公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

東京ドーム競輪、2017年実現へ向けて?

2006-07-18 02:19:54 | 競輪

来月30日に国内候補地が決定、最終的な開催地決定は2009年の7月にコペンハーゲンで行われることになる2016年の夏季オリンピック大会。

当然のことながら、私が興味があるのは自転車競技会場(トラック)がどうなるのか、に尽きるわけで、まず福岡の場合、場所は小倉ながらも、メディアドームをトラックの会場とする予定。ロードは今津周回コースとなるが、このコースはアップダウンが厳しいコースであり、プロが参加するレースとしては面白くなるかも。

http://www.city.fukuoka.jp/contents/7d6276c1218/other/7d6276c121831.pdf

一方、東京は「東京ドーム」(32ページ目)。ちなみにロードは市民ランナー(マラソン)にもおなじみ、皇居周回コース。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/06/DATA/20g6u700.pdf

ちなみに東京ドームは野球が五輪種目に復帰すれば野球も使用することになる。

思うに、競輪の将来のことを考えると、東京ドームで開催したほうがいいのか。ということは東京で2度目のオリンピック開催?

もしオリンピックで東京ドームが自転車会場となったとすると、俄然競輪開催への大義名分づけがしやすくなる。

「競輪?やればいいじゃないか!オリンピックみても面白かったじゃないか!」

「競輪=暴動いうイメージって一体いつの時代の話なのか?」

「僕も東京ドームで競輪をやってみたい!」

と方向づけされることは「間違いない」?

やはり、いきなり競輪開催となると方々の反対があるのは目に見えて明白なばかりか、結局、話がまとまらないまま終わってしまう。しかしオリンピックや世界選手権が開催され、その後、となったら話は別。

でも一方で東京が2016年のオリンピック候補地に選ばれなかったらまず「ムリぽ」だね。

一方、メディアドームにしたって、今は税金の無駄遣いの権化とさえ言われ続け、多額の累積赤字に悩まされている。競輪をただいま開催中といったところで、北九州市は競輪をやめたいとまで漏らしている有様。

そう考えると、競輪の「将来」を考えたら、本音はどちらにも「やらせてあげたい」という気持ちが強くなるんだが・・・

ただどちらにせよ、両方とも「ドーム」だし、仮に五輪の開催ができなくとも、例えば世界自転車選手権やワールドカップ、さらには6日間レースといった大会ができるようになる「下地」は整うんじゃないか。

ま、どちらが国内候補地となるのか?それでもちろん終わりではなく、「この後」からが本番なのである。

ちなみに国内候補地選定で「勝った」ことで大はしゃぎしたはいいが、五輪開催地選挙の第一回目の投票であっさりと「落選」した、

「何とか民国」

っていうところがあるな。

東京も福岡もあの「何とか民国」みたいなことにならぬよう、例え「落選」したとしても無駄にカネを突っ込みすぎないように・・・

<追伸>

福岡オリンピック実現の際には、福岡競艇場は現在地の那の津から福岡ドーム付近に移転する見通し。

コメント (4)
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不成立レース見れます

2006-07-18 00:34:45 | オートレース

しかし今年のオートレースって、不成立レースが多い。

3月浜松、4月浜松・船橋、そして現在開催中のキューポラ杯でも・・・

川口キューポラ杯 7月17日

6R 予 選 3100m

走路情報 天候: 雨 14:13現在 走路状況: 湿 走路温度: 25.0℃ 気温: 24.0℃ 湿度: 98.0%

1 秋田 貴弘 テクノレコード 30 3.79 0.12
2 木村 武之 クロム 30 3.74 0.02
3 斎藤 撤二 テツジン 20 3.70 0.24
4 長谷川 啓 ブロンコス 20 3.67 0.22
6 三浦 康平 シルバラード 20 3.70 0.10
7 米里 信秀 Tハルナ 10 3.80 0.18
8 松尾 俊夫 ARカンザス 0 3.79 0.23
落 5 田辺 誠 リフザファンク 20 3.66 0.15


ところで、伊藤信夫の大怪我レースとなった3月浜松のレースの他、他の2レースについてもなぜか不成立レースをオンデマンドで「隠蔽」し続けたオートレースが、このレースについては隠蔽せず、田辺が操縦不能となって落車し、その後審判から「赤旗」が振られるシーンまで配信している。

http://www.autorace.or.jp/netlive/kawaguchi/asx/20060717/kawaguchi_20060717_06.asx

以前、TOMさんとの「G7」においても、伊藤信夫の大怪我となった不成立レースをなぜ隠蔽するんだ!と取り上げたことがあった。またこの伊藤のときのレースについては、日動振に対して、

「隠蔽するな!」

というメールなどが殺到したんだとか。

しかしながら、「遅ればせながら」も、ついに不成立レースを「見せてくれる」ようになったのか?

ま、不成立レースとなることは全くもってよくないことだが、そのことを隠蔽しなくなったと考えるならば、日本小型自動車振興会の「英断」に対して、賞賛を送ろう。

よく、

「公営競技は何事も変わらねばダメだ!」

というのは、こういったことにも通じることであり、そりゃ確かに車券は全額払い戻しになるのだから見せたところで仕方ない、と思うだろうが、逆に全額払い戻しとなったことで2倍、3倍と儲かるチャンスを逸した客も「多かった」はず。だから隠蔽などせずに、しっかりと「見せなければ」ならない。

そしてオートレースは今後もまた、このようなレースがある場合にはしっかりと見せるようにしろ。そうすれば、客の心が離れていくなんてことはない?


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