米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

銀座にて

2009年08月21日 23時50分26秒 | Weblog


 昼間、銀座へ行き、あるクリニックの先生と話をしていた。
 
 医者というのは、ある程度医療をやっていくと
 それだけでは、満足感や達成感を得られなくなる。
 
 そこから先をどう生きるかが、本当の生き方という
 ことになる。

 医療ドラマのように、患者さんを助けることが
 ずっと仕事をしていくモチベーションにはなっていかないのだ。

 だから大学病院の医者たちは、権力闘争に走ってしまうのだろう。

 いったんもどって仕事して、夜、
 渋谷で三笠のSさんと、ライターのYさんと食事。
 相変わらずSさんの声がでかい。

 途中、Sさんはワインの飲み過ぎで、静かになった。

 三笠書房の新刊は、11月くらいにでる予定
 「もの忘れを90%防ぐ法」はなーんと先日11刷に
 なったばかりなのに、今日また12刷になったとのこと。

 明日は午前中診療、午後3時半から横浜朝日カルチャー
 で講演(まだ参加可能かも)サイン会もします。

 
 今日は東京の空



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1 コメント

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Unknown (なぎさ)
2009-08-23 01:40:31
>医者というのは、ある程度医療をやっていくとそれだけでは、満足感や達成感を得られなくなる。そこから先をどう生きるかが、本当の生き方ということになる。医療ドラマのように、患者さんを助けることがずっと仕事をしていくモチベーションにはなっていかないのだ。

これは深いなぁ、と思いました。(米山先生のブログはいつも深いですが)
お医者さんだけでなく、例えば警官などの「人々を救いたい、守りたい」という気持ちで職に就く人も同様なことが言えるのではないでしょうか。
「そこから先」は大事ですし、難しいところですね。
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