浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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モノクローム

2011-11-27 19:26:00 | 出来事
久しぶりに仕事しない週末。

父の年賀状などを印刷する。本人に一筆書く時間が必要なので毎年早めに作って一度まとめて仙台の父のところへ送る。

いつも思うのだが、父のように半身マヒなどになってしまった方々はこの時期どうやって年賀状を作っているのだろう。

引越しなどで変更になった人の住所を直し、届いた欠礼葉書の内容を確認し送付リストから外し、今度は去年喪中だった方をリストに加える。裏面の文面に加えて父の近況がわかるような写真を添えて印刷する。

印刷する前準備だけでも大変な作業なんじゃないだろうか。

手伝ってあげることで商売になるのなら、僕が手伝ってあげるけどなー。

その合間、荒木経惟の写真集をひっぱりだして眺める。昔観ていたときには撮影した場所などほとんどわからなかったけれど、今あらためて眺めてみるとあちこちの場所がどこなのかわかるようになってきていた。

大まかでも場所がわかると荒木の写真の面白さはまたぐっと違ったものになる。

そしてまたモノクロームがいい。

しかもネオパンSSだと言い切っているところも素晴らしい。

そして荒木の写真のうまさたるや。いやはや。

観てるとやはり撮りたくなっちゃいますね。

勿論へたくそでどうしようもない訳ですが。
それでもやはり。

送信者 モノクローム


モノクロの写真。高校生の頃どっぷりはまって自分で現像・プリントしたりしていたものだ。モノクロの味わいはまた別格なものがあると思う。


送信者 モノクローム


フィルムの現像やプリントは薬品の調合や、現像液の温度や気温、そして時間なんかによって写真のコントラストや硬度が変わってしまう非常に微妙でやり直しが効かないなんとももどかしい作業だったわけだけど、今やこのデジタルカメラはスイッチ一つで切り替えが自由自在。



送信者 モノクローム


腕が悪くとも写真だけはちゃんと撮れるという優れものだ。普段から持ち歩いてどんどん撮ってみたくなってきました。