2018.1メキシコの旅10加筆 慶長遣欧使節が宿泊所にした？アスレホの家

2018.1　メキシコの旅10　3日目　ベジャス・アルテス宮殿　慶長遣欧使節団　サン･ファン･バウテスタ号　サンフランシスコ教会　アスレホの家　
　
　ベジャス・アルテス宮殿の角を北に折れたバスは,、すぐに東のAv. 5de Mayo5月5日通りに入った。日本はこどもの日で祝日だが、メキシコも祝日だそうだ。
　ベニート・ファレスが大統領についたのは1861年、翌1862年、ナポレオン3世はメキシコの債務を理由に大艦隊を派遣する。プエブラを本拠としたメキシコ軍は奇跡的に勝利する。それが1862年5月5日で、国民の祝日になったそうだ。
　フランス軍は体制を立て直してメキシコに再上陸、1863年にメキシコシティを占拠、1864年にマクシミリアンがメキシコ帝国皇帝に就く話はすでに紹介した。
　5月5日通りに入ると、すぐ右に青いタイル＝アスレホ（ポルトガルではアズレージョ）の古い館がある（写真はホームページ参照）。Casa de Azulejosアスレホの家と呼ばれるこの館も慶長遣欧使節一行の宿泊所にあてられた？、支倉常長らが帰国したあとメキシコに住み着いた日本人が住んだ？との説もある。
　バスは徐行しながらも通り過ぎたので、慶長遣欧使節団に思いを馳せる時間は無かった。続く