日に日に寒さを増す寒稽古となりました。今晩は稽古前の温度が0度、稽古を終えたときはマイナス1度でした。外の空気は肌を刺すような冷たさでしたが、今日は寒い!と前日から覚悟を決めていただけに、それほどの寒さには感じませんでした。
寒稽古の3日目、場所は今日も成心館剣道場でした。
稽古開始時間のちょっと前に道場に着いて、まだ誰も来ていないだろうなと思いながら、剣道具といっしょにさみしい気持ちを担いで道場へ向かって歩いて行くと、道場の中からドン!ドン!と床を踏み込む音が聞こえてきました。やや!もう誰か来ている!しかも踏み込みの音が聞こえるということは、すでに仕度を整えて体慣らしをしているらしい。いったい誰だろう?と気になって、いつもならまずは別棟の更衣室に入り、着替えてから道場に入るのだが、この日は、まず道場をのぞいてしまった。道場の戸を開けると、連日参加している一般の方と、小学6年生の女の子がいました。2人もいたので、思わずうれしくなってしまいました。寒さも吹っ飛ぶ喜びでした。
今晩の稽古の参加者数は、最終的には5名でした。昨日と同じです。昨晩まで続けて参加していた七段の先生がお見えにならず、小学生が新たに参加し、あとの4人は昨晩と同じ顔ぶれでした。人数が少ないのをこれ幸いと、私は自分の目標である基本打ち100本に取り組みました。
まず初めに小学生の女の子と立ち会って、10本ずつ5セットで50本やりました。そのあと、連日参加している一般の方と、やはり10本ずつ5セットで50本、計100本できました。小学生と基本打ちの稽古をやったのは久しぶりで、普段偉そうに教えていることもあり、気の抜けた打ちはできないと、妙な緊張感を感じながら、一本一本を気持ちを混めて打ち込みました。
とりあえず100本を打ちましたが、なかなか思うように打てないのが実感です。手と足と体と気持ちが、微妙にずれています。素振りや空気打ちでは、けっこうイメージどおりにできるのですが、相手と向き合うと、どうも思うように動けません。不思議なものです。今年の課題にしようかと思います。
寒稽古3日目を終え、ここまで連日参加者は3名。今日の帰り際、「明日もお願いします」と言って帰られたので、明日も来られるのでしょう。寒稽古もあと一日。ただやったというだけでなく、一本一本に心をこめて、最後まで気を抜くことのないようにやり遂げましょう。
昨日、志藤義孝先生のことを書きましたが、先生の遺された「剣道訓」の冒頭に「気を抜いた稽古は絶対にしてはいけない」という一文があります。気を抜いた稽古など絶対にしてはいけないのは当たり前のことですが、これがなかなかできていないことに最近気が付いてきました。

あと一日、悔いの残らぬようがんばってまいりましょう。
寒稽古の3日目、場所は今日も成心館剣道場でした。
稽古開始時間のちょっと前に道場に着いて、まだ誰も来ていないだろうなと思いながら、剣道具といっしょにさみしい気持ちを担いで道場へ向かって歩いて行くと、道場の中からドン!ドン!と床を踏み込む音が聞こえてきました。やや!もう誰か来ている!しかも踏み込みの音が聞こえるということは、すでに仕度を整えて体慣らしをしているらしい。いったい誰だろう?と気になって、いつもならまずは別棟の更衣室に入り、着替えてから道場に入るのだが、この日は、まず道場をのぞいてしまった。道場の戸を開けると、連日参加している一般の方と、小学6年生の女の子がいました。2人もいたので、思わずうれしくなってしまいました。寒さも吹っ飛ぶ喜びでした。
今晩の稽古の参加者数は、最終的には5名でした。昨日と同じです。昨晩まで続けて参加していた七段の先生がお見えにならず、小学生が新たに参加し、あとの4人は昨晩と同じ顔ぶれでした。人数が少ないのをこれ幸いと、私は自分の目標である基本打ち100本に取り組みました。
まず初めに小学生の女の子と立ち会って、10本ずつ5セットで50本やりました。そのあと、連日参加している一般の方と、やはり10本ずつ5セットで50本、計100本できました。小学生と基本打ちの稽古をやったのは久しぶりで、普段偉そうに教えていることもあり、気の抜けた打ちはできないと、妙な緊張感を感じながら、一本一本を気持ちを混めて打ち込みました。
とりあえず100本を打ちましたが、なかなか思うように打てないのが実感です。手と足と体と気持ちが、微妙にずれています。素振りや空気打ちでは、けっこうイメージどおりにできるのですが、相手と向き合うと、どうも思うように動けません。不思議なものです。今年の課題にしようかと思います。
寒稽古3日目を終え、ここまで連日参加者は3名。今日の帰り際、「明日もお願いします」と言って帰られたので、明日も来られるのでしょう。寒稽古もあと一日。ただやったというだけでなく、一本一本に心をこめて、最後まで気を抜くことのないようにやり遂げましょう。
昨日、志藤義孝先生のことを書きましたが、先生の遺された「剣道訓」の冒頭に「気を抜いた稽古は絶対にしてはいけない」という一文があります。気を抜いた稽古など絶対にしてはいけないのは当たり前のことですが、これがなかなかできていないことに最近気が付いてきました。

あと一日、悔いの残らぬようがんばってまいりましょう。
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