yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

2019.1 ウイーン・フィルニューイヤーコンサート、ワルツにポルカで気分浮き浮きする

2019年02月02日 | よしなしごと

ニューイヤーコンサートを楽しむ 

 元旦の夜に、テレビで生中継の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を聴くのが恒例になった。今年も、クリスティアン・ティーレマンの指揮によるヨハン・シュトラウス、ヨハン・シュトラウスⅡ親子のワルツ、ポルカを聴きながらワインを楽しんだ。
 テレビでは曲のあいまに踊りが披露され、目も楽しめる。

 満席のなかには和服姿の日本人も見える。ウイーンでのニューイヤーコンサートを組み込んだツアーも人気だそうだ。が、年金暮らしでは懐が厳しいし、高齢者にはウイーンの寒さも気になる。
 そんな私の要望に応えるかのように、ウイーンから楽団が出張し日本各地で演奏会が開かれる。これもなかなかの人気で、気づくのが遅いと席が取れない。
 2016年はオペラシティの席が取れたが、その後は見逃してしまった。2018年はカミさんが新聞広告に注意し、なんと半年も前の8月の広告で2019年1月13日公演のニューイヤー・コンサート2019を見つけてくれた。

 演奏会場のオペラシティ・コンサートホールは長方形平面で、1階平土間は横32席、縦31席と奥行きが長い。
 2016年は真っ正面3階の席を取ったが、ステージが遠すぎた。今回は左右のバルコニーでステージ近くを取ることにした。9月のチケットweb販売と同時にアクセスし、値段が手ごろなB席6000円、3階・L列ステージ近くの席を予約した(写真、3階L列の眺め、左奥がパイプオルガン、左下がステージ)・・ちなみにS席9000円、A席7500円、C席4000円である・・。

 4ヶ月後、年が変わって2019年1月13日、家で昼食を取ってから、新宿経由で京王線初台に向かう。オペラシティは初台駅から地下道で直結している。円形の広場からヴァイオリンが聞こえ、雰囲気が盛り上がる。
 15:00開演、ほぼ満席である。和服姿もいて、正月らしさを感じる。ヨハネス・ヴィルトナー(1956-)の指揮で、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の演奏が始まった。
第1部
ヨハン・シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ世:ポルカ・シュネル「そんなに怖がることはない」op. 413
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「ディナミーデン(秘めたる引力)」op.173
ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ・マズルカ「女性賛美」op. 315
ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル「浮気心」op. 319
ヨハン・シュトラウスⅡ:皇帝円舞曲op. 437

第2部
ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル「山賊のギャロップ」op. 378
ヨハン・シュトラウスⅡ:ワルツ「南国の薔薇」op. 388
ヨハン・シュトラウスⅡ:エジプト行進曲op. 335
ヨハン・シュトラウスⅡ:狂乱のポルカ(ギャロップ風)op. 260
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ「鍛冶屋のポルカ」op. 269
ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル「狩り」op. 373
ヨハン・シュトラウスⅡ:ワルツ「美しく青きドナウ」op. 314ヨハン・シュトラウスⅡ 

 ヨハン・シュトラウス(1804-1849)、ヨハン・シュトラウスⅡ(1825-1899)親子は教科書でも習うワルツの父、ワルツ王である。日ごろ親しんでいる曲が多いのも日本人向けサービスであろう。鍛冶屋のポルカでドラム演奏者が鍛冶屋の身なりに変わり金床を金槌で叩く場面には観客も大喜びだった。

 アンコールの〆のラデッキー行進曲ではどこでも恒例だが、観客の手拍子を交えて演奏が進む。大いに盛り上がって終了となった。
 気分よし、寒さが気になるので大宮まで戻り、大宮でディナーとお酒を楽しんだ。
 翌日、カミさんが近くのブックオフで、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮ロリン・マゼール「ニューイヤーコンサート1980-1983」を見つけてくれた。曲目はほぼ同じで、自宅でワインを飲みながら余韻を楽しんでいる。
 駄句「新春のワルツにポルカ浮き浮きと

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018.7富士を歩く1 鳴沢氷穴... | トップ | 2018.7冨士を歩く2 世界遺産... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

よしなしごと」カテゴリの最新記事