行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コアジサイ

2021-06-12 20:00:03 | 花,植物
丘陵の山道に、
今年もコアジサイの花を写しました。
淡い青色がすてきな山の花です。


5月14日、
公園の一部になっている丘陵の山道を散歩、
早くもコアジサイが咲いていました。


この時期、
アジサイはまだ青い蕾、色づきを見せていません。
アジサイより半月ほど早く、花開くコアジサイです。


コアジサイ(小紫陽花)。
アジサイ科アジサイ属の落葉低木、
日本固有種、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し、
明るい林内や林縁などに自生します。
別名シバアジサイ(柴紫陽花)。


枝先の5cmほどの花序に小さな白色の花をたくさんつけます。
アジサイと違い、装飾花はなく、花はすべて両性花です。
両性花は直径4mmほどの5弁花、
雄しべは10個、淡紫色の花糸が花弁より長く伸び、
花色が淡青色に映ります。


葉は枝に対生につき、
長さ5-8.5cmほどの卵形から倒卵形で、先は鋭く尖ります。
葉の表面には光沢があり、縁には規則的で大きな鋸歯が見られます。
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ノイバラとウツギの花

2021-06-11 20:00:12 | 花,植物
5月の谷戸道にノイバラとウツギが花開いていました。
今年はいろんな植物の開花が早い。


谷戸道にノイバラ(野茨)が茂り、花をつけていました(5/12)。
バラ科の落葉性のつる性低木、
沖縄以外の日本各地の山野に多く自生し、
ノバラ(野薔薇)とも呼ばれ、ノバラの代表的な種です。


枝には鋭いとげがあり、
それが野茨の名の由来。
よく枝分かれして、茂り、
初夏、円錐花序に白色の花をつけます。


花色は普通白色、
しかし、時折、淡いピンク色のものが見つかります。
各種バラの品種改良に使われ、
また、園芸用バラ類の接ぎ木の台木として栽培もされているノイバラです。


民家の外庭に美しく咲いたピンク色の薔薇を見つけました。
ピンク色が濃く、花が少し大きく感じますが、
花の形、咲き方はノイバラによく似ています。


川際のコンクリートブロックの壁から、
数本のウツギが枝を伸ばして白い花を枝いっぱいに付けていました(5/12)。
夏の到来を感じさせるウツギの花、
旧暦の卯月(4月)に花をつけることから卯の花の名があります。


ウツギ、
昨年の果実殻がたくさん残る中、
枝先に伸びた円錐花序に白い花をたくさん咲かせていました。。
花弁は5枚で細長く、閉じぎみに咲きます。


アジサイ科ウツギ属の落葉低木、
幹、枝の内側が空洞になっているのでウツギ(空木)の名。
本州、四国、九州に広く分布し、
山野の路傍、崖地など日当たりの良い場所に普通に自生しています。
また、垣根や庭木などとしてもよく使われます。
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センダンの花とアオスジアゲハ

2021-06-10 20:00:54 | 花と虫
公園のセンダンに花が咲き、
アオスジアゲハが花から花へと乱舞していました(5/12)。


センダン(栴檀)。
センダン科の落葉高木、
暖地の海岸沿いや山地に自生しますが
花、葉に魅力があり、公園木や庭木として使われています。


5月頃に薄紫色の小さな花を咲かせます。
花は8~9mmの5弁花、雄しべは10本、真ん中で合わさり筒状になります。
一つ一つは小さな花ですが、まとまって咲くその姿は華やかで美しい。
葉は、2回奇数羽状複葉で互生し、
一枚の複葉の長さは50 cm以上の大型葉です。


香りもよく、
センダンの花にはアオスジアゲハがよく集まります。


花が小さく蜜量が限られているせいか、
一つの花にいるのはほんのわずかの時間、
次から次へ、花から花へと移動し、写すのはけっこうたいへんです。


センダンの花を入れて、アオスジアゲハの飛翔姿を。
アケハがぶれてしまいましたが
偶然に蜂の飛翔姿も写っていました。


定住のヒヨドリが「俺の木」だとばかりにとまりました。
秋に熟しても、真冬まで残るセンダンの実、
サポニンが多く、他の鳥は食べないのですが、
真冬にはヒヨドリの食糧となります。
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ハクチョウゲ、ノコギリソウ

2021-06-09 20:00:23 | 花,植物
歩道の植え込み、
何本かの低木にたくさんの白い小さな花がついていました。
ハクチョウゲ。
小さいながら、可憐で美しい花です。


ハクチョウゲ(白丁花)、
アカネ科ハクチョウゲ属の常緑低木、
江戸時代に中国から渡来した植物です。


白色に薄紫色の筋が入るのが魅力的です。

ハクチョウゲの花には、
雌しべが長い長花柱花と雌しべの短い短花柱花の2タイプあると書かれていました。
同じ株に両タイプの花が付くようです。


花を大写しにして見ました。
この花、雄しべが長く目立ちますが、雌しべが見えません。
短花柱タイプの花です。


いくつか写した花から、
長花柱の花を探して見ました。
真ん中の花、2裂した花柱が長く伸びていますが、
雄しべは短く、花筒の下の方に隠れています。


ちょうどミツバチが吸蜜にやってきました。
ミツバチと比較すると花の大きさが分かります。
葉も小さく、鋸歯がなく葉先が尖ります。


ハクチョウゲのすぐ横の花壇に
紅いセイヨウノコギリソウが早くも咲いていました。
ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属に分類される多年草です。


そのノコギリソウの花を上からマクロレンズで。
きれいな模様ができます。
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谷戸の親水公園にて

2021-06-08 20:00:07 | 花,植物
5月9日の日曜日、
散歩道の一つ、上谷戸親水公園の水辺を歩いて見ました。


水車小屋のある親水公園、
この時期は水辺はキショウブの黄色に染まります。


昨年に続いてコロナ禍の5月となりましたが
この日は夏のような陽気、
公園の水辺には何組かの親子連れが小魚やザリガニ獲りを楽しんでいました。


公園内の麦畑、
麦がすっかり色づき、収穫を待つています。
麦秋、麦の秋、初夏の季語です。


水辺を少し上流に行くと、
流れを覆うように枝を広げているハコネウツギが花をつけていました。


ハコネウツギ。
スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木、
咲き進むにつれて花色が変化していくことにおもしろみがあります。


咲きはじめは白色そしてピンク色から紅色に。
3色の花が並んでいる様子にレンズを向けたくなります。


タニウツギの花も咲いていました。
同じく、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。
花は紅色の筒形、先端が5裂します。
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マルバウツギ、コゴメウツギ、カマツカ

2021-06-07 20:00:08 | 花,植物
里の山地を散歩、
木に咲く小さな白い花を写しました(5/12)。


山の散歩道、
道脇の木々の中に小さな白い花がかたまって咲いていました。


マルバウツギ(丸葉空木)、
アジサイ科ウツギ属の落葉低木、
関東地方以西の本州、四国及び九州の山野に分布しています。
同属のウツギ(卯の花)より少し早く花をつけます。


5月、枝先に円錐花序を出し、約1cmの小さな花を多数つけます。
葉は対生、葉身は卵円形または卵形で、縁には不揃いな鋸歯が見られます。


コゴメウツギ(小米空木)
ウツギの名がつきますがバラ科の落葉低木です。
日本各地の低山地にふつうに生育しています。


花期は5月、枝の先端または葉腋から伸びた花序に、
その名のように、径4-5mmほどの黄白色の小さな5弁花を多数咲かせます。
雄蕊は10本あり、花弁より短く、雌蕊は1個で直立します。


葉は互生し、
形は卵形に近い三角形で葉の先端は尾状に伸びて尖ります。
縁は浅いものと深いものが入り交じってのギザギザがあります。


この木も白い小さな花をたくさんつけていました。
マルバウツギとは異なる花、葉、
バラ科カマツカと思われます。

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チョウジソウとユキノシタ

2021-06-06 20:00:04 | 花,植物
5月の連休明け、
公園の林縁にチョウジソウとユキノシタが咲いていました。


チョウジソウ(丁字草)。
キョウチクトウ科の多年生草本、
5〜6月、茎頂に集散花序を出し薄青色の花を複数咲かせます。


チョウジソウ、
かつては川原の土手や湖岸などの湿地に群生していましたが、
最近では個体数が減少し、自生ものは絶滅が危惧されています。


このチョウジソウ、
公園の林縁地にもともとは植えられたものとおもわれますが、
毎年、少しずつ増えています。
素敵な色、形の野趣味の花


淡青色の星形、派手さはありませんが素敵な花です。
葉は長さ 6〜10cm、幅 1〜2cm の細長い披針形で互生します。


ユキノシタ(雪の下、虎耳草)
ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑の多年草、
山地の湿った場所に自生しますが、人家の庭の日陰地などに植えられています。
花期は5 - 7月頃、花茎を伸ばし、円錐花序を形成して多数の白い花をつけます。
花弁は5弁、上の3枚が小さく上部に濃紅色の斑があり、
基部には濃黄色の斑が見られます。
下の2枚の花弁は白色一色で大型です。


この草、上3枚の小さな花弁に紅色の斑が見られません。
ハルユキノシタかと思いましたが、
花時期、形状から、これもユキノシタと思われます。

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道ばたの黄色の花

2021-06-05 20:00:13 | 花,植物
5月初旬の散歩道、
道ばたに写したニガナ、コウゾリナ、ブタクサ、イヌナズナ、
いずれも黄色の小さな野の花です。


林間の陰地にニガナが群生していました。


キク科の多年草ニガナ、
小さな花ですが、これだけ群生していると絵になります。
以前は里山環境によく見られた花とのことですが、
開発、里山の荒廃で見る機会も少なくなってきています。


花時期は5〜7月、
黄色の舌状花、5弁花が多く見られますが、
6弁、7弁のものもあります。
舌状花が8弁以上あるものもあり、ハナニガナと呼ばれます。


キク科コウゾリナ。
野原や荒れ地などによく見られる越年草、
普段はレンズを向けることはないのですが、
岩との対比がおもしろいので一枚。
茎や葉に硬い毛が多く見られます。


竹林の手前に小規模に群生していたブタナ、
ヨーロッパ原産のキク科の越年草です。
日本各地に帰化し、市街地の道端、畑地などによく見られます。
分岐し、ひょろひょろと伸びた花茎にタンポポに似た花をつけます。
これも、普段はレンズを向けないで通り過ぎる花の一つです。


春先に草刈りがされた林縁の草地、
他の草より伸びた茎に黄色の小さな4弁花が咲き出していました。
花の形からアブラナ科、
ナズナに似た花、イヌナズナのようです。
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忍冬の花

2021-06-04 20:00:34 | 花,植物
5月の連休が過ぎた頃、
山野の林縁などにニンドウ(忍冬)が白い花を咲かせていました。


ニンドウ(忍冬)。
花期は5月、スイカズラ科スイカズラ属の常緑性のつる性低木、
スイカズラ(吸い葛)、キンギンカ(金銀花)とも呼ばれます。


つぼみは淡紅色、
咲き始めの花は白色をしていますが、徐々に黄色に変化します。
そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居して見られ、
これがキンギンカ(金銀花)の名の由来です。


花弁は細い筒状で、先の方が上下2枚の唇状に分かれます。
上唇は浅く4裂、下唇はへら状となり、
雄しべは5個で、いろいろな方向に突き出ます。
雌しべは1個、柱頭は丸く緑色、こちらも花弁から突き出ます。
この不規則に突き出た雄しべ、雌しべで、
なにか人のように見えてしまいます。


花弁が顔、長く突き出た雄しべが手足、
緑の柱頭が口でしょうか、
この黄色の4つの花、4人でコーラスをしているように見えます。
名づけて、コーラスガール、FOUR FLOWERS。


同じ頃、
公園の花壇で写したこの紅色と黄色の花、
花の形がニンドウにそっくりです。


調べて見ると、ニンドウの園芸品種、
ハニーサックル・ゴールドフレームとありました。
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スモークツリーとナンジャモンジャの花

2021-06-03 20:00:36 | 花,植物
ハグマノキ(白熊の木)、ケムリノキ、カスミノキなど、
いろいろな名があるスモークツリー、
ウルシ科の落葉低木です。
花後に花柄が長く伸び、不稔花の花柄には細かい糸状の毛が密生し、
煙のように見えるのがこれらの名の由来となっています。


公園のスモークツリー。
花がいつのまに終わっていたようで、
花柄が伸び、円錐形の花序が赤色に染まっていました(5/6)。


露出をプラスに調整して、午後の逆光下で一枚。
煙のような状態が注目されるスモークツリーですが、
この状態、赤色になったスモークツリーも素敵です。


10日後(5/16)の同じスモークツリー、
赤色が淡くなり、だんだん煙のようになってきていました。


さらに4日後(5/20)、
むくむくと煙のようになっていました。
スモークツリーは雌雄異株、
煙ができるのは雌株、雄株は花穂が短く煙のようになりません。


5月6日、
民家の道端の外庭に、
ナンジャモンジャの木が花をつけていました。
白く細い花びらの花がかたまって咲きます。
少し珍しい木です。


ナンジャモンジャは俗称、
正しくはヒトツバタゴ、モクセイ科の植物、
一部地域に自生もしていますが、
この木は当然、庭木として使われているものです。
ヒトツバタゴの「タゴ」はトネリコの事、
これから咲き出す(6~7月)シマトネリコも似たような花をつけます。
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