浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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召集令状

2007-01-18 00:19:29 | 出来事
グループの従業員の健康管理をしているセンターからの召集令状が届くとすごく憂鬱になる。

喩えて言うなら苦手なカラオケの順番が近づいてくるのを待っている感じ。血圧だ、血糖だ、コレステロールだといろんなパラメーターがあるけど、どれもどのように頑張れば上手くコントロールできるのかわからん。結局コントロール出来ないのも自分の音痴さ加減と非常に似ている。

そうそう音楽のテストと健康管理センターの検診はとっても似通っていると思う。だっていきなり行って上手く行く訳なくて、日頃の鍛錬が肝心な訳だが、どう訓練すればいいのか皆目わからんという問題だ。

それは僕がオルガンとかピアニカのテストに向かう時、自分が左利きであるという問題に直面した頃に端を発する。

叔母さんが幼稚園の先生だったりした事からオルガンの練習を自宅でやる事にはなんら障害がない環境だったし、叔母さんも頼めば懇切丁寧に教えてくれたと思う。

しかし、いざ本番。みんなと演奏するとそのスピードに全くついて行けないのだ。

そう叔母さんは僕の技量に合わせて適度なスピードで弾く事に付き合ってくれていた訳だ。しかしそれは所詮左利きの人間が右手で弾く最低限のスピードで弾く事であって、自分以外は全員右利きである教室のメンバーと一緒に弾くのとは訳が違うのだった。

はっきり言って全然右手が動いてくれてなかった訳ね。

「大丈夫。ちゃんと演奏出来てるわよ。」
なんて褒めてくれる叔母。

違うのだ。そーゆー事ではなくて。みんなと一緒のスピードで弾けないと意味ないのになんてとてもじゃないけど言えなくて、そして、もっと早く弾けるようになれないのは誰のせいでもなく自分のせいであると云う事も言えなくて、大変もどかしい、劣等意識を噛みしめた思いをしたものだったのだ。

うわ。なんでこんな話を書いているのだ。俺。

そうそう健康管理センターの招集の話であった。

読んでくれている人にとってはどうでもいい事だろうが。話を戻すのだ。

システムのリリースに向けた過大なストレス。年末年始の暴飲暴食。リリース後の対応で鉄棒を舐めた様なビリビリくる日々。こんな状態で血圧とか血とか調べられたらろくな事にならね~よな。

そして一度、新たな因子でとっつかまればその件でまただらだら調査だ、検査だ、なんだかんだと数珠繋ぎなイベントが発生してくるのだ。

と云う事で凄く憂鬱であったと云う話である。

しかし、しかしである。血圧はなんとここ暫く見たことないくらい普通。
上が120で下が75ですよ。

あ。どーでもいい話してますね。すんません。つい嬉しくて。

そう、そしてなんでこんなに上手く演奏できたのかわからん訳よ。

神の手を持つと言われる脳外の福島先生も先日テレビで「メチャクチャ忙しい時が一番健康」みたいな事を言っておられたな~。

僕の場合も要は忙殺されよと云う事なのだろうか。
或いは、上手く演奏しようなんて思わず、好きなことを真剣にやる事だったのかもなと。そしてその方が長生きすると。