浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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今日のポタリング

2010-09-18 13:51:00 | 自転車
今週は三連休だけど、カミさんは出勤、子供たちは学校なので、ホントに三連休なのはオヤジ只一人。カミさんの職場へ送迎をすませて、いそいそと自転車を踏みに出かける。

息子と昼飯を一緒に食べるために戻ってきたいので、あんまり時間はないのだ。

手頃な距離感だと思ったのが、松戸の浅間神社。ここを今回の目的地にして走り出しました。

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北東の風が思ったより強くて、ずっと坂道登ってるみたいでした。


辿り着いた松戸の浅間神社はこんな場所でした。
20メートルほどの山の頂上に神社は鎮座しているのだという。この山は自然のものだそうで、その形成は地質時代にまで遡り、太日河(江戸川)の開析作用によって、南側山矢小台の下総台地と分離したものなのだそうだ。

送信者 文化財部


山の植生は、長い歳月で淘汰され極相林と呼ばれる安定した森林となっているという。

送信者 文化財部



確かにここはぽこんと飛び抜けた場所になっていて遠くからでも目だった地形になっていました。

送信者 文化財部


こんなところで今日は登山をする事になるとは。しかもヤブ蚊に追われて逃げるように下山。


江戸川を渡り今度は対岸を海に向かって走る。残念なことに風向きが変わり、ちっとも楽にならない。思ったより時間を食ってしまいそうなので頑張ってどんどん下って、善養寺で一服。



善養寺

送信者 文化財部


こちらは1527年に京都、醍醐山の頼澄法印がやってきて不動明王を祀ったのがはじまりだというが、寺自体はどうやらもっと古いものらしい。

影向の松はなんと樹齢600年以上なのだそうだ。養生中でしたにはいる事はできませんでしたが、最早自立する事も放棄して広がったこの松の姿はちょっとびっくりしますよ。

全景

送信者 文化財部


ちょっと寄ってみました。

送信者 文化財部


松ってこんな植物だったっけ。

おぴんずるさま

送信者 文化財部


ビンズールは天竺の一六羅漢の筆頭羅漢なのだそうですよ。頭を撫でると頭が良くなり、鼻を撫でると美人に、そして手を撫でると器用になるのだそうです。

当然僕は全部撫でてきました。


そして漸く見つけた旧今井橋親柱。この辺だと思ってキョロキョロ探していたんだけど、どうした訳かなかなか見つからないでいたものです。したらコーナーの最深部にありました。自転車で駆け抜ける時、ここには目をやらない場所でした。だから今まで気がつかなかったんですねぇ。

旧今井橋親柱
送信者 水門と橋その2


ほぼ息子の帰宅に合わせて到着、一緒にお昼を食べました。満腹して眠くなってきて、幸せな気分です。


今日のお散歩

2010-09-17 22:34:00 | 出来事
三連休を目の前に、ちょっと仕事が残ったけど、鞄にぶち込んで、こんな夜は歩いて帰ろう。と云う事で早々に身の回りを片付け、仕事をしている若者のおいて、僕は独り夜の街を歩く。

芝大神宮では、例大祭(だらだら祭り)が開催されておりました。遠くから提灯の明かりが懐かしくも華々しくて蛾のように引き込まれてお参りに立ち寄らせていただきました。

芝大神宮

送信者 文化財部


こちら、御鎮座は遠く平安時代、寛弘二年(1005年)一条天皇の御代に創建された由緒あるお社なのだそうで、千年。まじすか。


送信者 文化財部


猛暑で夜のお散歩は中断していた訳だけど、自転車にはほぼほぼ毎週乗って、数十キロ走っているので鈍ることもないだろうと思っていたのだけど、自転車とお散歩では微妙に使う筋肉が違うらしい。

バテはしないものの、足がカクカクしてきゃいました。


旧新橋停車場


送信者 建築部


カメラが違うと絵もまるで違うものになりますねぇ。運動よりも夜景を撮る事に完全に軸足を移しつつ、先日は雨で歩ききれなかった、八丁堀を久々に目指して気持ちよく歩いた夜でした。

9月に入り暑さも一段落したもののまだまだ汗ばむような夜でした。

築地菊栄ピル

送信者 建築部



今日のお散歩

2010-09-15 22:28:00 | 出来事
猛暑続きで中断しておりました、会社帰りの夜散歩を再開してみました。涼しくなってくると夜の東京のお散歩は楽しいのなんの。

カミさんがいよいよ、「樅の木は残った」に挑戦し始めたところで、「浅岡飯たきの井」です。こちら場所がなかなか特定できず芝公園の回りを徘徊しておりましたが、なんのことはない港区役所の真ん前にありました。

浅岡飯たきの井

送信者 文化財部


「浅岡」とは伊達家三代目綱宗の側室、亀千代(後の四代綱村)の生母三澤初子こと浅岡の局のこと。
 傍らに立てられた由来表示には、「江戸時代、ここに良源院(増上寺子院)があり、仙台藩伊達家の仕度所として藩主等の増上寺参詣の折などに使われていた。万治三年(1660年)の伊達騒動の際に嗣子亀千代(後の綱村)を毒殺の危険から守ろうとして、母の浅岡の局がこの井戸の水を汲んで調理したといい伝えられる」とあります。


「樅の木は残った」では、ここの前で原田甲斐と宇野が会話をしてましたね。

築地塀

送信者 文化財部




芝口御門跡

送信者 文化財部


絶対僕は今夜笑いながら歩いてるなぁ。


新橋の親柱

送信者 水門と橋その2


そんでもって新橋の親柱を再度撮影。


雨が降って来ちゃいましたが、構わずずんずん歩いてしまいます。

第三渡辺ビル


送信者 建築部


このビル。夜景の美しさは素晴らしいと僕は思いますよ。

ザ・クレッセント・ハウス

送信者 建築部


いつかここでカミさんと食事する機会を持ちたいものです。

新橋高架橋下

送信者 建築部


ボルドー


送信者 建築部



銀録館第一銀録ビル


送信者 建築部


1階のバーは50周年になるらしいけど、敷居が高くて近寄れません。

そして和光。


和光


送信者 建築部


銀座に到着した時点で今夜は本降りになってきちゃいましたので、有楽町方面区へ回避して本日のお散歩は強制終了という感じでした

ちょっと残念でありましたが、暑さも一段落して秋からは本格的に時間を作ってガンガン歩いてみたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。




古石場川へ

2010-09-11 15:18:00 | 自転車
先週末は風邪でダウンしてしまい、土日二日間まるまる寝て過ごしてしまいました。後で体重計ったら1.5㎏も太っていて、病気なのに太れる自分というのもなんだかなぁと。

今週もまだまだ暑さが続きますが、やはりちゃんと運動しないと自分は気分的にも健康面でもダメだと云う事で、朝ちょっと早めに自転車引っ張り出してスタートしました。

本日は古石場親水公園を目指します。僕はここのところ水門や橋を目標に自転車を走らせているけど、江東区はまだまだ訪ね切れていない橋が沢山あるのだ。

また江東区は格子状に運河が巡っている関係でなかなか効率のいいルートを作るのが難しい。

今回は、猫実川から新川に沿って浦安から江戸川区へ、そして荒川を渡って小名木川、大横川に沿って古石場川を目指してみた。

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因みに、古石場川は「ふるいしばがわ」と読むのだそうで、この辺りは都心だと云う事が全く信じられないような静かで落ち着いた場所だ。

江東区ってこうした穴場的に妙に落ち着いた場所があって僕は結構好きだ。

送信者 水門と橋その2


こちらは小津橋。小津安二郎に因んだものなのだそうだ。

そして橋。

江東区は運河が多い事から必然的に橋も多い。橋を巡る僕としてはメッカのような場所と思えばいいのだろうか。

福寿橋。こちら昭和4年架設だそうです。

送信者 水門と橋その2


この素敵な配色。

と云う事で今回行った訳ではありませんが、ちょっと蔵出し。

大栄橋

送信者 水門と橋その2


大栄橋は昭和4年架設。

昭和3年架設の橋たち

御船橋

送信者 水門と橋その2



鶴歩橋

送信者 水門と橋その2


小名木川橋梁

送信者 水門と橋その2


昭和4年組

緑橋

送信者 水門と橋その2


松本橋

送信者 水門と橋その2


古石場橋

送信者 水門と橋その2


崎川橋

送信者 水門と橋その2


亀久橋
送信者 水門と橋その2


あー、ダメだこりゃ。今度また撮りに行かないと。

そして昭和5年組

万年橋

この素敵さはどうでしょう。

送信者 水門と橋


西深川橋

送信者


東富橋

送信者 水門と橋その2


昭和7年組の白妙橋
 
送信者 水門と橋


新田橋

送信者 水門と橋その2


元は昭和7年に架設されたものを平成15年に復元したもののようです。

少しは橋を回って彷徨っている僕の気持ちがわかって貰えましたでしょうか?

まだまだ撮影には修行が足りませんが、江東区にはまだまだ沢山橋があって、しかも八幡橋という明治11年架設という親玉が残っているのでありました。



8月の読書メーター

2010-09-01 21:56:00 | 読書
8月の読書メーター。なんと言っても今月の収穫は「樅の木は残った」ですね。これはとんでもなく素晴らしい本でした。

8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2653ページ

ノーザンライツノーザンライツ
☆☆☆☆★ チャトウィンがパタゴニアを目指したようにミチオはアラスカを目指したんですね。思いもよらない展開に涙がでました。
読了日:08月29日 著者:星野 道夫
樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ 断腸の思いで読み切りました。ここまで胸に迫る本はありません。
読了日:08月27日 著者:山本 周五郎
樅ノ木は残った (中) (新潮文庫)樅ノ木は残った (中) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ もう夢中になって読みました。山本周五郎おそるべし
読了日:08月23日 著者:山本 周五郎
それでも、日本人は「戦争」を選んだそれでも、日本人は「戦争」を選んだ
戦争に突入したのはやむを得ない事情があったと。仕方なかった、他に道がなかったと言っているとしか読めませんでした。僕は非常に違和感を感じました。受け入れがたいものがありました。
読了日:08月19日 著者:加藤陽子
樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ 面白し!どうしてもっと早く読まなかったのか悔やまれます。
読了日:08月14日 著者:山本 周五郎
ハンド・オブ・デス (COLD BLOOD Documentary Series)ハンド・オブ・デス (COLD BLOOD Documentary Series)
☆☆☆☆★ レクターのモデルとなった人物の実話。トンプスンを地で行く上に驚愕の展開。これはほんとびっくりな本でした。
読了日:08月10日 著者:マックス コール
ゾウがすすり泣くとき---動物たちの豊かな感情世界 (河出文庫)ゾウがすすり泣くとき---動物たちの豊かな感情世界 (河出文庫)
☆☆☆☆★ 動物に心があるのか、それはそもそも疑問を持つこと自体が間違っていると僕は思います。
読了日:08月08日 著者:S・マッカーシー,ジェフリー・M・マッソン

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