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2018.6北欧④ ノーベル平和賞授賞式会場のオスロ市庁舎、ムンクの叫びほかを見学、フィヨルドへ

2018年06月25日 | 旅行

2018.6 北欧の旅 ④オスロ見学、スターブ教会を見学しながら、6時間半バスに乗りフィヨルドへ
 6月23日、朝6時に起きる。宿は、オスロの王宮に近いラディソン・ル11階。夜が短いので、かなり早い時間から外は明るくなった。室内の温度は21℃、湿度は32%。喉がからから。
 朝食後、王宮前の公園を散歩。王宮前にスウェーデン・ノルウェー連合国時代のスウェーデン王カール・ヨハンス14世の像が立っている。王宮から下る目抜き通りはカール・ヨハンス王にちなみカールヨハンス通りと呼ばれる。
 午前は、カール・ヨハンス通りに建ち、ノーベル平和賞授賞式が行われるオスロ市庁舎を見学した。四方の壁には大壁画が描かれていた。写真左手はノルウエー誕生の歴史の壁画だった。

 スウェーデンを代表するヴィーゲランの彫刻が話題のフログネル公園も歩いた。人間の一生や人間の喜怒哀楽が表現されていて、大勢の観光客が自分と重ね合わせ?彫刻を鑑賞していた。
 国立美術館では、ムンクから寄贈された絵画を始め、ルノアール、マティス、ピカソなどの絵を鑑賞した。日本人ガイドがていねいにムンクの絵を解説してくれた。マドリッドでムンク展を見ていたので、よく理解できた。
 あっという間にランチタイム。

 午後は360km、6時間半のバス旅で、フィヨルドの名所ウルヴィックに向かう。  
 途中、ノルウェーに分布する木造教会=スターブ教会の一つを見学する。スターブとは樽板の意味で、厚板を樽のように縦にはめ込んで外壁構造とする独特の建築様式である。キリスト教が普及して教会を作るとき、ノルウェーに伝承される木造技術を応用して樽板構造になったそうだ。
 現在は30数棟しか残っておらず、貴重な歴史遺産になっている。世界遺産に登録されたスターブ教会もある。貴重な歴史遺産の改修、増築は制限されているため、隣接して新たな教会を建てたところも多い。
 見学したスターブ教会も普段は新しい教会を使っていて、伝統的なスターブ教会は観光専用になっていた。
 規模は小さく、素木の厚板の簡素なつくりだが、太い柱、壁・床の厚板は堂々たる存在感が感じられる。
 バイキング船の構造の応用であろう。ノルウェーは木の国を実感する。

 標高1200mの山を越える。この山自体がフィヨルドであった。岩盤がむき出した山筋には残雪が残っている。
 水が豊富で、いたるところに透明な水をたたえた湖があり、斜面には清流の筋が何本も水を流している。続く

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