ふぶきの部屋

侍ブロガー、ふぶきが宝塚とドラマ、皇室からワイドショーまで語ります。連載中の小説もお見逃しなく。

初心者の為の宝塚講座23 トップ娘役編2

2018-07-13 07:00:00 | 初心者の為の宝塚講座

 月組 

天海祐希のさよなら公演「ミーアンドマイガール」を3回籍で見た事ありますが、サリーを演じていたのは麻乃佳世でした。彼女は涼風真世の相手役でもあったわけですが。個人的にはどうにも印象がないというか、どっちの相手役も似合わなかったなと思っています。

一方、剣幸の相手役だったこだま愛は二人でゴールデンコンビと言われていましたけど、ツーといえばカーみたいな呼吸があっていう感じがありました。

 風花舞

1990年→76期生として入団。同期には樹里咲穂・星奈優里・月影瞳など

    月組配属

1996年 → 久世星佳の相手役としてトップ娘役就任

1999年 → 「黒い瞳」で退団

1996年、「CANCAN」のピスタッシュ役で登場した風花舞は非常に衝撃的でした。何というか、彼女の性格がよく現れていた作品であったし役柄であったと思います。

元々彼女は松山バレエ団出身で、全国的にもダンスの実力がすごい事がウリでした。入団時、上級生にいじめられた彼女は「私くらい踊って見なさいよ!」って言い返したというエピソードもあります。

確かに「CANCAN」のピルエットは素晴らしかった。彼女の踊りは「大地の踊り」といわれる程地に足がついていたというか、力強かったですよね。

銀ちゃんの恋」で演じた小夏は、これまた当たり役というか、当時は「トップ娘役に妊婦の役をやらせるなんて」と言われたものですが、この作品で解禁になったようですね。落ちぶれてどうしようもない彼女がヤスと出会うことで普通の女性になっていく過程がよく描かれていました。

だから真琴つばさと組んだ2作品「エル・ドラード」と「黒い瞳」は古き良き宝塚の娘役を踏襲している役で面白みはなかったかもしれません。その代わり久世星佳とのデュエットの時は封印してきたダンス力が弾けたことは素晴らしかったと思います。

風花舞って一言でいうと・・・強い性格なんでしょうね。退団後に出演した外国で数日ホームステイするという企画でも容赦なく自分らしさを発揮してステイ先のおじいちゃん達を困らせていたし。

そうそう、退団時に単独でヒロインを務めた舞台をやってましたね。これは風花が最初って事になるんでしょうか?とにもかくにも宝塚としてはもう少し彼女を在団させるべきだったかなと思います。

 

 檀れい

1992年 78期生として入団。月組配属 同期には瀬奈じゅん・夢輝のあ・貴城けい

1997年 雪組に異動

1999年 月組に異動 真琴つばさの相手役としてトップ娘役に就任

2001年 専科に異動

2003年 星組異動 湖月わたるの相手役としてトップ娘役に就任

2005年 「長崎しぐれ坂」で退団

檀れいがいかに劣等生であったかという事については真琴つばさの所で随分詳しく書いたので、それ以外のことを書かなくちゃいけませんね。

まず、月組配属したものの、成績最下位だった彼女はぱっとしない活動を強いられる。とっても綺麗な娘役だったけどまさか路線に乗るなんて、まさかトップになるなんてまさか専科にいくなんて・・・という驚きの連続ですよね。

そんな彼女が名をはせるきっかけとなったのが「銀ちゃんの恋」の玉美で、顔にものすごい化粧して女をかなぐり捨てて頑張った。私は東京しか見ていないので評判しか聞かなかったけれど。

久世星佳の退団の頃、月組には花組から2番手娘役として千尋れいかが組替えになっており、他にも西条三恵・叶千佳・花瀬みずか・白羽ゆり等可愛くて演技派は結構沢山いたのです。

こんなに才能あふれる娘役の中では上げられないと思ったのか、檀れいはいきなり雪組に組替えになり、新人公演の主演を務めます。あっという間に雪組に異動して、あっという間に戻って来た感じです。多分、雪に組替えの時点で「次期トップ」が見えていたのでしょう。

それというのも千紘れいかが歌は上手な優等生ではあっても、トップ娘役として真琴つばさとの相性がよいようには見えなかったからです。まして二人は同期だし。

そんなこんなで檀はとにかくトップ娘役になったものの、バッシングを受けHPの掲示板が閉鎖になるほど。それもそのはずで、美貌以外は何の取り柄もなかったし、正直、回りの男役がちょっとあきれていた感じもあったしね。

ゆえに、真琴つばさの後を継いだ紫吹淳からはお断りされ、専科に異動。私はてっきり真琴つばさと一緒に同時退団するかと思ったんですが、何と言っても中国公演での「楊貴妃」効果っていうか「この世でもっとも美しい檀れい」に歌劇団はすがる事にしたんでしょうね。

このままどうするんだろうと思ったらまさかの湖月わたるの相手役だもんね。

 

 映美くらら

1999年→85期として入団。同期には柚希礼音・桜一花

    星組配属

2001年 → 月組に組替え。紫吹淳の相手役としてトップ娘役に就任

2004年 → 「飛鳥夕映え」で退団

85期は柚希礼音で有名ですけど、同期の映美くららも娘役として早い出世を果たしていました。

2000年、安蘭けい主演「花吹雪・恋吹雪」で茶茶を演じ、2001年、「ベルサイユのばら」で小公女と子供時代のオスカルを演じ、そして夢輝のあ主演「イーハトーブ夢」でヒロイントシを演じて、名実共に次期星組トップ娘役だ!と思っていたのに、いきなり月組にさらわれてしまった・・・という印象です。

研3でトップ娘役になるのは珍しかったとか。でもいかんせん紫吹淳との学年差がありすぎて大人と子供じゃないのーーもっと他にもいるでしょ、娘役は。何で西条三恵じゃダメだったのか?81期の花瀬みずかもいたのに・・何で映美くららが?

一説には彼女のバックにバーナル石鹸があってそのスポンサーを得ようとしたとか?言われてますけどあくまで噂ですから。とはいえ、「ガイズ&ドールズ」も「長い春の果てに」も結構このコンビはうまくいっていたような気がするんですが、やっぱりどうしたって映美くららの子供っぽさは解消されるはずがなく。

でも映美くららは髪飾りのセンスは抜群によくて、いつも綺麗なものを着けていたなあと思います。

やっと紫吹淳が退団してかなり相性のよさそうな彩輝直とのコンビだったんですが、1作で終わってしまい・・・なんで先のある娘役をこういう風に使い倒してしまうのか、心底歌劇団に怒りました。

(星組に返せっ!)

でも退団後は、テレビで大活躍です。結婚して出産したけど今もキュートで可愛らしくて演技派。特に「99.9」の香川照之の奥さん役は最高です!!

今なら歌劇団にこっそり戻ってもいいんじゃない?

 

 彩乃かなみ

 1997年 → 83期として入団。同期には悠未ひろ、愛音羽麗

      花組配属

2001年 → 宙組に組替え

2005年 → 月組に組替え。瀬奈じゅんの相手役としてトップ娘役に就任

2008年 → 「ミーアンドマイガール」で退団

入団当初から歌が上手で可愛い娘役としてちょっと話題に。

1999年「タンゴアルゼンチーノ」で新人公演ヒロイン

    「ロミオとジュリエット99」でバウヒロイン

こんなにも期待されながらトップになるのには必要以上に時間がかかってしまいました。その第一の原因は「体型」であったと思います。

下級生の頃の彩乃かなみは本当に太ってて(とはいっても七瀬りりこに比べたらねえ・・)でも、いつ痩せるの?なかなか痩せないね・・・ということで、ほそっこい舞風りらとか、渚あきなどに比べると、やっぱり太ってみえたんですよね。

そんな彼女が宙組に組替えになったのは、多分に水夏希の相手役としてだろうと思ったんですが、その水が早々に雪組に組替えしてしまい。あとは女帝が長く居座って、彩乃かなみが活躍する場がなかなかなかったんですよね。

だから瀬奈じゅんの相手役になった時は、「やっと報われた」とお祝いの気持ちで一杯だったんですが。

うーん・・・一言でいうと瀬奈じゅんと二人、別世界を築いていたような?どう見たって月組を見ている気にならなかったんです。二番手が霧矢大夢で、大空祐飛もいて、脇をしっかり瀬奈じゅんお気に入りで固めて(桐生園加も)他は排除しているような違和感が常につきまとっていました。

瀬奈じゅん時代の月組は作品的にも恵まれたとはいえず、あんなに花組では「オレ様」でバリバリだった瀬奈じゅんって実はとっても軽かったんだと実感しました。

彩乃かなみもどこがどう悪いというわけではなく、単にあたり役に恵まれなかったというか、最初から「ヒロイン」は付け足しような感じで作品を作られたことが不幸だったかなと思います。

今思えば、歌劇団は瀬奈じゅんと彩乃かなみに何をさせたかったんだろうなと思います。退団後はその歌唱力を存分にいかして舞台で活躍しています。

2016年に見た「オフィーリアと影の一座」で演じたトゥーランドットは圧巻でした。

 

 

 蒼乃夕妃

2002年 → 90期生として入団。同期には愛原実花

       星組配属

2009年 → 月組に組替え。霧矢大夢の相手役としてトップ娘役に就任

2012年 → 「エドワード8世」で退団

あまり新人公演時代を知らないのですが、いきなり月組に組替えとなった時は驚きました。でも霧矢大夢とはラブラブで、総じて大人の舞台を作ってくれたと思います。霧矢は元々劇団四季風に演じる人ですけど、そういう人の相手役としてまさにぴったりだったんじゃないでしょうか?

トップお披露目の時は96期騒動がありましたけどよく頑張りました。でも彼女が演じたマルグリットはやっぱり遠野あすかへのオマージュだったかなと思います。

エドワード8世」のウォリスが最も似合っていた役だと思いますし、「MISTY STATION」でも素晴らしいダンスを披露していました。

退団後も精力的に舞台で活躍。ご結婚もされてお幸せですね。

 愛希れいか

2009年 → 95期生として入団。同期には朝美絢。

2012年 → 龍真咲の相手役としてトップ娘役就任

2018年 → 「エリザベート」で退団予定

元々は男役で、「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルまで。

ジプシー男爵」から娘役を演じ、2011年に正式に娘役に転向し「アルジェの男」で新人公演ヒロイン。

正直、「アリスの恋人」のヒロインを見た時はあまり可愛いと思わなかったんです。小柳奈穂子特有の少女漫画チックな部分があまり合わないというか、明日海より強く見えちゃって。でもそれもこれも男役から転向したての頃だったからなんですね。

愛希れいかの受難は龍真咲の相手役になったことですね。

何が気に入らないのか龍真咲はついに一度も愛希れいかを正面からみるという事をしなかった・・・当然芝居でもショーでもよそよそしさが付いて回り、それでも笑顔を絶やさなかった彼女にあっぱれです。

ご褒美のように「1789」のアントワネットが大ブレイク。彼女の代名詞は「太陽王ですわね。

珠城りょうを婿養子に影のトップスターとして輝いています。

第二の女帝とも言われる愛希れいかの退団後の活躍が楽しみです。

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6 コメント

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Unknown (しまこ)
2018-07-13 10:36:28
トップ娘役花組篇、月組篇を楽しく拝読しました。
いろいろな人がいましたね。
トップとのお芝居の相性がよくて、美しく、ショーにも強い娘役、
なかなかいませんね。いたとしても、諸事情ありますものね。
雪、星篇、そして宙も楽しみにしています。

初めて見た宝塚のトップ娘役が神奈美帆さんだったので、その後どなたを見ても
物足りず、白城あやかでようやくスゴイと。お二人とも芸能界へは行かず、よき家庭人に
なってしまわれましたね。
好み… (ゆうこ)
2018-07-13 21:13:32
こうやってみると月の娘は好きです

今日は星組観劇でした…ショーを見て、これが少し芸術性に傾くと月のbaddyになるんだなと?
斎藤先生はごった煮、台湾の台北の夜店で売っているスープと鶏肉料理みたい

それを濁ったスープを何度も濾して透明に近いのがbaddyかな?
上田久美子恐るべし
でも台湾に持っていく作品だから衣装は全部新しい、セットも新しい
いきなり七海ひろきの扱いが良くなって、どうしたもんだか?
いったい (ぱん)
2018-07-14 00:18:01
小説の続きはどうなっているのですか?
ずーっと止まってますよね
楽しみ読んでますよ! (カナメちゃんファン)
2018-07-15 09:28:40
皇室記事から拝見するようになり、最近の宝塚のことも知るようになりました。
私はカナメちゃんファンでしたが、その後ずっと離れていて、子育てが落ち着いてからまた観劇するようになりました。
なので、ふぶきさんの記事とっても勉強になります!何が参考になるって、芸事の良し悪しもきちんと押さえて下さっていること。歌がいい、とか男役としてこういうポイントがいい、とか。
皇室関連記事ももちろんですが、少しお休みされたらまた宝塚関連の記事もアップして下さいね!ずっと楽しみにしています。
宝塚関連の記事を楽しみにしている読者もいますよー、の意味で応援のコメントです。
観劇歴は月組がダントツ (はらちゃん)
2018-07-15 10:49:31
高校時代に数回観劇したのちブランクがあって、観劇再開したのが、たぶん、ふぶき様よりほんの少し前になります。
月組は一番観劇した組。
うんうん、そうそう〜と、この娘役さんてそうだったわーと、楽しく拝見させていただいていますが、コメントになると洞察力、文章力等なく、ただ好きとか苦手とかになってしまいます。ごめんなさい。

一番印象に残っているのは、なんといっても、風花舞さん。素晴らしいダンスに、こんなに踊れる人がいたのねーと感動しまし、「プレステージュ」のビデオは擦り切れるかと思うほど見ました。
懐かしい…
あと、彩乃かなみさん。
歌がお上手なのは存じておりましたが、お披露目の「REVUE of DREAMS」で、このかた踊れるのねぇ〜と。
もうお一方、花瀬みずかさん。
なぜ娘役トップになれなかったのか、今でも疑問です…
タイミングでしょうか。トップの方との相性とか。あーちゃんだけでなく、そういう方はたくさんいるのですが、同期で舞風りらさん、ふづき美世さんが娘役トップになったので、、
そもそも候補でもなかったのでしょうかねぇ…。
初めまして (河合)
2018-07-15 14:19:05
中学生だった30数年前に宝塚のファンでした。この2~3年、観劇を再開してますが、今の方の名前が覚えられません。歳ですね。
1984年辺りに月組の女役、条はるきがバウで主演しました。ピアフの物語でした。当時のトップ娘役の黒木瞳が感激して泣いたと、新聞に書かれてました。

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