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「惨事」となった佐賀・神埼市の陸自ヘリ墜落事故:民家巻き込む

2018-02-06 12:31:37 | その他


2018/2/5 23:55

 轟音(ごうおん)が響き渡り、炎と黒煙が上がった。佐賀県神埼市で5日、陸上自衛隊ヘリコプターが民家に墜落し、隊員1人が死亡した事故。現場にいた女児は間一髪逃げ延びたが、軽傷を負った。機体は上空で制御を失い、機首から落下したという。近くに小学校や幼稚園が点在する静かな住宅地。「まさか、こんな場所で」。人々は言葉を失った。

陸自ヘリが神埼市千代田町の2階建て民家に墜落したのは午後4時40分ごろ。近くに住む会社員、馬場誠さん(69)は数分後、現場の約30メートル手前まで近づいた。「白い煙の中、民家の屋根から機体の尾部が見え、まるで突き刺さったようだった。その後、2階から炎が上がった」と振り返る。間もなく駆けつけた多数の消防車両。放水作業が続く住宅地一帯には焦げた臭いが立ち込めた。

 佐賀県警によると、民家には発生当時、小学5年の女児(11)がいた。慌てて飛び出すと、隣の平屋にいた祖母(69)と一緒に避難。「良かった。良かった」。女児は膝に軽傷を負ったが、祖母と抱き合いながら泣いていたという。捜査関係者は「逃げるのが少しでも遅れていたら、命も危なかった」と漏らした。

 墜落の瞬間は複数の人々が目撃していた。墜落現場から南西へ約500メートルの場所にあるJAさが神埼地区千代田支所で勤務していた男性職員(43)は最初「ガラガラガラ」という異常音を聞いた。

 「何の音だ?」。慌てて職場の窓の外を見ると、北東の上空に黒っぽいヘリコプターが見えたが、回転翼が回っていないようだった。直後に機体は真下へと一直線に落下し、黒い煙が上がった。「まさか、こんな近くにヘリが落ちるなんて……」

 近隣の女性は現場から約1キロの地点を散歩中、低空を飛ぶヘリを目にした。「回転翼のような板状の部品が脱落し、直後に機体が真下に墜落した」と証言する。

 近くには小学校や幼稚園もある静かな地域に不安が広がった。約300メートル離れた市立千代田中部小にも午後4時40分ごろ、校内に「ドン」という大きな音が響いた。約220人の児童は全員下校した後だった。約1キロの距離に住む重松吉信さん(69)は「自衛隊のヘリは近所の上空を毎日1~2回通過する。これからも心配だ」と話した。






2018/2/5 18:23 (2018/2/6 0:44更新)

 5日午後4時43分ごろ、佐賀県神埼市で陸上自衛隊所属の攻撃ヘリコプターが墜落した。県警によると、搭乗していた男性隊員1人が死亡した。1人は行方不明で捜索中という。墜落で炎上した住宅にいた小学5年の女児が逃げる際に右膝を打ち軽いけがを負った。


防衛省などによると、墜落したのは陸自の対戦車攻撃ヘリ「AH―64D」。陸自目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)に所属し、整備点検後の試験飛行中で、離陸直後に管制との通信が途絶え、7分後に墜落したという。異常を検知して不時着を試みたとの情報がある。

 防衛省は5日夜、搭乗していた隊員は2人で、高山啓希1等陸曹(26)が死亡。斉藤謙一2等陸佐(43)は行方を捜索中という。防衛省は当初、2人が心肺停止と説明したが、斉藤2等陸佐の行方は不明と訂正した。

 小野寺五典防衛相は防衛省で「東側から西側に飛行中に機首から落下し、煙のようなものを確認した」と語った。

 佐賀県警などによると、墜落場所は神埼市千代田町の一戸建て住宅付近。


ヘリ墜落で炎上した2階建て住宅内には当時、小学5年の女児(11)がおり、一部が焼けた隣の平屋建てには祖母(69)がいた。2人とも墜落音に驚き、外に逃げ出したという。

 消防によると、2軒の火災は午後8時47分ごろに鎮火した。

 現場はJR長崎線の神埼駅から4キロほどで、近くには幼稚園のほか小学校や公民館、住宅などがある。

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