いや違う。
『あれは失格でしょう!』
TOOL4より
平成23年4月26日
西武園記念は9Rまでは熱のこもった好レースが展開されてたのに、10Rでは審判の判定に問題が。山崎芳仁の番手成田の失格は審議テープを見る限りは外を振ったと言っても、あそこはテクニックであり、その幅は10センチぐらいでたまたま外線を外したのに、後に居た神開の前輪を払った事により2着失格。テレビを観ていたファンからは何であのくらいの動きでと怒りの声が、絶対の◎○で決まり、この勢いで最終レースをの目論見はパアー。
10レース見た。
最終4角で成田が車体を振ったところ、神開と小菅が転倒したというやつだろ。
このようなシーンで失格になってないケースというのは、恐らく現行のルールが開始された以降ではないに等しいだろうね。
よって、
『審判の判定は妥当。』
以上。
決勝戦に至ってはコメント振りからして、長塚が地元平原を引き出すから茨栃の間に平原が入ったものと判断したのは、私達マスコミ。確かに長塚は「前で頑張る」としか言ってないし、平原は「後で勉強します」でも、長塚は一度も仕掛けず勝つ競走。平原は二コーナーから行けたのに長塚に遠慮しての2着。この結果で決まるなら、普通に平原ー長塚ー飯嶋で並んで欲しかったのは事実。これでは何のための取材でありコメントなのか。
これについてはヨーロッパさんのコメントをまずは見てみよう。
4月26日の優勝戦・重賞結果
昔の考え方 (ヨーロッパ)
2011-04-26 22:06:26
今日は西武園に行ってきました。決勝はここ最近の長塚らしいレースで長塚の優勝だったのですが,怒る客の多いこと多いこと。案の定コンドルの社長も吠えてますし。
かくいう私もそうなのですが,どうして自在色の強い長塚が前なのか,平原が番手なのか。私やコンドルの社長や多くの客はこう考えました。
「長塚が地元の平原を引き出す。年下で期も若い平原に恩を売っておけば,今後は平原の番手を回れることも出てくる。」実際に神山よりは点数は持っていますし(連携実績は置いておいて)。
昔はよくありましたよね。今目の前のレースではなく,先のことを考えて走るということが。例えば井上茂徳の前橋ダービー決勝なんか典型ですね。外に浮いた吉岡を3番手に入れてやったのですから。入れた時点で優勝は厳しいのはわかってたはずです。
管理人さんはこういうレースは嫌いでしょうが,私やコンドル社長や多くの年配の客はそうなると思ってました。好き嫌いではなく,そうなるだろうと思いこんでいたわけで。だから平原-飯嶋が一番人気になったのでしょう。でもTOOL4にもありましたが,平原を引き出すと長塚は言ってないんですよね。最近の長塚のレースを見れば,ごく当然のレースだったのですが・・・。
「昔から」競輪では、調子のいい選手は前回り、というケースはよくあったよ。
滝澤先生も、まだ自力が使えるというのに、当時は新人に毛が生えた程度のキャリアしかなかった鈴木誠に前を任せたこともあったし。むろん、鈴木としても、「死ぬつもり」でなんか走ってなかったからね。
しかし、今は変に「分業」していることや、コメントと顔見せがあるから、本当は平原-長塚-飯嶋でないと並びは「おかしい」という先入観があるのかもしれないね。
そんな先入観など「捨てろ」!
勝つためにはどうすべきかをまずは考えろ!
それができない限り、競輪は臨終への道へむかってまっしぐら!
以上。