米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

あきる野市の温泉問題

2007年02月28日 22時58分29秒 | Weblog


 1日、診療、風が強く、花粉症の患者さんが多い。
 
  極力薬を出さないようにしている。
  しかし、まだまだ多量の薬を持って他の医療施設から
  やってくる患者さんも多い。

  薬価差益もないのに、どうしてまだ多くの医者は
  そんなに無駄な薬を出したがるのだろうか?
 
  午後、往診一件。歩いて5分のところ。
  患者さんは元気にしていました。


  あきる野市の五日市のほうの山奥(ほんとに山奥です)
  何十億円かけて、温泉を作って、テレビなどで取り上げられ
  問題になっている。

  まあ、いまどき100%赤字運営間違いない、施設を作って
  何を考えているのだろうか。

  国の補助金ほしさなのだろうが、地方自治のレベルの低さと
  いうか、どこもこんなものだろう。
  以前から提唱している、歩道や自転車道路をしっかり作るほうが
  まだ世のためである。

  選挙をやっても、無関心が多いから、なにも変わらないのだろう。

  妙な施設を作って観光で人を集めるのではなく、
  町そのものを整備するだけで、観光客は集まるだろうに。

  夕張市のように財政破綻にひた走りの あきる野市である。

  川崎の聖マリアンナ医大の近くの在宅介護をしている
  団体から、講演依頼があった。
  久々に大学近くへ行くことになりそう。

  このなんとも言えない、米山医院前の道。
  100年経てばこの画像も貴重になるでしょうけど 
  実際は真っ暗なのですが、デジカメで明るく撮ると
  こんな明るくなってしまう