均 3,881.71 -28.52 -0.73% -2.72% +4.19% 15:00

東証2部 株価指数 7,450.01 -48.16 -0.64% -3.17% +10.90% 15:00

TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,991.11 -7.80 -0.39% -3.80% +8.68% 15:00

中国 上海総合指数 3,661.53 -19.56 -0.53% +3.46% +8.68% 17:30

中国 上海A株指数 3,837.90 -20.52 -0.53% +3.47% +8.68% 17:30

中国 深センA株指数 2,677.05 -3.82 -0.14% +3.69% +13.81% 16:00

中国 深セン成分指数 15,136.78 -75.71 -0.50% +2.93% +10.55% 16:00

中国 上海B株指数 282.16 -4.32 -1.51% +3.85% +19.66% 17:30

中国 深センB株指数 1,198.21 -4.68 -0.39% +3.08% +14.87% 16:00

中国 上海50A株指数 3,350.50 -15.57 -0.46% +4.04% -3.38% 17:30

中国 上海180A株指数 10,334.57 -70.56 -0.68% +3.25% +1.53% 17:30

中国 上海新総合指数(G株) 3,094.29 -16.48 -0.53% +3.46% +8.67% 17:30

中国 創業板指数 3,495.06 -1.90 -0.05% +1.89% +28.18% 16:00

上海/シンセン CSI300指数 5,049.70 -34.10 -0.67% +3.30% +2.33% 16:00

中国 深セン総合指数 2,558.25 -3.66 -0.14% +3.69% +13.82% 16:00


日経平均

現在値 28,432.64↑ (21/12/14 15:15)
前日比 -207.85 (-0.73%)
始値 28,554.86 (09:00) 前日終値 28,640.49 (21/12/13)
高値 28,672.96 (09:12) 年初来高値 30,795.78 (21/09/14)
安値 28,309.67 (12:37) 年初来安値 26,954.81 (21/08/20)


日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反落、ファーストリテと東エレクが2銘柄で約107円分押し下げ 16:36 配信 フィスコ

12月14日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり82銘柄、値下がり139銘柄、変わらず4銘柄となった。

日経平均は反落。13日の米国市場でNYダウは反落し、320ドル安となった。英国で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」による初の死者が確認され、14日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の縮小ペースが加速する可能性も警戒された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで85円安からスタート。FOMCを前に積極的な買いは手控えられたうえ、後場には岸田文雄首相の自社株買いを巡る発言が嫌気される場面もあり、一時28309.67円(前日比330.82円安)まで下落した。

大引けの日経平均は前日比207.85円安の28432.64円となった。東証1部の売買高は9億8594万株、売買代金は2兆3251億円だった。業種別では、空運業、サービス業、陸運業が下落率上位だった。一方、保険業、医薬品、電気・ガス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の60%、対して値上がり銘柄は35%となった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約66円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>などがつづいた。

一方、値上がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約12円押し上げた。同2位はトヨタ<7203>となり、アステラス薬<4503>、東京海上<8766>、第一三共<4568>、塩野義<4507>、中外薬<4519>などがつづいた。



*15:00現在

日経平均株価  28432.64(-207.85)

値上がり銘柄数  82(寄与度+70.87)
値下がり銘柄数 139(寄与度-278.72)
変わらず銘柄数  4

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 3404 59 +12.48
<7203> トヨタ 2045 43 +7.58
<4503> アステラス薬 1806.5 35 +6.17
<8766> 東京海上 6344 193 +3.40
<4568> 第一三共 2855 31.5 +3.33
<4507> 塩野義 7829 92 +3.24
<4519> 中外薬 3777 30 +3.17
<6981> 村田製 9016 111 +3.13
<7733> オリンパス 2465 18.5 +2.61
<4578> 大塚HD 4166 58 +2.04
<6971> 京セラ 7220 28 +1.97
<2802> 味の素 3453 55 +1.94
<6988> 日東電 8630 40 +1.41
<7267> ホンダ 3184 19 +1.34
<1721> コムシスHD 2600 36 +1.27
<4502> 武田 3116 35 +1.23
<8267> イオン 2834.5 27.5 +0.97
<2002> 日清粉G 1687 25 +0.88
<3382> 7&iHD 4964 25 +0.88
<2871> ニチレイ 2683 46 +0.81

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 67860 -1900 -66.97
<8035> 東エレク 61540 -1150 -40.53
<2413> エムスリー 5743 -150 -12.69
<6367> ダイキン 26575 -335 -11.81
<6857> アドバンテ 10220 -150 -10.57
<6098> リクルートHD 6559 -99 -10.47
<9984> ソフトバンクG 5522 -49 -10.36
<6954> ファナック 24000 -240 -8.46
<4543> テルモ 4694 -35 -4.93
<4911> 資生堂 6644 -134 -4.72
<6645> オムロン 11750 -125 -4.41
<6758> ソニーG 13750 -120 -4.23
<9613> NTTデータ 2382 -23 -4.05
<7951> ヤマハ 5740 -110 -3.88
<6976> 太陽誘電 6470 -100 -3.52
<6762> TDK 4590 -30 -3.17
<8015> 豊通商 4885 -80 -2.82
<6479> ミネベアミツミ 3235 -80 -2.82
<6724> エプソン 1939 -36 -2.54
<3659> ネクソン 2232 -35 -2.47


TOPIX

現在値 1,973.81↓ (21/12/14 15:00)
前日比 -4.32 (-0.22%)
始値 1,976.67 (09:00) 前日終値 1,978.13 (21/12/13)
高値 1,985.20 (10:34) 年初来高値 2,120.18 (21/09/14)
安値 1,966.82 (12:37) 年初来安値 1,776.60 (21/01/04)


東証業種別ランキング:空運業が下落率トップ 15:39 配信 フィスコ

空運業が下落率トップ。そのほかサービス業、陸運業、鉱業、証券業なども下落。一方、保険業が上昇率トップ。そのほか医薬品、電力・ガス業、輸送用機器、銀行業なども上昇。


業種名/現在値/前日比(%)

1. 保険業 / 1,138.85 / 1.57
2. 医薬品 / 2,953.17 / 0.97
3. 電力・ガス業 / 330.39 / 0.87
4. 輸送用機器 / 3,384.93 / 0.70
5. 銀行業 / 144.48 / 0.45
6. 食料品 / 1,691.94 / 0.39
7. 水産・農林業 / 444.62 / 0.23
8. パルプ・紙 / 499.02 / 0.18
9. ゴム製品 / 3,428.77 / 0.16
10. ガラス・土石製品 / 1,198.44 / 0.13
11. 鉄鋼 / 430.37 / 0.12
12. 情報・通信業 / 4,733.23 / 0.09
13. 繊維業 / 575.47 / 0.03
14. 精密機器 / 11,254.13 / -0.02
15. 卸売業 / 1,885.63 / -0.07
16. 倉庫・運輸関連業 / 1,836.93 / -0.08
17. 石油・石炭製品 / 994.87 / -0.09
18. 金属製品 / 1,334.22 / -0.12
19. 建設業 / 1,123.79 / -0.14
20. 化学工業 / 2,280.8 / -0.20
21. 小売業 / 1,309.05 / -0.27
22. その他製品 / 3,527.58 / -0.38
23. その他金融業 / 715.98 / -0.41
24. 電気機器 / 4,006.69 / -0.75
25. 海運業 / 938.32 / -0.77
26. 非鉄金属 / 956.65 / -0.77
27. 機械 / 2,301.09 / -0.89
28. 不動産業 / 1,368.93 / -0.89
29. 証券業 / 378.06 / -0.92
30. 鉱業 / 282.69 / -0.94
31. 陸運業 / 1,757.23 / -1.18
32. サービス業 / 3,000.48 / -1.24
33. 空運業 / 179.37 / -2.71


業種別(東証株価指数33業種)


JPX日経インデックス400

現在値 17,838.24↓ (21/12/14 15:00)
前日比 -38.90 (-0.22%)
始値 17,866.27 (09:00) 前日終値 17,877.14 (21/12/13)
高値 17,944.22 (10:34) 年初来高値 19,181.57 (21/09/14)
安値 17,774.71 (12:36) 年初来安値 16,082.48 (21/01/04)


JASDAQ平均

現在値 3,881.71↑ (21/12/14 15:00)
前日比 -28.52 (-0.73%)
始値 3,898.21 (09:00) 前日終値 3,910.23 (21/12/13)
高値 3,898.73 (09:00) 年初来高値 4,113.94 (21/09/14)
安値 3,868.79 (12:43) 年初来安値 3,692.19 (21/01/04)


JASDAQ平均は反落、FOMC前に手じまい売り優勢/JASDAQ市況 16:06 配信 フィスコ

JASDAQ平均:3,881.71 (-28.52)
出来高:6693万株
売買代金:569億円
J-Stock Index:3,781.24 (-37.35)

 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は、J-Stock Indexはそろって反落、JASDAQ-TOP20は大幅に反落した。値上がり銘柄数は193(スタンダード189、グロース4)、値下り銘柄数は400(スタンダード370、グロース30)、変わらずは55(スタンダード52、グロース3)。 

本日のJASDAQ市場は軟調な展開となった。週明け13日の米株式市場のダウ平均は反落。新型コロナのオミクロン変異株を巡り英国で初の死者が報告され投資家心理が悪化。また、翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小ペースが加速する可能性も警戒され、ナスダック総合指数は大幅に反落した。主要株価指数がそろって下落した米株市場を嫌気して本日のJASDAQ平均は下落してスタート、その後もじりじりと下げ幅を拡げる展開となった。後場では下げ渋り、大引けにかけて下げ幅を縮小する動きを見せたものの戻りは限定的だった。海外でオミクロン株への警戒が再度強まっていることから投資家心理が悪化、本日から開催されるFOMCを前に手じまい売りが優勢だった。また、12月後半のIPOラッシュを控え、マザーズ銘柄を中心に引き続き換金売りが広がる中、JASDAQ市場にも売り気が波及した。そのほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅下落を受け、JASDAQ市場の半導体関連株は軟調な展開に、代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20も大幅下落となりJASDAQ平均の重しとなった。 

個別では、前日まで大幅に上昇していたアミタホールディングス<2195>が利食い売り優勢から17%安で値下り率トップに、前日に続いて売り優勢の展開となったランドネット<2991>が15%安のストップ安となった。また、21年10月期は過去最高の営業利益を達成するも材料出尽くし感から売られたシステム ディ<3804>が7%安に、時価総額上位銘柄では、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>などが冴えなかった。値下り率上位にはユークス<4334>、オーエムツーネットワーク<7614>などが顔を出した。 

一方、9日にメタバース領域に事業参入すると発表し、これを手掛かり材料に物色が向かっているANAP<3189>が38%高で値上がり率トップに、第1回新株予約権の大量行使で希薄化懸念が一服したとの見方から買いが向かったシンクレイヤ<1724>が17%高のストップ高となった。時価総額上位銘柄では、ユニバーサル<6425>やアンビス<7071>がプラス圏で推移した。値上がり率上位にはクリエアナブキ<4336>、アピリッツ<4174>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20では、フェローテク<6890>、ザイン<6769>、セプテーニHD<4293>などが下落した。



マザーズ指数

現在値 993.77↓ (21/12/14 15:00)
前日比 -29.89 (-2.92%)
始値 1,015.44 (09:00) 前日終値 1,023.66 (21/12/13)
高値 1,016.84 (09:02) 年初来高値 1,340.38 (21/02/16)
安値 989.98 (12:37) 年初来安値 993.29 (21/08/18)


マザーズ指数は大幅に4日続落、終値で昨年8月以来の1000pt割れ/マザーズ市況 16:39 配信 フィスコ

本日のマザーズ市場では、日経平均以上にマザーズ指数の軟調ぶりが目立った。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大や今晩からの米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する警戒感が根強く、国内外の株式相場が軟調だったことから、マザーズ市場でも積極的な買いは手控えられた。また、今後のIPO(新規株式公開)に備えるための換金売りや、株価急落による損失覚悟の売りが出たとみられる。

なお、マザーズ指数は大幅に4日続落、終値ベースで昨年8月3日以来の1000pt割れとなった。売買代金は概算で1816.86億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり323銘柄、変わらず10銘柄となった。 

個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やビジョナル<4194>が軟調。売買代金上位では、従前賑わっていたサイエンスアーツ<4412>やセルソース<4880>が2割前後の大幅安となった。売買代金トップで10日上場のフレクト<4414>、それにエネチェンジ<4169>やアドベンチャー<6030>も売りがかさんだ。

一方、時価総額上位ではAppier<4180>が小高く、売買代金上位ではINC<7078>が急反発。また、再生誘導医薬の試験結果が好感されたステムリム<4599>は買い気配のままストップ高比例配分となり、バードマン<7063>は連日でストップ高を付けた。



東証REIT指数

現在値 2,037.39↓ (21/12/14 15:00)
前日比 -11.57 (-0.56%)
始値 2,048.05 (09:00) 前日終値 2,048.96 (21/12/13)
高値 2,054.54 (09:38) 年初来高値 2,200.02 (21/07/13)
安値 2,029.04 (13:56) 年初来安値 1,750.45 (21/01/06)


日経平均VI

現在値 20.58↓ (21/12/14 15:20)
前日比 +0.80 (+4.04%)
始値 20.23 (09:00) 前日終値 19.78 (21/12/13)
高値 21.37 (12:37) 年初来高値 30.91 (21/12/06)
安値 19.71 (09:12) 年初来安値 14.90 (21/09/21)


日経VI:上昇、午後は株価軟調で警戒感広がる 16:00 配信 フィスコ

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比+0.80(上昇率4.04%)の20.58と上昇した。なお、高値は21.37、安値は19.71。

今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後は日経225先物が概ね底堅く推移し、午前の日経VIは小幅な少々にとどまり、不安心理の高まった状態の基準とされる20をはさんだ動きとなったが、午後は日経225先物が下げ幅を広げ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇幅を広げる動きとなった。



東証2部指数

現在値 7,450.01↓ (21/12/14 15:00)
前日比 -48.16 (-0.64%)
始値 7,487.95 (09:00) 前日終値 7,498.17 (21/12/13)
高値 7,487.95 (09:00) 年初来高値 7,896.33 (21/09/14)
安値 7,429.12 (12:37) 年初来安値 6,523.55 (21/01/04)


日経平均先物

現在値 28,430.00↑ (21/12/14 06:00)
前日比 -220.00 (-0.77%)
高値 28,670.00 (18:16) 始値 28,610.00 (16:30)
安値 28,380.00 (00:28) 前日終値 28,650.00 (21/12/13)


TOPIX先物

現在値 1,965.50↑ (21/12/14 06:00)
前日比 -13.00 (-0.66%)
高値 1,982.00 (18:18) 始値 1,974.00 (16:30)
安値 1,962.50 (05:53) 前日終値 1,978.50 (21/12/13)


JPX日経400先物

現在値 17,730.00↓ (21/12/14 06:00)
前日比 -130.00 (-0.73%)
高値 17,900.00 (18:16) 始値 17,840.00 (16:30)
安値 17,730.00 (06:00) 前日終値 17,860.00 (21/12/13)


東証マザーズ指数先物

現在値 992.00↓ (21/12/14 06:00)
前日比 -17.00 (-1.68%)
高値 1,009.00 (18:22) 始値 1,007.00 (16:30)
安値 991.00 (00:27) 前日終値 1,009.00 (21/12/13)


NYダウ先物 円建

現在値 35,666.00↓ (21/12/14 05:54)
前日比 -416.00 (-1.15%)
高値 36,086.00 (18:31) 始値 36,046.00 (16:30)
安値 35,600.00 (01:13) 前日終値 36,082.00 (21/12/13)


CME日経平均先物 円建

現在値 28,460.00↓ (21/12/13 15:59 CST)
前日比 -100.00 (-0.35%)
高値 28,730.00 始値 28,500.00
安値 28,380.00 前日終値 28,560.00 (21/12/10)


SGX日経平均先物

現在値 28,440.00↑ (21/12/14 05:14 SGT)
前日比 -200.00 (-0.70%)
高値 28,680.00 始値 28,650.00
安値 28,385.00 前日終値 28,640.00 (21/12/13)


長期国債先物

現在値 152.060↓ (21/12/14 06:00)
前日比 +0.090 (+0.06%)
高値 152.110 (01:51) 始値 151.950 (15:30)
安値 151.950 (15:30) 前日終値 151.970 (21/12/13)


14日の日本国債市場概況:債券先物は152円02銭で終了 17:26 配信 フィスコ

<円債市場>
長期国債先物2022年3月限
寄付152円09銭 高値152円09銭 安値152円02銭 引け152円02銭
売買高総計15299枚

2年 431回 -0.115%
5年 149回 -0.100%
10年 364回 0.045%
20年 178回 0.455%

債券先物3月限は、152円09銭で取引を開始。前日NY市場での米株安・長期金利上昇を受けて買いが先行した。その後、財務省の流動性供給入札の結果は良好だったが、米10年債利回りがやや上昇するなかで売りが優勢になり、152円02銭まで下げた。現物債の取引では、2年債、10年債、20年債が売られ、5年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は0.64%、10年債は1.42%、30年債は1.80%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.38%、英国債は0.69%、オーストラリア10年債は1.53%、NZ10年債は2.36%。(気配値)



日本国債3年

年利回り -0.111 (21/12/14 03:05)
前日比 0.000


日本国債5年

年利回り -0.092 (21/12/14 03:05)
前日比 -0.003


日本国債10年

年利回り 0.047 (21/12/14 03:05)
前日比 -0.002


アジア株式市場サマリー

東南アジア株式市場は、まちまちで終了。多くの中央銀行が今週開く政策決定会合に注目している。

16日に会合を開く予定のインドネシアとフィリピンの中銀は金利を据え置くとみられている。欧州中央銀行(ECB)と英中銀も同日に会合を開く。

ANZのアナリストは顧客向けメモで「今週予定されている一連の中央銀行の会合を前に、リスクを選好する市場の動きは後退した」と指摘した。

マニラ市場は0.62%高。フィリピン中銀は13日、政策会合を前に、必要な限り景気の下支えを継続するとの方針を示した。

中国株式市場は反落して引けた。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の流行や不動産開発企業の債務リスクが重しとなった。素材、金融、一般消費財が売られた。

金融は1.17%安。資源は2.3%安。不動産<.CSI000952>は2.47%安。一般消費財が2%安。

不動産株は、上海証券取引所で不動産開発の上海世茂の社債が売買停止となったことが嫌気された。

中国証券監督管理委員会(CSRC)は13日、債券のデフォルト(債務不履行)リスクを適切に払拭し、「偽の金融取引所」を取り締まるとの声明を発表した。

中国の主要な製造業拠点である東部・浙江省では、新型コロナ感染拡大を受け、複数の企業が生産を停止している。これも地合いを圧迫する要因となった。

深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は0.05%安。

ハイテク株が売り圧力に見舞われた。中国サイバースペース管理局(CAC)は14日、中国版ツイッターと呼ばれる短文投稿サイト運営の微博(ウェイボ)が違法情報を繰り返し掲載したとして、300万元(47万ドル)の罰金を科したと明らかにした。

香港株式市場は続落して引けた。不動産株とハイテク株が売られた。

エネルギー株が1.2%安、IT(情報技術)株が1.83%安、金融株が1.37%安

不動産株が2.77%安。本土デベロッパー株は6.87%安。

ハンセン・テック株指数が下落。

ソウル株式市場は3営業日続落。多くの各国中央銀行が政策決定会合を開くのを前に、引き続きリスクの高い資産が敬遠された。

主要銘柄では、電池メーカーのLG化学が5.01%安、同業のサムスンSDIは3.27%安。半導体大手サムスン電子は0.26%高、同業のSKハイニックスが0.41%安。

ミラエ・アセット・セキュリティーズのアナリストは「総合株価指数(KOSPI)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から下落した。また、英国で(新型コロナウイルスの)オミクロン株による初の死者が発見されたことで懸念が高まった」と述べた。

外国人投資家は3588億ウォン(約3億0363万ドル)相当の売り越し。

シドニー株式市場は序盤の下落を取り戻し横ばいで引けた。金融株が上昇した一方、小売株が下落した。市場は米連邦準備制度理事会(FRB)を含む多くの各国中央銀行の政策会合に備えている。

S&P/ASX200指数は0.01%で終了。取引時間中には0.5%下落する場面もあった。

金融株指数は0.2%高。一時0.5%安から取り戻した。「4大銀行」のうち3行は0.04ー0.6%高。一方、コモンウェルス銀行は0.5%安。

小売株指数は、下げ幅がシドニー株の中で最大。一時6%安と2020年3月以来の下げ幅を付けた。スーパー最大手ウールワース・グループが国内食品事業の上半期営業利益の減少を予想したことで小売株は下げた。ウールワースは7.7%安。競合企業のコールズは2.7%安。

鉱業株指数は0.6%高。鉄鉱石価格は供給が逼迫(ひっぱく)する中、依然として堅調に推移している。リオティントとBHPグループ、フォー
テスキュー・メタルズは0.05ー1.4%高。

バイオテック企業CSLは、スイス製薬企業ビフォア・ファーマを117億ドルで買収すると取引時間後に発表した。取引は全額現金で行われる。



 終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3661.5253 - 19.5567 - 0.53 3669.8067 3671.6784 3654.6561 前営業日終値 3681.0820
中国 CSI300指数 5049.695 -34.105 -0.67 5066.350 5075.214 5038.858 前営業日終値 5083.801
香港 ハンセン指数 23635.95 -318.63 -1.33 23693.73 23817.58 23560.13 前営業日終値 23954.58
香港 ハンセン中国株指数 8418.61 -132.53 -1.55 8461.69 8504.84 8387.15 前営業日終値 8551.14
韓国 総合株価指数 2987.95 -13.71 -0.46 2983.95 3001.70 2976.16 前営業日終値 3001.66
台湾 加権指数 17599.37 -168.23 -0.95 17754.38 17754.38 17566.99 前営業日終値 17767.60
豪 S&P/ASX指数 7378.40 -0.90 -0.01 7379.30 7393.50 7341.30 前営業日終値 7379.30
シンガポール ST指数 3121.09 +1.14 +0.04 3117.12 3128.80 3114.43 前営業日終値 3119.95
マレーシア 総合株価指数 1480.92 -13.94 -0.93 1492.89 1492.89 1479.92 前営業日終値 1494.86
インドネシア 総合株価指数 6615.637 -47.234 -0.71 6665.383 6671.313 6598.70 前営業日終値 6662.871
フィリピン 総合株価指数 7241.99 +44.38 +0.62 7252.01 7252.01 7158.65 前営業日終値 7197.61
ベトナム VN指数 1476.02 -0.19 -0.01 1476.21 1485.14 1469.21 前営業日終値 1476.21
タイ SET指数 1630.64 +4.81 +0.30 1619.69 1630.93 1616.51 前営業日終値 1625.83
インド SENSEX指数 58117.09 -166.33 -0.29 58059.76 58322.42 57803.87 前営業日終値 58283.42
インド NSE指数 17324.90 -43.35 -0.25 17283.20 17376.20 17225.80 前営業日終値 17368.25 


中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート

ニュージーランド ▼0.50% 12,929.59 H:12,994.19L:12,888.96 -64.61 12/14
[CFD] 日本 日経平均 28,213.00 日経比:-219 ▼0.77% H:28,534L:28,182 01:38
中国 上海B株 ▼1.51% 282.16 H:286.11L:281.99 -4.32 12/14
中国 上海A株 ▼0.53% 3,837.90 H:3,848.56L:3,830.69 -20.53 12/14
中国 深セン成分 ▼0.50% 15,136.77 H:15,185.25L:15,109.06 -75.71 12/14
中国 深センB株 ▼0.39% 1,198.21 H:1,202.40L:1,196.48 -4.68 12/14
中国 深センA株 ▼0.14% 2,677.05 H:2,683.52L:2,669.39 -3.82 12/14
[CFD] 香港 HangSeng 23,576.00 指数比:-59 ▼0.25% H:23,705L:23,441 01:38
香港 レッドチップ指数 ▼1.18% 3,860.72 H:3,900.70L:3,847.55 -45.98 12/14
サウジ TASI ▲0.04% 11,024.68 H:11,058.95L:10,975.46 +4.82 12/14
UAEドバイ DFMGI ▲0.83% 3,273.49 H:3,277.69L:3,219.78 +26.91 12/14
イスラエル TA35 ▼0.15% 1,886.15 H:1,892.01L:1,866.42 -2.75 12/14


14日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で反落、景気敏感株に売り 16:50 配信 フィスコ

14日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比19.56ポイント(0.53%)安の3661.53ポイント(上海A株指数は0.53%安の3837.90ポイント)と反落した。

新型コロナウイルス感染拡大が不安視される流れ。浙江省ではコロナのクラスターが相次いでおり、13日までに少なくとも上場企業17社が業務停止を強いられている。また、国営メディアは13日、コロナ変異ウイルス(オミクロン)感染例が天津市で中国初確認されたと伝えた。オミクロン型はデルタ型よりも感染力が非常に強いとの分析もあり、北京冬季五輪の開催を来年2月に控える中、「ゼロコロナ」政策を掲げる中国で厳格な対策がとられることは必至。経済活動の停滞が懸念されている。(亜州リサーチ編集部)

業種別では、景気動向に敏感な資源・素材が安い。中国神華能源(601088/SH)が2.6%、中国石油天然気(601857/SH)が2.0%、中国アルミ(601600/SH)が4.9%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.8%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.7%ずつ下落した。

自動車株もさえない。広州汽車集団(601238/SH)が4.1%安、長城汽車(601633/SH)が3.7%安、上海汽車集団(SAIC:600104/SH)が2.1%安で引けた。不動産株、金融株、運輸株、半導体株、インフラ関連株なども売られている。

半面、メディア関連株は急伸。中文伝媒(600373/SH)や風語築展示(603466/SH)、三人行伝媒(605168/SH)などがストップ高した。中文伝媒などは、仮想空間技術「メタバース」(中国語:元宇宙)の関連銘柄とみられている。そのほか医薬品株、公益株、防衛関連株、食品飲料株も買われた。

一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.32ポイント(1.51%)安の282.16ポイント、深センB株指数が4.68ポイント(0.39%)安の1198.21ポイントで終了した。



14日の香港市場概況:ハンセン1.3%安で3日続落、中国不動産セクターに売り 18:00 配信 フィスコ

14日の香港市場は、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前日比318.63ポイント(1.33%)安の23635.95ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が132.53ポイント(1.55%)安の8418.61ポイントとそろって3日続落した。売買代金は1199億8740万香港ドルにやや縮小している(13日は1296億9180万香港ドル)。

新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が強まる流れ。コロナのクラスター発生が相次ぐ中国浙江省では、少なくとも上場企業17社が13日までに業務停止を強いられている。また、国営メディアは13日、コロナ変異ウイルス(オミクロン)感染例が中国で初確認されたと伝えた。香港では、新たに2人(累計7人)のオミクロン感染が報告されている。オミクロン型はデルタ型よりも感染力が非常に強いとの分析もあり、北京冬季五輪の開催を来年2月に控える中、「ゼロコロナ」政策を掲げる中国で厳格な対策がとられることは必至。経済活動の停滞が懸念されている。また、中国不動産業を巡る警戒感も根強い。民営大手デベロッパーの債務問題が依然としてくすぶっている。(亜州リサーチ編集部)

セクター別では、中国不動産の下げが目立つ。世茂集団HD(813/HK)が19.9%安、融創中国HD(SUNACチャイナ:1918/HK)が12.8%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が11.3%安で引けた。世茂集団に関しては、グループ間の資産取引を巡り、大手ブローカーが「危険信号」を送ったこともネガティブ。不動産管理サービスの世茂服務HD(シマオ・サービシズ・ホールディングス:873/HK)が兄弟会社の上海世茂(600823/SH)から資産を買収する計画を発表したことについて、JPモルガン・チェースは最新リポートで、「世茂の流動性ひっ迫を示し、コーポレートガバナンス(企業統治)上の危険信号でもある」と分析した(世茂服務株は32.0%安、上海世茂株は2.7%安で終了)。

エアラインや旅行代理店、カジノなどレジャー関連も安い。中国南方航空(1055/HK)が3.1%、中国国際航空(753/HK)が3.0%、携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が6.0%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.9%ずつ下落した。

景気動向に敏感な素材セクターも急落。非鉄の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が4.9%安、鉄鋼の鞍鋼(347/HK)が3.9%安、セメントの中国建材(3323/HK)が3.7%安で取引を終えた。

中国自動車セクターもさえない。五菱汽車集団HD(305/HK)が4.2%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.7%安、小鵬汽車(9868/HK)と理想汽車(2015/HK)がそろって3.3%安と値を下げた。

一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.53%安の3661.53ポイントで取引を終了した。資源・素材株が安い。自動車株、不動産株、金融株、運輸株、半導体株、インフラ関連株なども売られた。半面、メディア関連株は高い。医薬品株、公益株、軍事関連株、食品飲料株も買われた。
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