観劇&感激記

大好きなお芝居の感想記です

京都観世会三月例会

2010-03-28 20:57:55 | 能楽観賞
20100328/京都観世会館/最寄駅:東山
中正面にて観劇

■能:小袖曽我(観世流)
 シテ:分林道治

■狂言:清水(大蔵流)

■能:桜川(観世流)
 シテ:片山清司、ワキ:宝生欣哉

■能:葵上(観世流)
 シテ:越賀隆之

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桜川目当て。
桜をすくうとこは、もちろん、良かった。
桜川で周りを見渡すだけの型で、不思議と舞台上に桜が見えてきた。徐々に狂女になるのも感じられた。

しかし、それよりも、短い前シテに感動した。子供が去った悲しみにぼーっと三ノ松のところで立っているだけの姿が一番良かった。


……素晴らしい前シテだったけど…、客席が非常にうるさくて残念だった。能が始まっても廊下で大声で話す人達や、会場を出入りする人いっぱいいて驚いた。
出入口に「場内ではお静かに」的な張り紙や、席に「開演中はお静かに」というシールがやたら貼ってあるなぁ~とは思っていたら……こんなに張り紙しなきゃいけないくらいうるさいからなんだぁ~と理解できるくらいうるさかった。
いやあ、いちいち出演者でるたび「あの人ワキね」とか「出てきたよ」「あぁきれいやね~」「子供さん疲れてるね」と一言いう人が、私の隣の団体さんにいて本当に困った。
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三月花形歌舞伎

2010-03-27 23:47:23 | 歌舞伎観賞
20100327/南座(京都)/最寄駅:四条
3階席で観劇


■加賀見山再岩藤
市川亀治郎、市川笑三郎、中村獅童、中村壱太郎ほか
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初めて南座に行った。
意外とこじんまりとして見やすい。(歌舞伎座もこれくらいだったらなぁ…そしたら気軽に見られないか…?)
私の性格として…残念なことに慣れない場所での観劇は、舞台のドキドキ感よりも「初めて来た!ドキドキ感」が1時間くらいは勝ってしまう。おかげで早替わりが早過ぎて「えっ!本物か?偽物か?」わからなくなることがあった(笑)。

初めて加賀見山再岩藤を観た。正直、こんなに替わる芝居と思ってなかった。
先日のBSの特集番組で裏で全力疾走していることがわかったので……「これは大変な芝居だなぁ~」と、心底思った。
七役早替わりとしかチラシには書いてないが…確かに七役だけど…
私のメモによると…
●御台(女・白)
●多賀大領(男・紫)
●御台(女・白)
●奴伊達平(男・水色)
●弾正(男・黒)
---幕---
●又助(男・臙脂と白の縞)
●又助(男・川へ)
●岩藤(女亡霊・黒)
●又助(男・白、蓑笠)
●弾正(男・黒)
●岩藤(女亡霊・黒)
●岩藤(女亡霊・白、宙乗り)
-----休憩-----
●弾正(男・淡灰色)
●岩藤(女亡霊・グレー地に藤模様)
●弾正(男)
●又助(男)
-----休憩-----
●弾正(男・真紫)
●長谷(男・黄土色)
●弾正(男・紫)
●岩藤(女亡霊・黒)
●多賀大領(男・白)
-----カーテンコール---------
●岩藤(グレー地藤模様)


合計21回。カーテンコール入れて22回。これは、大変だ。
本人も大変だけど、裏方さんも緊張しっぱなしだろうなぁ。


なんつーか、終わってみたら、早替わりも面白かったけど、二人の死に様が印象に残った。
歌舞伎の自害って刺してからが長くて途中で飽きることが多いのですが…意外でした。

それと立ち回り。だいたい今まで「あーおきまりの、刀振り回すやつね~」と、流して観てきたけど、なんだろ?上手く表現できないけど、面白かったぁ~。
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国立能楽堂定例公演20100319

2010-03-19 23:11:59 | 能楽観賞
20100319/国立能楽堂/最寄駅:千駄ヶ谷

中正面席で観劇

■狂言:土筆(大蔵流)
 シテ:大蔵吉次郎、アド:善竹十郎

■能:西行桜(観世流)
 シテ:片山幽雪、ワキ:宝生閑、ワキツレ:森常好、宝生欣哉、則久英志、大日方寛、殿田謙吉、アイ:山本東次郎
 笛:藤田六郎兵衛、小鼓:曽和正博、大鼓:柿原崇志、太鼓:三島元太郎

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片山幽雪(九郎右衛門)さんの西行桜はこれで二回目。

二年前、観たくてたまらず、京都まで観に行った。その時は、二列目の正面席で近くで観た。今回は、中正面の八列目。

見終わった印象が随分違って…面白かった。

正直、以前観たのが良かったので、今回のを観たら、イメージダウンしてしまうのではないか?と、観ようか観まいか?悩んだのだが、観て良かった。


遠くから観ると・・・
花見人の【喧騒】と、西行の【静寂】さの対象。
昼の【明るさ】と夜桜の【暗闇】の【音と色】の対象がつぶさに感じとれた。

能の空間の表現方法の大きさに完敗。


最後、さらにワキの足拍子で静けさが一層増すのを感じた。
音の空間表現も能は単純なのに大きい。
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花のあと

2010-03-18 23:28:06 | 映画・TV・映像
20100318/新宿バルト9/最寄駅:新宿3丁目

出演者:北川景子、宮尾俊太郎、甲本雅裕、市川亀治郎、國村隼

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想像していたものとはかなり違ったせいか?・・・↓↓↓

主演女優のための映画という感じのカメラワークばかりで、なんだか拍子抜け。
時代劇なんだけど・・・、みんな着物着ているんだけど・・・、みんな洋服を着ているような歩き方や動きで、ストーリーよりもそっちの方が気になってしょうがなかった。

後半に出てくる「甲本雅裕さん」の演技に、この映画の内容に動きが出て、やっと「ほっ」として見ることができた。
帰り道は、甲本雅裕さんっていい役者だなぁ~としみじみと思った。
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御名残三月大歌舞伎:三部

2010-03-14 22:05:21 | 歌舞伎観賞
20100314/歌舞伎座/最寄駅:東銀座
3階席

■道明寺
片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村錦之助、片岡秀太郎、片山我冨他…

■文珠菩薩花石橋
中村富十郎他…
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久しぶりの歌舞伎座だった。
「ここも来月過ぎたらなくなるんだなぁ~」と思い、全体をゆっく~りと、見渡せば思い出が走馬灯のようにあふれ出した。

そのせいか?
今日の演目は何度か観たものであったせいか?
歌舞伎座とともに今まで観た役者の空気感・発声・身体の角度の違いなど自然と重ねて観てしまった。
(石橋はちょっと違うと思うが…(笑)

こういう見方が楽しめるのも古典芸能ならではだ。



道明寺が面白かった。
今更ながら「あぁ、こんなこと言ってたんだ」「こんな言葉遊びがあったんだ」と、新たな発見ができた。

玉三郎さんの覚寿の情の起伏表現が切れ味があり、小気味よく…道明寺自体のストーリーのめりはりが出て、飽きずに見れた。
特に宿■太郎を刺しながら「こやつはまちっと苦痛をさす」が良かった。

仁左衛門さんの-----
小鳥も鳴けば 親鳥も・・・
なればこそ
別れを急げ
鳥の音の
聞こえぬ里の曉も
(私覚え書きのため、正しからず)

と、いう鳥づくしのようなセリフと情感が良かった。
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第四回日経ホール落語

2010-03-13 21:18:03 | 落語
2010.03.13/日経ホール/最寄駅:大手町

■林家愛染
■林家染雀
■林家染丸
-----中入------
■林家ひろ木
■林家木久扇

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染丸さん目当て。
今日は「立切れ線香」でした。
前に聞いた東京の落語家の立切りは柳橋の芸者:小糸でした。
上方の(?もともと上方で成立した噺らしい)のたちきりは、祇園ではなく、大阪の芸者町の小糸でした。
(新町だったか…)

私は染丸さんの゛はめもの゛が好きなので、コテコテの期待して行ったのですが…小糸のちょっとした三味線に終わってしまいました。
大阪まで聞きに行ったら、コテコテのはめもの見れるだろうか?
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