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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マユタテアカネの雌

2021-10-20 20:00:30 | 昆虫
昨日に続いてマユタテアカネ、今日は雌編です。
マユタテの雌は雄と異なり、
翅の先端に褐色斑がある個体とない個体がいます。
そして、成熟しても赤くはならず、濃い褐色に変わります。


9月中旬、まだ完熟前のマユタテアカネの雌(9/17)。
林縁の藪の中、飛び上がったと思ったら、
蜂か虻らしき小さな虫をくわえて下りてきました。


これも9月17日、別のマユタテアカネの雌。
体色はまだ黄褐色と言えますが、
上のものより少し褐色が濃くなっているように見えます。


翅の先端に褐色斑があるマユタテアカネの雌がいました(9/29)。
正面から、特徴の眉斑と翅の褐色斑をねらって見ました。


上と同じ個体、変わったポーズをとりました。
産卵は水の中にしますので、産卵ではなく排便?
最初の個体に比べると 、成熟が進み、腹部の褐色が濃くなってきているのが分かります。


10月中旬のマユタテアカネの雌。
ほぼ完熟、腹部、胸部、頭部ともに濃い褐色です。


これも10月中旬の成熟したマユタテの雌、
赤味が入り光沢のある赤褐色の体色に見えます。


上と同じ個体です。
発生期から未熟期には雌雄ともに黄褐色だったマユタテアカネ、
他のアカトンボもだいたいそのようですが、
成熟すると雌雄で体色が大きく変わります。
コメント
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