観劇&感激記

大好きなお芝居の感想記です

伝統芸能の今

2009-09-29 06:49:31 | 舞踊
20090928/紀尾井小ホール/最寄駅:四ッ谷
18:00~
全席指定

■能楽 一調:女郎花
 亀井広忠、大島輝久

■座談会
 市川亀治郎、亀井広忠、田中傳左衛門、田中傳次郎

■舞踊:越後獅子(素踊り)
 市川亀治郎、田中傳左衛門、田中傳次郎

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仕事の関係で少し遅れて行きました。
(そんなわけで能楽一調はほとんど見れてません…)


座談会はいろんな話が聞けて面白かった。
(意外な裏ばなしも聞けました「ネットとかで書かないでね」といわれたので書きません)



舞踊を見るのが好き。
特に背景画も衣裳もない【素踊り】が好きな私には、もってこいの公演でした。
(素踊りは衣裳も背景画もないから誤魔化しがきかないギリギリ感みたいなものが味わえて好き)

舞踊の「越後獅子」は、短時間のなかに緩急・いろんな人物が移りかわり…空気もかわり…
非常に面白い舞踊だった。
【素踊り】を満喫できるような踊りで、行ってよかった~と、感じた。
 
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観世会定期能九月

2009-09-06 18:24:10 | 能楽観賞
20090906/観世能楽堂/最寄駅:渋谷
自由席

■能:経正

■狂言:井杭(和泉流)

■能:松風

■能:阿漕

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シテ:片山九郎衛右門、ツレ:片山清司さんの松風目当て。
いやぁ~観に行って良かったぁ~。こんな松風初めて。
改めて松風の深さを目の当たりにした。
はかないが、幽霊になってもまだ…待つ女の妄執を背にしょっている苦しみが伝わってきて涙腺ゆるみました。
ご高齢のシテだけあって足があまり動かないこともありましたが、そこがかえって動きがしつこ過ぎず、感情がストレートに感じ取れたように思いました。

能ってちょっとの動きでもぱぁっと背景や感情が見えてくることがあります。
そんなわけで、能って【言葉超えてる】演劇だと勝手に思ってましたが(他の演劇は言葉に縛られているように思う)、今日の松風はワキ:宝生欣哉さんの「緑の秋を残す事の哀れさよ」で急激に秋風にふれ、シテ・ツレの「浮世に廻るはかなさよ」でズンとはかなさを感じ、地謡の「妄執の夢に見みゆるなり」で、あぁ夢であったのか…と寂しくなり、最後に「松風ばかりな残るらん」で現実の風景を見た。形を超えた言葉の力を感じました。



ここ最近、能楽堂に行っていなかったものだから…久々の三曲連続は疲れました。
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