前回の記事で「底冷え」と書きましたが、よくわけもわからずこの言葉を使ってしまいました。ちょっと気になって調べてみると、寒さにも種類があるのだそうです。以下、So-net天気からの引用です。
<寒さは「風冷え」「底冷え」「しけ寒」と、大きく3つに分類することができます。
「風冷え」をもたらす典型的なものには、「木枯らし」や「空っ風」があります。これらは冬に吹く北よりの強い風で、これらの強風によって寒さが一層厳しく感じるのです。
また「底冷え」とは、空気が冷え切っているために、ひんやりとした冷たさを感じる寒さです。これは沿岸部よりも比較的内陸の地方に多く現れます。
そして、「しけ寒(しけさむ・しけざむ)」とは、降り続く雪の中、温度計の値以上に寒さを感じることで、雪や雨の降る湿度の高いときの寒さです。日本海側の地方では冬の間も、夏と比べてそれほど湿度は下がらず、北陸などには冬の方が湿度が高くなるところもあります。>
この1週間ほど、通勤の行き帰りに車の車外温度計はいつもマイナス3℃を表示していました。温度計がマイナス3℃で止まった状態で壊れてしまったのではないかと思うほどでした。どうも寒いと思っていたら、この冬一番の冷え込みどころではなく、21世紀で有数の寒さだそうです。どうりで寒いはずです。
今晩の稽古には、1月21日の記事でもふれたモンゴルの方が初めて参加しました。
小学生たちといっしょの稽古ですが、きょうは初めてということで、館長先生が別室で礼法や基礎知識などについて説明し、その後、すり足や基本動作を実習しました。初めてにしては動きがいいと館長先生が感心していました。前回見学にきたときに「なぜ剣道を習おうと思ったか?」と尋ねたら、「日本の文化を学びたい」というような動機を語っていました。ぜひがんばって、剣道の技術と精神を身につけていっていただきたいと思います。
ところで、先の日曜日に、剣道場の教え子の結婚式に参列してきました。小学生の頃に道場で稽古に励み、その後中学へ進んでからは部活動でがんばっていました。高校進学後は情報が途絶えていましたが、数年前の寄居北條まつりの武者隊の攻防戦を、子どもを抱いて観覧に来ていて、武者姿の私に昔ながらのニックネームで声をかけてくれたのを懐かしく覚えています。また、その後、1年半ほど前には道場のOB会と称して、その年代の門人やご家族が集まって泊まりがけで和やかな時を過ごしたことがありましたが、そのときにも久々に再会しました。そしてこのたびの結婚式。
すでに何年か前に入籍を済ませ、かわいい愛娘もいるのですが、諸事情により結婚披露をしていなかったため、このたび遅ればせながら結婚の報告とごあいさつを兼ねてパーティを挙行するとのことでした。そんな祝宴にご招待をいただき、誠にありがたく喜んで出席させていただきました。館長先生ともう一人の指導員の3人でご招待を受けました。
若い人の結婚式に招かれるなどと久しぶりで、訪れる人の髪型や服装に目を奪われることもしばしばありました。実はこの日の朝、私の髪は寝癖で逆立っており、水で濡らして整えていきましたが、こんなことならそのまま来てもよかったかななどと冗談めいてしまいました。
祝宴では同席の道場関係以外はほとんど面識のない方ばかりでしたが、結婚披露宴というものは、この客層の質で、新郎新婦の人となりがうかがわれます。実にいい雰囲気でした。多くの人に親しまれ、信頼されている様子が伝わってきました。
私たちには、特にあいさつや余興などの出番はありませんでしたが、宴も終盤に近づいた頃、この雰囲気に感極まって、館長先生が「どうしてもやりたい!」と申し出て、同席の門人を引き連れて「剣道五法」を唱和しました。

もう何年も前の話になりますが、私の結婚拾うパーティの際も、当時小学生の門人たちが会場に乱入して整然と剣道五法を唱和してくれて感動した記憶があります。その中の門人にこのたびの彼もいました。上の写真では小さくてよく見えませんが、新郎は目を閉じて、お腹の前で左右の手を重ね、親指を付けています。我が道場では、この剣道五法を唱和するときは、正座で黙想をしているときです。このとき、正座こそしておりませんが、新郎のその姿勢からは、そんな思いが伝わってきます。
剣道五法
一、身体を丈夫にするよう
一、心が正しくなるよう
一、両親や先輩を敬愛するよう
一、与えられた仕事(学業・職分)に一生懸命精出すよう
一、人から信用されるよう
そのように成長してきている教え子たちを見て、また道を確認した私たちでした。
<寒さは「風冷え」「底冷え」「しけ寒」と、大きく3つに分類することができます。
「風冷え」をもたらす典型的なものには、「木枯らし」や「空っ風」があります。これらは冬に吹く北よりの強い風で、これらの強風によって寒さが一層厳しく感じるのです。
また「底冷え」とは、空気が冷え切っているために、ひんやりとした冷たさを感じる寒さです。これは沿岸部よりも比較的内陸の地方に多く現れます。
そして、「しけ寒(しけさむ・しけざむ)」とは、降り続く雪の中、温度計の値以上に寒さを感じることで、雪や雨の降る湿度の高いときの寒さです。日本海側の地方では冬の間も、夏と比べてそれほど湿度は下がらず、北陸などには冬の方が湿度が高くなるところもあります。>
この1週間ほど、通勤の行き帰りに車の車外温度計はいつもマイナス3℃を表示していました。温度計がマイナス3℃で止まった状態で壊れてしまったのではないかと思うほどでした。どうも寒いと思っていたら、この冬一番の冷え込みどころではなく、21世紀で有数の寒さだそうです。どうりで寒いはずです。
今晩の稽古には、1月21日の記事でもふれたモンゴルの方が初めて参加しました。
小学生たちといっしょの稽古ですが、きょうは初めてということで、館長先生が別室で礼法や基礎知識などについて説明し、その後、すり足や基本動作を実習しました。初めてにしては動きがいいと館長先生が感心していました。前回見学にきたときに「なぜ剣道を習おうと思ったか?」と尋ねたら、「日本の文化を学びたい」というような動機を語っていました。ぜひがんばって、剣道の技術と精神を身につけていっていただきたいと思います。
ところで、先の日曜日に、剣道場の教え子の結婚式に参列してきました。小学生の頃に道場で稽古に励み、その後中学へ進んでからは部活動でがんばっていました。高校進学後は情報が途絶えていましたが、数年前の寄居北條まつりの武者隊の攻防戦を、子どもを抱いて観覧に来ていて、武者姿の私に昔ながらのニックネームで声をかけてくれたのを懐かしく覚えています。また、その後、1年半ほど前には道場のOB会と称して、その年代の門人やご家族が集まって泊まりがけで和やかな時を過ごしたことがありましたが、そのときにも久々に再会しました。そしてこのたびの結婚式。
すでに何年か前に入籍を済ませ、かわいい愛娘もいるのですが、諸事情により結婚披露をしていなかったため、このたび遅ればせながら結婚の報告とごあいさつを兼ねてパーティを挙行するとのことでした。そんな祝宴にご招待をいただき、誠にありがたく喜んで出席させていただきました。館長先生ともう一人の指導員の3人でご招待を受けました。
若い人の結婚式に招かれるなどと久しぶりで、訪れる人の髪型や服装に目を奪われることもしばしばありました。実はこの日の朝、私の髪は寝癖で逆立っており、水で濡らして整えていきましたが、こんなことならそのまま来てもよかったかななどと冗談めいてしまいました。
祝宴では同席の道場関係以外はほとんど面識のない方ばかりでしたが、結婚披露宴というものは、この客層の質で、新郎新婦の人となりがうかがわれます。実にいい雰囲気でした。多くの人に親しまれ、信頼されている様子が伝わってきました。
私たちには、特にあいさつや余興などの出番はありませんでしたが、宴も終盤に近づいた頃、この雰囲気に感極まって、館長先生が「どうしてもやりたい!」と申し出て、同席の門人を引き連れて「剣道五法」を唱和しました。

もう何年も前の話になりますが、私の結婚拾うパーティの際も、当時小学生の門人たちが会場に乱入して整然と剣道五法を唱和してくれて感動した記憶があります。その中の門人にこのたびの彼もいました。上の写真では小さくてよく見えませんが、新郎は目を閉じて、お腹の前で左右の手を重ね、親指を付けています。我が道場では、この剣道五法を唱和するときは、正座で黙想をしているときです。このとき、正座こそしておりませんが、新郎のその姿勢からは、そんな思いが伝わってきます。
剣道五法
一、身体を丈夫にするよう
一、心が正しくなるよう
一、両親や先輩を敬愛するよう
一、与えられた仕事(学業・職分)に一生懸命精出すよう
一、人から信用されるよう
そのように成長してきている教え子たちを見て、また道を確認した私たちでした。
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