
GR Digital II
2年に1度の定期アップデートでGR-D4が発表されました。初代とか2代目の頃は2年に1度って長いなーと思っていましたが、GR-D4についてはもうそんな時期かという感じです。僕が歳とったのもあるんでしょうが、そんだけデジカメの進化が落ち着いてきたってことなんでしょう。レンズ周りはそうそう進化しないでしょうし、GR-D3/4の1/1.7 CCDセンサーの性能はかなり良いため、裏面照射CMOSとはいえそうそう追いつけるとは思えませんからね。
でもでもよく考えたら、画像周りの進化が少ない(レンズとCCDは同一で処理系もGR-D3はアップデートで対応)とはいえ、サイズを変えずに手ぶれ補正、ジャイロ周りの強化、外部位相差センサーの追加、最新型のLCDの採用と、ハードウエア周りは結構進化しているんですよね。このへんがちょっと感覚が麻痺してるなと思う今日この頃。フィルムの頃だったら自信を持ってフルモデルチェンジと言えるくらいの手の入りようですから。
まあ、なにはともあれGR-Dシリーズに関してはこの調子で続けていってほしいと思う限りです。しっかりした信念を持ってコンセプトを変えない、というのは今の日本企業が不得意としている事ですから。とはいえ、出来るならば135換算40~50mmのバージョンを出してください(笑)