観劇&感激記

大好きなお芝居の感想記です

国宝・曜変天目と付藻茄子―茶道具名品展―

2010-02-21 22:35:17 | 美術館&博物館
20100221/静嘉堂文庫美術館/最寄駅:二子玉川からバス

以前「拡大の美 日本が愛したやきもの」という本を観てからというもの「曜変天目」を観たいと思っていた。
展示されていると聞き、はるばる静嘉堂文庫まで行った。
武蔵野段丘を彷佛とさせる砧公園のはずれの山の上にあった静嘉堂文庫美術館。

・・・正直な話、「曜変天目こんなに小さかったのかぁ~」というのが第一印象。

美術雑誌で見ると、大きく見えるから、もう二まわり大きな茶碗だと思っていた。実際は片手にすっぽり入りそうなくらいの大きさ。
たしかに、きれいな色をしているが・・・物足りなさを感じてしまった私。
ごめんなさい。修業が足りませぬ・・・。

・・・奈良の仏像、特に興福寺の阿修羅像の実物を見たときのショックと同じくらい。
写真家の技術が高すぎるのも考えものだ。食品や商品写真なら、実物よりも大幅イメージアップ写真も理解できるが・・・芸術・美術関連のいい写真は、実物と同じような雰囲気の写真であってほしい・・・と、思うのはこれまた、私の勝手な言い分です。

拡大の美 日本が愛したやきもの

講談社

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今度は愛妻家

2010-02-17 23:36:48 | 映画・TV・映像
2010年02月17日(水)/シネスイッチ銀座/最寄駅:銀座
今度は愛妻家公式ホームページはコチラ

■監督:行定勲
■出演者:豊川悦司、薬師丸ひろ子、石橋蓮司ほか

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知人に薦められた映画。

水曜レディースデーだと思って映画館に行ったら、行った映画館は金曜日がレディースデーだった。
( ̄□ ̄;)トホホ・・・でも、せっかく銀座に出向いたから・・・観た。

知人からこの映画は「意外な展開」と聞いていたし、ネット上でも「意外な展開」というキーワードが公用語のように使われていた。

そのせいかな?
身を構えて「どこから意外な展開がはじまるのだろう?」と、始終考えていたせいかな?

口を揃えて出てきたキーワード「意外な展開」を感じられなかった。



おかげで観終った後、銀座からJR有楽町駅まで歩きながら
・・・なぜ私は「意外な展開を意外と感じられなかったんだろうか?」・・・
と、考え込んでしまった。

考えた挙句、私が私の中で納得した答えは「あっ、このストーリー能によくありがたいなパターンだからだ!」だった。
今後楽しみにしている方に申し訳ないけど・・・霊と現世人の語らいの話です。

私は、能であの世の人(シテ)と現世人(ワキ)のストーリーに慣れていた。

能を無理に能のスタイルに合わせずに、現代劇風の内容で演出すると「こういう風になるんだろうなぁ~」と思った。
能の物語の時代に観客も近い時代の人達が観賞していた(?)室町時代の人とかは、今回みた映画を私が観たように能を楽しんでいたのだろうか?


映画自体のストーリーも楽しめるものでしが、私にとっていろいろ考えさせてくれる楽しい映画でした。
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東山魁夷と昭和の日本画 展

2010-02-01 12:50:06 | 美術館&博物館
昨日(2010.1.31)まで開催されていた「東山魁夷と昭和の日本画」展を山種美術館に観に行った。

正直なところ・・・

東山魁夷
の画風もなにも・・・興味なかったけど、知人がチケットを持っているということで行くことにしただけだった。


しかし・・・これが意外に結構面白かった。

東山魁夷って静かな絵のイメージだったのだが・・・
緻密な中の躍動感というか・・・
「静」なる「動」をあわせ持った絵で驚いた。


私の勝手なイメージで今まで「芸」とか「芸術」って・・・
計画的過ぎる・・・とか、練習をし過ぎると・・・気持ちが熟れてしまい、新鮮味のある躍動感や動きのあるものとは違ったものが出来上がってしまうのではないか?!
と思っていたからだ。


・・・しかし、東山魁夷は違った。

下図→更なる下図→完成画 全く構図が同じ。

同じなのに、完成画には血の気を感じる。
大きいキャンバスなのに、隅々まで筆のタッチが同じで、緻密。
(同じ精神力で何日続けられるんだぁ?!)


60歳以上の時の画がジワッと静かに押しせめてくるようで凄い。
70歳以上の画でも、力強く・・・「この緻密さ、じーさんのすることじゃないゼ!どういう精神構造じゃッ!!」と思わず声に出したくなった。

東山魁夷の世界
東山 魁夷,東山 すみ
美術年鑑社

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