蓮絲恋慕曼荼羅

どうも。yonghuaです。


今日は国立劇場に新作歌舞伎 蓮絲恋慕曼荼羅を観に行ってきたよ～
帰宅後も興奮しております(> <)

本日は、歌舞伎が初めてという二胡トモOGSさんにご一緒頂きました！
「楽しかった」と大人なお言葉を頂き、こちらとしても一安心。。。


幕が上がってまず驚いたのは、舞台のシンプルさ。
いつもなら、景色、屋敷の中などの絵を書いた大道具がバーンと目の前に広がるのですが、今回はなし。。

その代わりに、一斤染、浅緋、青磁、薄色など、とても優しい色のパネルが上手と下手に配置され、一番奥真正面に、白いボード？に淡い色を当てた照明で、雅な雰囲気が出てました。
ちょっとずつパネルをずらす配置で、舞台に遠近感が出てて、奥行き・広さが感じれれんね～、、なるほどー　いっこ勉強。。

そして観客席の照明が暗くて、その分舞台が浮き上がって見えてなんとも幻想的な雰囲気。。
まっさらな舞台の上に役者さんのみが存在してた。

歌舞伎では豪華な舞台・大道具・小道具に慣れているから、逆にこのシンプルさがすごく新鮮だった。
最初はこのすっきりしすぎの感はなんなんだ！？
と違和感があったけど、芝居が進むにつれ、今回のお話に合ってるんだな～
とおもい直した。

そして衣装！

よくもまぁあの色たちの組み合わせを考えなすった！
と感心しきり。。。

特に右近さんが後半に着ていた衣装の色の組み合わせは、今度フライヤーに使おう～。
落ち着いてるけど、決して埋もれない色の組み合わせでした。
芝居を観てて色のええヒントをたくさんもろたなー

これまで宮中の色(と勝手に名付けるけど)などの淡色はあまり興味がなかったけど、これからは選択肢の中にいれてみよーっと。


今回のお芝居は、これまでの“歌舞伎”のイメージとはかけ離れたものでした。
見得を切るとか、花道から登場！みたいなお約束な演出は一切なく、その分ストーリーに集中できるというか。。
そのストーリーも突っ込みどころ満載で、全く退屈しませんでした。
ただ音楽が録音だったのが、唯一残念なとこやね～


乳母の月絹に手を引かれて登場してきた玉さん。
…息をのむ美しさ。。。

後姿もなぜあんなにサマになるんかね～


この人の舞台を観れることをとても幸せにおもいます。
ものすごく刺激になるし、明日からまた生きてこうって気にさせてくれるもんね。

観終わって気が十分満ちました。

カーテンコールも終わり幕も下りて帰路につく途中。。


楽屋口で出待ちの人だかり。。
あっしも出待ちしてみたい！
初めての経験だと意気揚々とつつつーと楽屋口へ、、

…つづく


□■初瀬/豊寿丸 蓮絲恋慕曼荼羅■□
第一場　藤原豊成館奥殿
第二場　宇陀の里雲雀山山中
第三場　豊成館西の対屋
第四場　外京、都大路
第五場　元の西の対屋
第六場　雲雀山の伏屋