浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

2015年3月の読書メーター

2015-04-03 15:02:00 | 読書
2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1853ページ
ナイス数:77ナイス

東京の100横丁東京の100横丁感想
横丁に耽溺できるこの余裕が激しいうらやましい。僕はただ通りすがるのみであります。そして橋にも目を向けるこの方の町歩きは本物だと思う次第です。僕も引き続き精進してまいります。
読了日:3月29日 著者:矢吹申彦
関東大震災を歩く―現代に生きる災害の記憶関東大震災を歩く―現代に生きる災害の記憶感想
今更びっくりしたのだけど、都内には震災以前の建物はほとんどなくて、今レトロだと思える建物はその大半が震災復興建築だったのでありました。現在のレトロは当時の復興というトレンドであった訳だ。なるほどなー。本当にびっくりだよ。
読了日:3月29日 著者:武村雅之
ダルフールの通訳 ジェノサイドの目撃者ダルフールの通訳 ジェノサイドの目撃者感想
☆☆☆☆☆ 瞠目の一冊でありました。まずは手にして読んでほしい。ダルフールに対する支援も大切だが、これを生む世界もどうにかしなければならいな対象だと思う。
読了日:3月26日 著者:ダウドハリ
《非常事態》を生きる《非常事態》を生きる感想
☆☆☆★★ 難しい、読みにくい。括弧書きが長くて断続的に入ってくる文章を読むのは根気のいる作業でした。しかし書かれていることはとても重要。対話じゃなくて読み物として書かれた本に今度は挑戦してみますよ。
読了日:3月19日 著者:ジグムント・バウマン,チットラーリ・ロヴィローザ=マドラーゾ
メッカ事件 イスラーム・聖地・石油メッカ事件 イスラーム・聖地・石油感想
☆☆☆☆☆ 部族。サウジ。イスラム教。石油。中東情勢。国際情勢。過去、現在、未来。メッカで起こったテロで発露した矛盾の数々。おどろくほど見事にコンパクトに纏まった一冊でありました。
読了日:3月10日 著者:中川和夫
パイドロス (岩波文庫)パイドロス (岩波文庫)感想
「禅とオートバイ修理技術」に登場していた「パイドロス」をちゃんと読みたいと思っていました。会社の昼休みにプラトンを読むというのも希有な経験だったと思います。
読了日:3月9日 著者:プラトン
猟犬 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)猟犬 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
☆☆☆☆★ マルティン・ベックシリーズを彷彿させる一冊でした。これこれ!こういうのを待ってたんですよ。面白かった。見事な出来映えでした。
読了日:3月4日 著者:ヨルンリーエルホルスト,JørnLierHorst

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