長崎の雲仙観光ホテルへ行ってきたが、
昭和初期に建てられたままのホテル(かなり手は入れられているようだが)は、都会の新しいホテルにはない
落ち着きと歴史があった。
温泉旅館という感じで思っていたが、まったく違う世界だった。
軽井沢の万平ホテルにどこか似てると思ったら、
昭和初期に外貨を稼ごうと国策で全国にホテルを作っていたのだ。
伊豆の川奈ホテル・軽井沢万平ホテル新館・日光金谷ホテル別館
上高地観光ホテル(上高地帝国ホテル)志賀高原ホテルなど
どれも同じような外観なので、その時代を反映している。
やはり本物を作っておくと、いまになっても貴重な観光資源である。
ただそのあたりの認知度があまりに低い(私も含め)
都内の新しい高層ホテルは話題になるが、日本の歴史あるいいホテルも
再発見していかないと。