ふぶきの部屋

侍ブロガー、ふぶきが宝塚とドラマ、皇室からワイドショーまで語ります。連載中の小説もお見逃しなく。

朝ドラ「エール」プリンスVSスター

2020-06-27 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 東京宝塚劇場の再開決定、よかったです。でも、どうせ見ることが出来ないと思うと悲しい。しかも人数が減ってしまうなんて

一般庶民も見ることが出来る宝塚へ戻る事を祈っています。

 朝ドラ「エール」何となく見てます。

昭和歌謡が、特に戦前の歌が好きなのでそういうものに触れることが出来るのではないかと、楽しみに待ってました。

福島が舞台というのも嬉しかったし。

でも始まってみると、何というか・・・昭和じゃないでしょ。平成でしょって感じで。

いくら何でも福島の田舎があんなにハイカラな筈ないよーーとか、登場人物がみんな能天気で大正・昭和の人が持つ「強さ」「暗さ」を持ってないというか(当たり前だけどね)

特にダンスホールシーンは真面目に引いてしまって・・今後、どうしようかなと思った程でした。

そしたらいわゆるスピンオフシーズンになり、ますますつまんなくなってしまった。

特に二浦環なんか出てくるたびにちょっとウザイというか、歌がわりと上手なのはわかるけど品のよさもないし、外国帰りのプロって感じでもないし、どうせ歌わせるなら娘役出身の人の方がよかったんじゃないの?と思いました。

彼女が外国で恋に落ちるシーンも、いかにもレトロではあるけどないないて感じで。

そもそも、山崎育三郎と古川雄大が出るからみようと思っていたのに、なかなか出てこないなあと思ってやきもきしてたのでした。

そこに、やっと!満を持して!ミュージカル俳優2大対決の週があってよかった!と思います。悪いけど窪田正孝がすっかりかすんでしまった週でしたね。

 

山崎育三郎演じる佐藤久志は、実在の人物がモデル。「暁に祈る」「栄光は君に輝く」を歌った伊藤久男です。彼が世に出たのは軍歌のおかげというのを知り、成程と思いました。思わずYOU TUBEで「暁に祈る」を聞いてしまいました。

確かに歌い方がクラシックをベースにしているなあと。私、声的には藤山一郎の方が歌い方が柔らかくて好きです。

「丘を越えて」「東京ラプソディ」など「エール」内オーディションで歌われている曲を最初に吹き込んでいる人ですね。

 

さて、山崎育三郎演じる佐藤久志は自称「プリンス」で、大学時代からキザでかっこつけで、でもサマになる人。こういう演技は舞台役者でないと出来ないと思います。

彼が居酒屋で歌う「船頭可愛や」は味があって、小銭であれを聞くことが出来るなら安いものだと思いました。

一方、自称「ミュージックティーチャー」「スター」こと御手洗先生は音の声楽の先生で、いわゆる「おねえ」な人。

彼がオーディションで歌う「船頭可愛や」は、その当時っぽい歌い方だと思いました。見た目も綺麗で、正統派。さすが古川君。

山崎VS古川の「発声練習」合戦は驚いたし、面白くて何度もビデオを再生してしまいました。本当の発声練習はあんなに綺麗なもんじゃないと思いますが、それにしてもミュージカルを見ているようで、もうもう大興奮!

出会った時と、発声練習とアドリブもすごくて、やっぱり本番に強い人たちだなあと。

こっちが佐藤久志役の山崎育三郎です。いわゆる帝劇の「プリンス」の一人です。後のふたりは井上芳雄と浦井健治です。

若い頃の彼は、結構一直線で色気のない俳優のイメージでしたが、ドラマに出るようになってとても演技の幅が広がったと思います。自分のカラーがわかってきたというか、どういう風に演じたら人が喜ぶかもわかって来たのかなと。

そういう意味で「下町ロケット」は分岐点だったと思うし、「昭和落語心中」は代表作の一つだと思っています。舞台の方では最近では「モーツァルト」ですかね。初演の頃はつまらなかったけど、演出も変わり見ごたえのある作品になりました。

 

こちらが古川雄大。

彼は山崎育三郎と同じ事務所で、帝劇で山崎のやる役を追いかけて来たような人です。

弱弱しい「エリザベート」のルドルフが、今やトート閣下を演じるなんてねえと思う。

「モーツァルト」もやってますね。私は個人的に「ロミオとジュリエット」のロミオがぴったりと感じてファンになったんですが、いつまでたっても自分をはっちゃける事が出来ないでいる印象。

今回の御手洗役は、彼の新たな引出しを作ったという点で分岐点になりました。

トークを見る限り、おとなしくて引っ込み事案でそのわりにこだわりの強い、面倒な人に見えます。

「トップナイフ」ではバーのお兄ちゃんを演じて、華麗なダンスを天海と一緒に踊っているんですけど、全然プレイボーイには見えず。根が真面目なんでしょう。自己主張の強い役はあまり似合わないなという感じです。

「1789」のロベスピエールも珠城りょうの方が骨太にみえちゃったくらい、実は線が細いの。早く成長しておくれーーと日々、祈っています。

次の帝劇を背負う世代なんですから、バンバンいかないと。

スター御手洗のような役をもう2つ3つ演じたら、結構変われるかもしれません。

一旦、「エール」はここでストップし、あらたな収録待ちですが。

山崎育三郎が出るから見続けるとは思う。でも、あんなに現実感のない設定では、舞台を昭和にした意味がないと私は思います。

戦争シーンはすっ飛ばす予定だそうですし。どこまでも明るくいくらしいけど、古関裕而の曲がヒットしたのは軍歌が最初で、彼の作る軍歌抜きに、「暗い時代だからこそ力強いエール」は表現できないと思います。

それとNHKに言いたい。

「朝イチ」に古川君が出るから見てたけど、何でわざわざ韓流ドラマやK-POPの宣伝を入れる?

「パラサイト」だけじゃなく「愛の不時着」まで出て来たのには驚きました。

しかもK-POP芸人を出して、じっくり宣伝させるなんてNHKさんはどこの放送局なんですか?

ものすごく不愉快になってしまいました。

NHKがやるべきことはJ-POPや日本のドラマを世界に発信することじゃないのでしょうか?質の面では決して劣ることのないドラマや音楽、スター達。それをヨーロッパにもアメリカにも売り込めない日本は頼りないと感じました。

 

 


コメント (6)   この記事についてブログを書く
« 日本一運のいい女ー雅子皇后... | トップ | 皇室ウイークリー »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミロ)
2020-06-27 10:23:50
ふぶき様が「エール」の感想を書いてくださってうれしいです。
視聴率がたかいらしいですね、

古川さん、コロナ禍明けの国立西洋美術館の企画展で
音声ガイドをされてました。
ミュージカル好きの方ならご存知の方も多いと思いますが、これからは「お茶の間のスター」に格上げでしょうか。

NHKは反日テレビです (ねこうさぎ)
2020-06-27 15:16:12
はじめまして。
いつも楽しく拝見しております。
NHKについてのご意見ですが、かの局は絶対に日本のよい所などPRしませんよ。
上層部には在日や帰化人や中国人ばかりと聞いてます。日本をディスる報道ばかりしてますし、報道しない自由を行使して知りたいニュースも報道しません。ネットで問題になってる大きなニュースでも中韓不利がらみだと報道されません。
私は大河ドラマとチコちゃんと岩合さんの猫を見る為だけに受信料を払ってます。
Unknown (カプリコン)
2020-06-27 19:29:51
多くの曲紹介で、伊藤久男さんの歌では、イヨマンテの夜が素晴らしいでした。
古関さんは軍歌も多くて、戦後、贖罪を込めた長崎の鐘は永遠の名曲でしょう。
船頭可愛やは、日本人シャンソン歌手第一号の高英男さんの堂々の歌いぶりを思い出し、有り難うございました。
Unknown (るり)
2020-06-28 05:40:53
ドラマは見ていないので、そちらに関しては申し上げられないのですが、軍歌についての一言を…
これには好き嫌いが分かれると思いますが、ご存知ない若い方にも一度聞いて頂きたいです。当時、一流の作詞家・作曲家が参加しているので、格調高い言葉が使われ、メロディーも美しい。ドラマ性のあるもの、叙情的なもの、エネルギッシュなもの等バラエティーも多いです。また、敵に対しても敬意を持ち、他国の軍歌によく見られる罵倒は殆んどありません。
もし、興味を持たれた方がいらしたら、嬉しいです。
Unknown (はらちゃん)
2020-06-28 13:02:45
ドラマの内容には興味がなく、ただただ、プリンスとスターの歌聴きたさにその時だけ観ています(笑)

ふぶき様はお若いのに戦前の曲にお詳しくて、しかもお好きなんですね。
私はふぶき様より少し上なんですが、「船頭可愛や」は初めて聴きました。オーデションでの歌は聴いたことがある?くらいで…。
はずかしながら、「蘇州夜曲」は宝塚で初めて知りましたし、軍歌は聴いたことはありますが、タイトルまではわかりませんし。

それでもこの記事で、
そう言えば母が口ずさんでいたのは「東京ブギウギ」や「東京キッド」だったな…と、懐かしく思い出しました。
ありがとうございました。
山崎育三郎 (ふつうの日本人)
2020-06-28 17:32:47
「昭和元禄落語心中」は良かったですね。

本物しか立つことが許されない世界のお話でもあります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ドラマ・ワイドショー」カテゴリの最新記事