ところで、JRAの開催中止が長期化する様相となると、不振をかこつ他競技が色めき立つことが予想される。とりわけ、売上げ重視一辺倒のスタンスを取るあの競技は今からほくそ笑んでいるかもしれない。
地方競馬は開催中止は考えていない様子なので、これを期に、中央の客の一層の流入を期待しているところだろうが、過度の期待はしないほうがいいと思う。
思うにこんなことになったときこそ、レースの中身というものが中央のファンにも入りやすいような形にどの競技もなってさえいれば流入も期待できると思うんだが、どう考えても地方競馬(ばんば除く)以外は独特の予想スタイルが要求されるし、予備知識も必要だということを考えると、多くの流入は期待できないのでは。
もっとも、中央やってないし、果たして競輪や競艇やオートレースって一体どんなものなんだろう?と考える人が出てくるようならばしめたもの。そこでやはり、レースの中身が面白ければ賭けの結果が伴わなくとも、「次、また行ってみたい」というようになるもの。
間違っても、「おーーーーーっと!」なんてやっているようではどうにもならない。「○○ポン、●●ポン」なんて論外もいいところ。ちゃんとしたレースさえやっていれば客はついてくるはず?!
今こそ中央以外の競技は真剣にレースを提供するべく選手らに徹底した指導を行うことを求める。とはいっても、今更そんなことをやっても仕方ないが。しかし、選手は今こそ真剣にレースに取り組む姿勢を見せ付けろ。