米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

懐かしい往診鞄

2009年04月01日 17時32分14秒 | Weblog


 1日、診療、暇かとおもいきや、
 神経疾患の紹介、患者さんが新患で来たり、
 午後は往診に出かけたりで、結構忙しかった。

 往診のときは、聴診器、血圧計、パルスオキシメーター
 くらいしか持っていかないので、
 昔の医者のような往診鞄に入れて持っていくことはない。

 引き出しから、昔、オヤジが使っていた
 往診鞄が出てきた。

 ずっしり重く、いかにもお医者さんをイメージさせる。
 そういう時代もあったのだろう。

 文化放送の出演は
 4月18日、4月25日 土曜日の午後でした。
 収録が流れるようです。






ジェットラグ

2009年04月01日 05時32分14秒 | Weblog


 時差ぼけのため、急に眠くなって、昨夜は早々と寝てしまった。
 明け方目が覚める。

 さすがに昨日は米山医院は混んでおりました。
 ほとんど会員制のような感じで、いつも患者さんが
 みえてました。
 先週、休診ということで、今週来週に日程を組んでいるので、
 当然なのですが。

 午後は、雑誌取材、新刊打ち合わせ(また新しい出版社と)
 最後は青春出版社のYさんとライターのYさんがきて
 いま進行中の本の打ち合わせ。さらに次回作などいろいろ。
 青春出版のYさんとはいつもアメリカのテレビドラマの
 話になって、打ち合わせは脱線していく。

 クルーズから帰ってくると、
 現実のギャップの大きさになんとも不思議な感じ。

 本当ならすべての仕事を止めて、小説だけじっくりやりたいが
 いまの状況では厳しい。

 米山医院をやりながら、作家業がどこまでできるのだろうか
 自分でもわからない。

 医者で作家の帚木蓬生氏ですら、いまは開業医で
 年一作ペースを保っている。比較するのも申し訳ないが。

 医者で作家という人はたくさんいるが、
 森鴎外をのぞき、多くが途中で医者をやめて
 作家業だけになっている
 しかし、現代は作家業だけでは、かなり売れている
 作家でも食べていくのは難しく、兼業作家が多い。

 海外作家のように3年に一作!
 というペースで書ける環境とは
 日本の作家はあまりにハードだ。

 亡くなったけどマイケルクライトンは初版100万部
 ということだった。

 相変わらずどう生きていくか試行錯誤だ。
 
 なにもないタヒチ。唯一オイルと石けんだけがおみやげ。