1月3日(火)、熊谷商業高等学校の体育館において、県北剣友会の「稽古始め」がおこなわれました。毎年決まってこの日、この場所にて開催されている恒例行事です。県北地域のみならず、近隣からもご参加されている先生方も見受けられました。ここ何年かは、上座に並ぶ先生方のほうが多くなってきておりましたが、今年は若い人も増えてきて、バランスのとれた構成となっていたように感じます。
参加人数は全体で約110~130人くらいだったでしょうか。地元熊商の高校生をはじめ中学生や小学生も参加していました。本会からは清水会長はじめ約7名が参加していました。
年の初めの稽古会なので、更衣室や体育館ではまずは年始のあいさつが交わされます。私も会う人ごとにあいさつしてまわっていると、大きな体の若者が近づいてきて、ていねいに新年のごあいさつをいただきました。北海道の大学へ進み、そのまま卒業後も北海道で仕事をしている若者です。住んでいるところが北海道なので、こちらに帰ってくるのは年末年始くらいしかないそうですが、毎年この稽古会には参加しています。以前会ったときも確かこの稽古会でした。一年ぶりの再会にとても喜びを感じたとともに、以前会ったときにはやや丸みを帯びていた体格が、キリッと引き締まっているように感じたのは、北海道での生活が充実しているのではないかとの印象を受けました。実は彼はこちらの地元で就職活動をしていたのですが、こちらでは採用を得られず、北海道に取られてしまいました。これほどの有能な人材を流出してしまうことへの苛立たしさを覚えます。当人はまだこちらへ戻ってくることを希望しているようなので、よい就職先が得られ、当地に戻ってくることを切に期待しています。
さて、稽古は、前半は全体で回り稽古、後半は先生方が元に立っての指導稽古という内容でした。年初めから寒波に伴う空っ風に見舞われた当地域でしたが、この日は穏やかな落ち着いた陽気でした。体も自然に動き、初稽古としてはまずまずの起ち上がりでした。
稽古を終えて、新年のごあいさつをいただきました。この稽古会は熊谷剣道連盟の稽古始めと合同ということで、まずは熊谷剣道連盟の石野会長からご挨拶をいただきました。今年は中学生の全国大会が埼玉で開催されることとなっており、その運営に携わる中学校剣道部の先生方へのねぎらいのお言葉がありました。
続いて県北剣友会会長の谷川先生からのごあいさつでは、今年は全剣連60周年の記念すべき年であるが、それ以上に記念すべきこととして「日本剣道形」が制定されて100周年を迎えるとのお話がありました。日本剣道形は、当時剣道が中学校の正課となる際、その基本指導の稽古法として考案されたものだそうで、それまではあまり実践的でなかった形から、より実践的な技を採り入れた内容に改編されたとのことです。竹刀による稽古ばかりでなく、形の稽古も修錬するようにとのお話でした。
奇しくも今年4月からは、中学校で武道が採り入れられることとなっております。正しい剣道を伝え、次代に引き継ぐことは、現在剣道に取り組んでいる私たちに与えられた重大な使命であると思います。谷川先生のお話を聞けただけでも、この稽古会に参加した価値があったと思います。
稽古のあと、場所を移して新年会が催されましたが、こちらへは本会からは柴崎先生、清水会長、荒木先生の3名が出席しました。剣を杯に持ち替えて、交剣知愛を深められていることと拝察いたします。
さて、本会の稽古始めは1月7日(土)となります。時間はいつもどおり19:30~21:00ですが、場所は寄居成心館剣道場となりますので、お間違えないようお出かけください。元気にお会いできることを楽しみにしております。
参加人数は全体で約110~130人くらいだったでしょうか。地元熊商の高校生をはじめ中学生や小学生も参加していました。本会からは清水会長はじめ約7名が参加していました。
年の初めの稽古会なので、更衣室や体育館ではまずは年始のあいさつが交わされます。私も会う人ごとにあいさつしてまわっていると、大きな体の若者が近づいてきて、ていねいに新年のごあいさつをいただきました。北海道の大学へ進み、そのまま卒業後も北海道で仕事をしている若者です。住んでいるところが北海道なので、こちらに帰ってくるのは年末年始くらいしかないそうですが、毎年この稽古会には参加しています。以前会ったときも確かこの稽古会でした。一年ぶりの再会にとても喜びを感じたとともに、以前会ったときにはやや丸みを帯びていた体格が、キリッと引き締まっているように感じたのは、北海道での生活が充実しているのではないかとの印象を受けました。実は彼はこちらの地元で就職活動をしていたのですが、こちらでは採用を得られず、北海道に取られてしまいました。これほどの有能な人材を流出してしまうことへの苛立たしさを覚えます。当人はまだこちらへ戻ってくることを希望しているようなので、よい就職先が得られ、当地に戻ってくることを切に期待しています。
さて、稽古は、前半は全体で回り稽古、後半は先生方が元に立っての指導稽古という内容でした。年初めから寒波に伴う空っ風に見舞われた当地域でしたが、この日は穏やかな落ち着いた陽気でした。体も自然に動き、初稽古としてはまずまずの起ち上がりでした。
稽古を終えて、新年のごあいさつをいただきました。この稽古会は熊谷剣道連盟の稽古始めと合同ということで、まずは熊谷剣道連盟の石野会長からご挨拶をいただきました。今年は中学生の全国大会が埼玉で開催されることとなっており、その運営に携わる中学校剣道部の先生方へのねぎらいのお言葉がありました。
続いて県北剣友会会長の谷川先生からのごあいさつでは、今年は全剣連60周年の記念すべき年であるが、それ以上に記念すべきこととして「日本剣道形」が制定されて100周年を迎えるとのお話がありました。日本剣道形は、当時剣道が中学校の正課となる際、その基本指導の稽古法として考案されたものだそうで、それまではあまり実践的でなかった形から、より実践的な技を採り入れた内容に改編されたとのことです。竹刀による稽古ばかりでなく、形の稽古も修錬するようにとのお話でした。
奇しくも今年4月からは、中学校で武道が採り入れられることとなっております。正しい剣道を伝え、次代に引き継ぐことは、現在剣道に取り組んでいる私たちに与えられた重大な使命であると思います。谷川先生のお話を聞けただけでも、この稽古会に参加した価値があったと思います。
稽古のあと、場所を移して新年会が催されましたが、こちらへは本会からは柴崎先生、清水会長、荒木先生の3名が出席しました。剣を杯に持ち替えて、交剣知愛を深められていることと拝察いたします。
さて、本会の稽古始めは1月7日(土)となります。時間はいつもどおり19:30~21:00ですが、場所は寄居成心館剣道場となりますので、お間違えないようお出かけください。元気にお会いできることを楽しみにしております。
毎年3日ということなので、来年こそは参加できるよう予定を空けておきたいです。
今年は1回だけでも愛宕体育館に足を運べたら、と思っております。
その時はよろしくお願い申しあげます。
稽古や行事等の情報は、寄居剣道連盟のホームページのトップページ(http://web.me.com/shshim/Yorii-Kendo/Home.html)の「寄居剣連カレンダー」にてお知らせしておりますので、そちらもときどきご覧になってみてください。
先日の県北稽古始めで再会した北海道の青年も、このホームページをよく見てくれているとのことでうれしく思いました。
ご都合を見てぜひお出かけください。また稽古できるのを楽しみにしています。