CMX銅先物
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2018年5月24日
306.1 -5.95
LME銅先物
6867 -112
LMEアルミ先物
2270 0
LMEニッケル先物
14650 -130
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 24886.81 +52.40 +0.21% 24889.46 24667.12 16 14
*ナスダック 7425.96 +47.51 +0.64% 7426.78 7334.62 1304 1057
*S&P500 2733.29 +8.85 +0.32% 2733.33 2709.54 277 227
*SOX指数 1373.95 +6.98 +0.51%
*225先物 22620 大証比 -100 -0.44%
【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 109.94 -0.14 -0.13% 110.12 109.94
*ユーロ・ドル 1.1703 +0.0006 +0.05% 1.1707 1.1696
*ユーロ・円 128.66 -0.10 -0.08% 128.82 128.65
*ドル指数 93.95 +0.34 +0.36% 94.19 93.51
【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 2.53 -0.04 2.59 2.52
*10年債利回り 2.99 -0.07 3.06 2.99
*30年債利回り 3.15 -0.06 3.21 3.15
*日米金利差 2.95 -0.11
【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 71.84 -0.36 -0.50% 72.26 71.19
*金先物 1294.8 -2.6 -0.20% 1303.8 1292.0
*銅先物 307.1 -6.1 -1.96% 313.2 304.9
*CRB商品指数 206.38 +0.18 +0.08% 206.59 205.34
【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7788.44 -89.01 -1.13% 7877.45 7765.32 18 82
*独DAX 12976.84 -193.08 -1.47% 13148.05 12929.90 1 29
*仏CAC40 5565.85 -74.25 -1.32% 5626.02 5544.41 7 33
1 公益事業 +0.9%2 情報技術 +0.86%3 不動産 +0.81%4 一般消費財 +0.76%5 生活必需品 +0.48%6 ヘルスケア +0.34%7 エネルギー 0%8 資本財・サービス -0.15%9 素材 -0.18%10 電気通信サービス -0.43%11 金融 -0.6%
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2018年5月23日
ダウ平均は反発 議事録で利回り曲線やIOERを議論=米国株概況 #klugfxnews_432160
配信日時 2018年5月24日(木)05:26:00 掲載日時 2018年5月24日(木)05:36:00
NY株式23日(NY時間16:25)
ダウ平均 24886.81(+52.40 +0.21%)
S&P500 2733.29(+8.85 +0.32%)
ナスダック 7425.96(+47.50 +0.64%)
CME日経平均先物 22620(大証終比:-100 -0.44%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。序盤は米中貿易摩擦や北朝鮮問題の不透明感が強まり売りが優勢となっていたものの、後半になって買い戻しが出ている。
午後になってFOMC議事録が公表され、直ぐに次回の利上げが適切になると大半が判断していたことが明らかとなっている。6月利上げを示唆する内容ではあるが、6月利上げに関しては市場も既に十分織り込んでおり驚きはない。
一方、インフレの緩やかなオーバーシュートであれば、有益な可能性も指摘されている。目標の2%を超えるインフレでも、しばらくは許容する姿勢を示しており、緩やかな利上げ姿勢も強調。
ほぼ予想された内容でもあり、それ自体の市場の反応は鈍いが、利回り曲線の傾きや超過準備預金金利(IOER)に関しても議論していたことが明らかとなり、IOERの引き下げの可能性にも言及していた。これを受け米2年債利回りが急降下しており、株式市場はポジティブな反応を見せていたようだ。
ダウ採用銘柄ではメルクやマクドナルド、ボーイングが上昇したほか、インテル、マイクロソフトも堅調。一方、GEが大幅安となったほか、ディズニー、アメックス、ゴールドマン、JPモルガンが下落。ベライゾン、ユナイテッド・ヘルスも軟調。
GEはフラナリーCEOがコンファレンスで発言しており、「苦難は直ぐに終息することはないと見ている」と述べたことが売りを加速させていた。
ナスダックも上昇。議事録後にIT・ハイテク株は買い戻しが強まっている。アマゾンやネットフリックス、マイクロンなど主力株は揃って上昇に転じた。
HPEが大幅安。前日引け後に2-4月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回る好調な決算となった。しかし、コンピュートやデータセンターネットワーキング、Pointnextの伸びが期待ほどではなかったことが嫌気されている模様。
ティファニーが上昇。2-4月期決算を発表しており、既存店売上高が予想を上回った。北米や日本などアジアでの販売が好調だった。
ホームセンター2位のロウズが上昇。2-4月期決算を発表しており、冴えない決算となったものの、悪天候による特殊要因が大きく、5月の既存店売上高は2桁増との見通しを述べている。市場は住宅市場は堅調との楽観的な見方が多い模様。
ディスカウントストアのターゲットが下落。この日発表の2-4月期決算は、オンライン販売の押し上げで既存店売上高が予想を上回るなど好調な面も見られた。しかし、オンライン販売に伴うコスト増などで営業利益率が低下し、1株利益は予想を下回っている。アマゾンなどeコマースとの競争に伴う投資増が圧迫しているようだ。
ティファニー 126.05(+23.81 +23.29%)
ロウズ 94.69(+8.94 +10.43%)
ターゲット 71.17(-4.30 -5.70%)
HPエンタープライズ 15.58(-1.83 -10.51%)
アルファベット(C) 1079.69(+9.96 +0.93%)
フェイスブック 186.90(+3.10 +1.69%)
ネットフリックス 344.72(+13.10 +3.95%)
テスラ 279.07(+4.06 +1.48%)
アマゾン 1601.86(+20.46 +1.29%)
エヌビディア 247.54(+4.99 +2.06%)
ツイッター 33.42(+0.56 +1.70%)
ダウ採用銘柄
J&J 123.45(+0.54 +0.44%)
P&G 74.18(+0.15 +0.20%)
ダウ・デュポン 67.04(-0.43 -0.64%)
ボーイング 359.21(+4.19 +1.18%)
キャタピラー 157.74(+1.54 +0.99%)
ユナイテッド 127.58(-0.29 -0.23%)
ビザ 131.88(+1.17 +0.90%)
ナイキ 71.34(+0.03 +0.04%)
GE 14.18(-1.11 -7.26%)
3M 198.67(-0.30 -0.15%)
エクソンモビル 82.15(+0.51 +0.62%)
シェブロン 128.70(+0.47 +0.37%)
コカコーラ 42.40(+0.15 +0.36%)
ディズニー 102.89(-1.18 -1.13%)
マクドナルド 161.62(+2.17 +1.36%)
ウォルマート 83.01(-0.36 -0.43%)
ホームデポ 186.67(-0.20 -0.11%)
JPモルガン 112.49(-0.52 -0.46%)
トラベラーズ 130.90(-0.52 -0.40%)
ゴールドマン 237.81(-0.19 -0.08%)
アメックス 101.93(-0.77 -0.75%)
ユナイテッドヘルス 244.26(-0.92 -0.38%)
IBM 144.67(-0.42 -0.29%)
アップル 188.36(+1.20 +0.64%)
ベライゾン 48.59(-0.22 -0.45%)
マイクロソフト 98.66(+1.16 +1.19%)
インテル 55.21(+0.76 +1.40%)
ファイザー 35.97(+0.25 +0.70%)
メルク 59.17(+0.72 +1.23%)
シスコ 43.68(+0.03 +0.07%)
米国株式市場=小反発、FOMC議事要旨が米利上げペース加速示唆せず
終値 前日比 % 始値 高値 安値
ダウ工業株30種 24886.81 +52.40 +0.21 24757.71 24889.46 24667.12 前営業日終値 24834.41
ナスダック総合 7425.96 +47.50 +0.64 7335.03 7426.78 7334.62 前営業日終値 7378.46
S&P総合500種 2733.29 +8.85 +0.32 2713.98 2733.33 2709.54 前営業日終値 2724.44
ダウ輸送株20種 10727.35 -14.27 -0.13
ダウ公共株15種 680.68 +5.96 +0.88
フィラデルフィア半導体 1373.95 +6.98 +0.51
VIX指数 12.58 -0.64 -4.84
S&P一般消費財 841.19 +6.36 +0.76
S&P素材 372.49 -0.68 -0.18
S&P工業 632.68 -0.93 -0.15
S&P主要消費財 510.59 +2.45 +0.48
S&P金融 466.48 -2.81 -0.60
S&P不動産 191.82 +1.55 +0.81
S&Pエネルギー 571.98 -0.01 0.00
S&Pヘルスケア 963.43 +3.22 +0.34
S&P電気通信サービス 146.49 -0.63 -0.43
S&P情報技術 1223.92 +10.39 +0.86
S&P公益事業 251.68 +2.24 +0.90
NYSE出来高 8.25億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22620 - 100 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 22620 - 100 大阪比
米国株式市場は小反発。同日公表された5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨は、インフレ上昇が必ずしも米利上げぺースの加速につながらない可能性を示唆した。
ダウ平均株価
・アメリカ合衆国
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
ナスダック 運輸株指数
5,309.21 +6.42 +0.12% +2.41% +20.07% 6:16
S&P 小型株600種
1,003.41 -8.41 -0.83% +4.33% +19.95% 2018/05/23
ラッセル2000種指数
1,627.61 +2.37 +0.15% +4.19% +17.86% 5:30
ナスダック バイオテクノロジー株指数
3,372.07 +16.76 +0.50% +2.36% +10.79% 6:16
NYダウ 工業株30種
24,886.81 +52.40 +0.21% +1.79% +18.86% 5:45
ナスダック 銀行株指数
4,308.93 -20.15 -0.47% +3.86% +18.27% 6:16
ブルームバーグ REIT指数
272.50 +2.77 +1.03% +5.04% -2.76% 5:00
NYSE 総合指数
12,743.39 -23.26 -0.18% +1.05% +9.81% 6:04
ナスダック 100指数
6,953.63 +60.01 +0.87% +4.58% +21.92% 6:16
ナスダック 金融株指数
8,259.70 +6.73 +0.08% +1.52% +21.30% 6:16
ナスダック 保険株指数
8,358.81 -13.00 -0.16% -0.72% +1.54% 6:16
NYダウ 輸送株20種
10,727.35 -14.27 -0.13% +1.00% +19.06% 5:45
ナスダック 通信株指数
355.17 -0.51 -0.14% -2.40% +16.10% 6:16
S&P 500種
2,733.29 +8.85 +0.32% +2.36% +13.96% 5:45
ナスダック 総合指数
7,425.96 +47.50 +0.64% +4.17% +20.97% 6:16
NYダウ 公共株15種
680.68 +5.96 +0.88% -1.54% -4.20% 5:45
KBW銀行株指数
110.13 -0.75 -0.68% +2.11% +20.48% 6:16
ラッセル1000種指数
1,516.29 +4.62 +0.31% +2.38% +14.07% 5:30
ナスダック 金融100指数
4,787.38 -16.85 -0.35% +2.11% +19.91% 6:16
ラッセル3000種指数
1,624.00 +4.75 +0.29% +2.52% +14.36% 5:30
ナスダック コンピューター株指数
4,479.48 +41.90 +0.94% +7.05% +26.79% 6:16
ナスダック 工業株指数
5,871.99 +35.50 +0.61% +2.05% +16.98% 6:16
今日の世界株価指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
アルゼンチン メルバル指数
30,233.95 -757.40 -2.44% -2.29% +40.49% 5:36
ブラジル ボベスパ指数
80,867.29 -1,871.59 -2.26% -5.53% +29.05% 5:25
S&P/BMV IPC指数
45,776.69 +175.82 +0.39% -5.50% -6.66% 5:16
S&P トロント総合指数
16,133.80 -10.99 -0.07% +3.74% +4.24% 5:54
欧州株価指数
ロンドン株23日 3日ぶり反落、89.01ポイント安、石油株と鉱業株が安い:日本経済新聞
2018/5/24 0:59
【NQNロンドン】23日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。最高値を更新した前日22日の終値に比べ89.01ポイント(1.13%)安の7788.44で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。午後遅くに下げ幅が広がった。
米中通商交渉や米朝首脳会談の開催をめぐる不透明感から、世界各国株式相場が下落し、これに連動した。原油と銅の価格安を背景に石油株と鉱業株が売られ、株価指数に大きく影響した。
石油のロイヤル・ダッチ・シェルとBPの下げが大きくなった。鉱業株も全面安だった。なかでも、アングロ・アメリカンは5%安と目立った。航空株も売られ、インターナショナル・エアラインズ・グループは、アナリストが投資判断を引き下げたことなどが売り材料となった。
広告のWPPグループは4%超下落した。主要顧客であるHSBCホールディングスを競合に奪われたことが嫌気されている。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループと資産運用のスタンダード・ライフ・アバディーンの下げも目立った。
半面、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)は5%超上昇した。通期決算で2年連続の減益となったものの、利益が市場予想を上回ったほか、配当の据え置きを発表したことが好感され買われた。
総合ヘルスケアのNMCヘルスとたばこのインペリアル・ブランズ、日用品のレキットベンキーザーの上げも目立った。
スタンダードチャータード銀行も買われた。同行を含む競合との統合の可能性について、バークレイズが模索していると一部で報じられた。ただ、バークレイズはこの日下落した。
FTSE100イギリス
▼1.13%
7,788.44
H:7,877.45
L:7,765.32
-89.01
05/23
ドイツ株23日 反落、DAX193ポイント安、世界的な株安に連動:日本経済新聞
2018/5/24 1:06
【NQNロンドン】23日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日22日と比べて193.08ポイント(1.47%)安の12976.84だった。米中通商交渉や米朝首脳会談の開催をめぐる不透明感から世界各国の株式相場が下落し、これに連動した。DAX構成銘柄では1銘柄を除くすべての銘柄が下落した。
航空のルフトハンザと工業用ガスのリンデ、自動車のフォルクスワーゲンの下げが目立った。上昇したのは、アナリストが株価目標を引き上げたIT(情報技術)のSAPだけだった。
欧州の主要株式市場では、フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1%以上、イタリアのFTSE・MIBとスペインのIBEX35も1%以上、それぞれ下がった。
DAXドイツ
▼1.47%
12,976.84
H:13,148.05
L:12,929.90
-193.08
00:34
CAC40フランス
▼1.32%
5,565.85
H:5,626.02
L:5,544.41
-74.25
00:35
SMIスイス
▼1.58%
8,794.94
H:8,903.22
L:8,766.52
-141.13
00:34
FTSE MIBイタリア
▼1.31%
22,911.71
H:23,061.29
L:22,754.48
-304.86
00:35
IBEX35スペイン
▼1.12%
10,025.00
H:10,101.80
L:9,957.80
-113.80
00:35
AEXオランダ
▼1.22%
565.07
H:570.08
L:563.30
-6.98
01:05
BEL20ベルギー
▼0.76%
3,887.18
H:3,912.27
L:3,875.60
-29.60
01:05
ATXオーストリア
▼0.93%
3,481.84
H:3,514.71
L:3,461.97
-32.62
05/23
PSI20ポルトガル
▼1.51%
5,700.05
H:5,733.18
L:5,683.75
-87.38
05/23
ASEギリシャ
▼1.59%
784.93
H:795.83
L:784.93
-12.72
05/23
OMXS30スウェーデン
▼1.38%
1,602.10
H:1,621.90
L:1,597.76
-22.34
05/23
OBXノルウェー
▼1.08%
810.37
H:819.21
L:808.04
-8.88
05/23
OMXC20デンマーク
▼0.29%
1,000.56
H:1,003.21
L:992.57
-2.89
05/23
RTSロシア
▼2.27%
1,174.71
H:1,193.33
L:1,173.74
-27.33
00:51
ISE100トルコ
▼1.39%
101,891.68
H:103,490.30
L:101,419.87
-1436.06
00:10
AllShr南アフリカ
▼1.86%
57,043.42
H:58,121.84
L:56,999.37
-1078.42
05/23
ユーロ・ストックス50
▼1.27%
3,541.82
H:3,580.67
L:3,528.12
-45.43
05/23
BDI(バルチック)指数
▼3.09%
1,162.00
-37
05/23
欧州市場サマリー
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤
ユーロ/ドル 1.1691 1.1710
ドル/円 110.03 109.98
ユーロ/円 128.66 128.79
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値
STOXX欧州600種 392.58 -4.36 -1.10 396.94
FTSEユーロファースト300種 1538.92 -18.08 -1.16 1557.00
DJユーロSTOXX50種 3541.82 -45.43 -1.27 3587.25
FTSE100種 7788.44 -89.01 -1.13 7877.45
クセトラDAX 12976.84 -193.08 -1.47 13169.92
CAC40種 5565.85 -74.25 -1.32 5640.10
<金現物> 午後
値決め 1289
<金利・債券>
米東部時間14時12分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤
3カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32
独連邦債2年物 112.03 +0.06 111.97
独連邦債5年物 131.56 +0.34 131.22
独連邦債10年物 159.76 +0.86 158.90
独連邦債30年物 164.58 +1.40 163.18
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤
独連邦債2年物 -0.629 -0.027 -0.602
独連邦債5年物 -0.129 -0.051 -0.078
独連邦債10年物 0.507 -0.055 0.562
独連邦債30年物 1.230 -0.037 1.267
<ロンドン株式市場>
反落して取引を終えた。石油や鉱工業銘柄が売られ全体水準を押し下げた。
FTSE350種原油・天然ガス株指数.FTNMX0530は2.85%低下。FTSE100種を約37ポイント押し下げた。米国の原油とガソリンの在庫が予想外に増えたことで原油価格が低下した。米国による経済制裁の復活が予想されるイランや経済危機が深刻化するベネズエラで産油量が減ることを踏まえ石油輸出国機構(OPEC)加盟国が生産を増やすとの見方も原油安につながった。
銅などの金属が値下がりしたことに伴い資源大手のアントファガスタ(ANTO.L)とリオ・ティント(RIO.L)、アングロ・アメリカン(AAL.L)は2.8%から5.0%下落した。トランプ米大統領が、中国との協議に満足していないと発言したことで、両国関係の緊迫化が懸念され、金属などの景気循環資産が売られた。
一方、通期決算が好感された小売り大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)(MKS.L)は5.2%上昇した。年間利益は2年連続で減少したほか、衣料と家庭用品部門で既存店ベースの売り上げが第4・四半期に落ち込んだものの、業績見通しを維持したことと配当を減らさなかったことで買い安心感が広がった。同社は大規模な閉店計画で事業再編を進めている。
<欧州株式市場>
反落して取引を終えた。米中通商協議の行き詰まりが懸念されたほか、原油安を受けエネルギー株が売られた。イタリアの政治的先行き不透明感も引き続き重しとなった。
STOXX欧州600種指数は約2カ月ぶりの大幅安となった。
通商政策の動向に左右されがちの輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数.GDAXIは1.47%低下した。
また、原油安を受け石油・ガス株指数.SXEPは2.69%低下した。
イタリアの主要株価FTSE・MIB指数.FTMIBは1.31%低下し、4月上旬以来の低水準をつけた。イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と極右の「同盟」が次期首相に推薦したフィレンツェ大学法学教授のジュゼッペ・コンテ氏が、学歴を誇張した可能性があることが明らかになった。政治的先行き不透明感からイタリア国債が売り込まれ、同国の銀行株指数.FTIT8300は1.72%低下。銀行はイタリア国債の保有率が高いため、政治的リスクを見極める判断基準となる。
一方、フランスの通信株は前日に続き好調だった。通信セクターの規制当局ARCEPが22日、業界再編に前向きな姿勢を示したことを受け、合併を巡る期待が高まった。ゴールドマンサックスのアナリストはフランスの通信企業の合併で160-320億ユーロの価値が生み出せるとの試算を出し、いくつかの銘柄の目標株価を引き上げた。
<ユーロ圏債券>
独10年債利回りが5週間ぶりの低水準を付けた。5月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)が低下したことを受け、欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れ策を終了させる時期を巡り疑念が出たことが背景。 独10年債DE10YT=RR利回りは0.496%と、5週間ぶりの水準に低下。米朝首脳会談が予定通り来月に開催されるのか疑念が出ていることも安全資産とされる独連邦債に買いが入るきっかけとなった。
ただユーロ圏の高格付け国債の利回りがおおむね低下する中、イタリア国債に対しては売りが再燃、利回りは1年2カ月ぶりの高水準を付けた。政治リスクの高まりが意識される中、イタリア10年債IT10YT=RR利回りは一時2.46%と、約10ベーシスポイント(bp)上昇した。その後は上げ幅をやや縮小し、2.40%で終了。独10年債との利回り格差は一時18bp拡大した。
イタリア2年債IT2YT=RR利回りは一時0.306%と、2015年7月以来の水準に上昇。その後、0.27%で取引を終えた。
この日はイタリアのほか、スペインとポルトガルを含む南欧諸国の国債利回りも上昇。イタリアでは極右政党「同盟」と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」が樹立する連立政権の首相人事に注目が集まっている。
NY為替・23日=ドル円は110円近辺でもみ合い、TRYは利上げで最安値から切り返す
NY時間の為替市場は方向感のない動きになった。ロンドン時間には、米中通商摩擦への懸念が再び高まり始め、米朝首脳会談への期待感が薄まったことを背景にリスクオフの円高が進行した。ドル円は今月14日以来の109.56円、ユーロ円は昨年8月以来の128.24円、ポンド円は145.95円まで弱含んだ。しかし、円高のスピードが急速だったこともあり買い戻しが入り、ドル円は110円前半、ユーロ円は128円後半から129円前後、ポンド円は147円近辺で小動きとなった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容は新味がなく、反応薄だった。
ユーロドルは昨年11月中旬以来の1.1676ドルまでじり安となった。しかし米10年債利回りが3%を割り込むと、ドル売りになり1.17ドル台まで戻した。鈍化した英4月消費者物価指数(CPI)を受けて1.3306ドルまで下落したポンドドルも1.33ドル半ばで小動きになった。ECBメンバーでもあるマクチ・スロバキア中銀総裁は「量的緩和(QE)は役目を終えている、欧州中央銀行(ECB)は量的緩和の縮小に耐えることが出来る」と発言したが、マクチ総裁は同様の発言を以前にも繰り返していることで市場は反応薄だった。ドル/スイスフラン(CHF)は一時0.9978CHFまでCHF安になった後は0.99CHF半ばでもみ合いになった。
米中貿易戦争の楽観ムードの後退は、中国経済に依存している豪ドルには重石となり、豪ドル/ドルは0.75ドル半ば、豪ドル円は83円前半で推移した。NZドル/ドルも上値が重く0.69ドル前半、NZドル円は76.00円近辺を中心に取引された。
EIA石油在庫統計で原油が577.8万バレルの大幅な積み増しとなり原油価格が下落したことで、ドル/加ドルは1.2900加ドル近辺、加ドル円は85円前半まで一時加ドル売りが進んだが、長続きはできず、ドル/加ドルは1.28ドル前半、加ドルは85円後半まで戻った。
トルコリラ(TRY)はロンドン午前に対円では22.30円、対ドルでは4.92TRY半ばまでのTRYの史上最安値を更新したが、トルコ中銀が緊急に会合を開き、後期流動性貸出金利を13.5%から16.5%に引き上げたと発表した。(翌日物貸出金利は9.25%、翌日物借入金利は7.25%と据え置いた。)これを受けてドルTRYは4.5415TRY、TRY円は24.24円まで上昇した。
6時現在、ドル円は110.07円、ユーロドルは1.1697ドル、ユーロ円は128.73円で推移。
為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 110.90 1.1779 130.63
高値 110.92 1.1790 130.66
安値 109.56 1.1676 128.24
終値 110.08 1.1697 128.76
為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円
始値 148.96 84.02 86.51
高値 149.01 84.05 86.53
安値 145.95 82.49 84.93
終値 146.94 83.21 85.77
世界各国通貨に対する円
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 110.04円 -0.86円 -0.78% 110.90円
*ユーロ・円 128.70円 -1.92円 -1.47% 130.62円
*ポンド・円 146.90円 -2.06円 -1.38% 148.96円
*スイス・円 110.50円 -1.20円 -1.08% 111.70円
*豪ドル・円 83.17円 -0.85円 -1.01% 84.02円
*NZドル・円 76.08円 -0.82円 -1.06% 76.89円
*カナダ・円 85.68円 -0.83円 -0.96% 86.51円
*南アランド・円 8.84円 +0.01円 +0.14% 8.82円
*メキシコペソ・円 5.60円 -0.00円 -0.06% 5.61円
*トルコリラ・円 24.04円 +0.29円 +1.23% 23.75円
*韓国ウォン・円 10.22円 -0.09円 -0.84% 10.30円
*台湾ドル・円 3.67円 -0.03円 -0.94% 3.71円
*シンガポールドル・円 81.90円 -0.92円 -1.11% 82.82円
*香港ドル・円 14.02円 -0.11円 -0.77% 14.13円
*ロシアルーブル・円 1.79円 -0.02円 -0.96% 1.81円
*ブラジルレアル・円 30.31円 -0.10円 -0.32% 30.40円
*タイバーツ・円 3.43円 -0.04円 -1.10% 3.47円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -2.35% 114.73円 104.56円 112.69円
*ユーロ・円 -4.86% 137.50円 122.40円 135.28円
*ポンド・円 -3.50% 156.61円 138.68円 152.23円
*スイス・円 -4.48% 118.61円 108.52円 115.68円
*豪ドル・円 -5.52% 90.31円 80.50円 88.03円
*NZドル・円 -4.83% 83.91円 75.54円 79.94円
*カナダ・円 -4.44% 91.64円 80.55円 89.66円
*南アランド・円 -2.13% 9.29円 7.77円 9.03円
*メキシコペソ・円 -2.11% 6.43円 5.49円 5.73円
*トルコリラ・円 -18.97% 32.39円 22.30円 29.66円
*韓国ウォン・円 -3.29% 10.68円 9.49円 10.56円
*台湾ドル・円 -3.09% 3.84円 3.58円 3.79円
*シンガポールドル・円 -2.85% 85.50円 79.07円 84.30円
*香港ドル・円 -2.64% 14.70円 13.33円 14.40円
*ロシアルーブル・円 -8.19% 2.00円 1.64円 1.95円
*ブラジルレアル・円 -10.91% 36.17円 29.41円 34.02円
*タイバーツ・円 -0.93% 3.52円 3.21円 3.46円
ビットコイン アルトコイン
Bitcoin BTC/JPY
837,102
H:904,500
L:827,503
▼6.16%
-54913
06:32
Bitcoin BTC/USD
7,565.00
H:8,104.979
L:7,430.000
▼5.26%
-420.231
06:32
Ethereum ETH/JPY
63,051.00
H:63,189.00
L:62,382.00
▼8.95%
-6198.00
06:32
Ripple XRP/JPY
67.45
H:73.30
L:64.30
▼5.49%
-3.92
06:32
Litecoin LTC/JPY
13,300.00
H:14,518.00
L:12,921.00
▼7.64%
-1100.00
06:32
Ethereum Classic ETC/JPY
1,733.06
H:1,791.17
L:1,683.61
▼8.58%
-162.61
06:32
DASH DASH/JPY
38,521.02
H:39,275.65
L:37,948.54
▼6.73%
-2778.59
06:32
Bitshares BTS/JPY
22.42
H:25.02
L:21.79
▼13.80%
-3.59
06:32
Monero XMR/JPY
19,941.41
H:19,976.11
L:18,753.08
▼1.71%
-347.58
06:32
NEM XEM/JPY
29.51
H:32.72
L:28.50
▼7.20%
-2.29
06:32
Zcash ZEC/JPY
33,724.32
H:36,638.77
L:32,171.68
▼6.58%
-2375.83
06:32
Bitcoin Cash BCH/JPY
112,595.00
H:128,102.00
L:107,598.00
▼11.16%
-14148.00
06:32
Bitcoin Gold BTG/JPY
5,177.48
H:5,541.79
L:5,135.85
▼10.92%
-634.44
06:32
Monacoin MONA/JPY
373.50
H:399.90
L:365.50
▼0.98%
-3.70
06:32
Lisk LSK/JPY
1,017.45
H:1,066.90
L:983.63
▼9.56%
-107.56
06:32
ビットコインUSD先物 CME
7,575.00
H:8,075.00
L:7,425.00
▼7.40%
-605.00
05:58
米金融・債券市場=利回り低水準で推移、FOMC議事要旨受け
米東部時間 価格 利回り
30年債(指標銘柄) 15時28分 99*04.00 3.1704% 前営業日終値 98*12.50 3.2090%
10年債(指標銘柄) 15時28分 98*28.00 3.0063% 前営業日終値 98*12.00 3.0650%
5年債(指標銘柄) 15時30分 99*19.75 2.8334% 前営業日終値 99*10.25 2.8990%
2年債(指標銘柄) 15時31分 99*29.75 2.5363% 前営業日終値 99*26.38 2.5920%
清算値 前日終値
Tボンド先物6月限 142*07.00 141*08.00
Tノート先物6月限 119*12.50 118*28.00
米金融・債券市場は、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を受け、国債利回りが低めの水準で推移した。
議事要旨によると、大部分のメンバーが、米経済見通しが維持されれば追加利上げは 「近く」正当化される可能性があるとの見方を示していたことが分かった。
また一部の政策担当者が、金利は長期見通しに近い水準か、これを上回る水準にそれほど遠くない将来に上昇するとの見方を反映するようFOMC声明を近く修正するよう主張したことも明らかになった。
10年債利回りは3.02%前後と、議事要旨公表前の水準付近で推移した。前日から低下し、前週末に付けた約7年ぶり高水準の3.128%からさらに遠ざかった。
ソシエテ・ジェネラル(ニューヨーク)の米金利戦略部門責任者、スバドラ・ラジャッパ氏は「年内4回目の利上げ観測を裏付ける材料が声明に盛り込まれたとは思えない」と話した。
市場ではあと2回の追加利上げ予想が広がっている。
トルコリラの急落で低リスクとされる債券需要が増大し、国債価格は早い時間帯で上昇した。
トルコリラは5%強下落して過去最安値を付けたが、トルコ中央銀行が300ベーシスポイント(bp)の緊急利上げを行い、上昇に転じた。
米5年債入札は、最高落札利回りが2.864%と、入札前の水準付近。今週行う990億ドルのクーポン付き債券供給の第2弾となった。
この日の入札では、ディーラーのシェアが通常より大きかったとの声も聞かれる。拡大する入札規模の吸収が容易でない姿を映した。
22日には330億ドルの2年債入札を実施。24日は300億ドルの7年債入札を予定している。
<ドル・スワップ・スプレッド>
DOLLAR SWAP SPREADS
LAST Change
U.S. 2-year dollar swap spread 22.50 (-1.00)
U.S. 3-year dollar swap spread 18.75 (+0.50)
U.S. 5-year dollar swap spread 10.00 (+0.50)
U.S. 10-year dollar swap spread 3.00 (+0.25)
U.S. 30-year dollar swap spread -10.50 (-0.50)
NY原油が下落 米原油在庫の増加を嫌気:日本経済新聞
2018/5/24 5:07
【NQNニューヨーク=戸部実華】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は下落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近物となった7月物は、前日比0.36ドル安の1バレル71.84ドルで取引を終えた。23日発表の週間の米原油在庫が市場予想に反して大幅に増えた。需給が緩むとの観測を誘い、原油先物は売りが優勢だった。
米エネルギー情報局(EIA)によると、週間の原油在庫が前の週から大幅に増え、ガソリン在庫も市場予想に反して増えた。発表直後は71ドル台前半まで急落する場面があった。
市場では米国が経済制裁で圧力を強めるイランやベネズエラの原油供給が細るとの見方がある。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が両国からの供給減を補うため、6月にも増産を決める可能性があると伝わったことも相場の重荷となった。
在庫統計で急落した後は下げ渋った。同統計で米原油生産量の増加が小幅にとどまったことが次第に意識され、買い直されたとの指摘があった。
ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は、前日比2.4ドル安の1トロイオンス1289.6ドルで終えた。ドルがユーロなどに対して上昇し、ドルの代替投資先とされる金先物の売りを誘った。
金先物は上昇する場面もあった。米中貿易摩擦や米朝首脳会談を巡る不透明感から、実物資産の裏付けがあり逃避資金の受け皿となりやすい金先物の買いを誘った。
通常取引の終了後、1~2日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されると、金先物には買いが優勢となった。議事要旨が利上げに慎重な内容と受け止められ、金市場への資金流入が続くとみた買いが入った。
・各国10年債
ドイツ 0.507(-0.053)
英 国 1.439(-0.084)
カナダ 2.440(-0.045)
豪 州 2.839(-0.025)
日 本 0.046(-0.009)
・NY原油・金 時間外取引
NY原油先物7月限(WTI)(NY時間15:02)
1バレル=71.74(-0.46 -0.64%)
NY金先物8月限(COMEX)(NY時間14:52)
1オンス=1299.20(+1.80 +0.14%)
米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)
【米週次原油在庫統計(5/18時点)、前週比、単位:バレル】
・原油在庫:+577.8万(予想:-200万、前回:-140.4万)
・オクラホマ州クッシング在庫:−112.3万(前回:+5.3万)
・ガソリン在庫:+188.3万(予想:-143万、前回:-379.0万)
・留出油在庫:−95.1万(予想:-125万、前回:-9.2万)
・製油所稼働率:91.7%(前回:91.0%)