観劇&感激記

大好きなお芝居の感想記です

なんか疲れた1 月

2005-01-31 19:10:54 | Weblog
やっと私の1月観劇が終わった。
「自分で選んでチケットを買っておいて何?!!」と言われてしまいそうだが…今月は何か疲れた。
我を忘れてキューッと舞台に心を吸い込まれてしまうような感覚を得られる舞台が今月は少なかったなぁ~。
「客席に座っているという現実」から抜け出せなかった…。
観劇に大きなものを求め過ぎているのだろうか?
それとも舞台の観過ぎで感動の感覚が麻痺してきたか?

とにかく1月は疲れた。
2月に期待しようっと。だって待ちに待った勅使河原三郎さんのダンスと文楽が待っている♪
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片づけたい女たち

2005-01-23 16:15:10 | Weblog
1月23日(日)/亀戸・カメリアプラザカメリアホール
/最寄り駅:JR亀戸
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●作・演出:永井愛
●出演:グループ・ぱる<松金よね子、岡本麗、田岡美也子>
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後ろから2列目の左端で観劇
カメリアホールは客席が山のように急なので後方の席でも良く舞台が見える
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昨年観た、永井愛さん演出の「新・明暗」が面白かったのでこのチケットを買った。
また、以前から岡本麗さんの舞台が観たい!観たい!と思っていたから、これ幸い。

観終わった直後の感想は…フジテレビの「遅く起きた朝は」(今、名前違うんだっけ?)を舞台にした感じかな?と思った。

配られていたチラシの<グループ・ぱる>の項目に
-----自分たち自身で「よりリアリティのある舞台」を目指して企画、舞台創りをしてきた。今後も特に女性の視点からの問題意識を大切にした”等身大の芝居”を創ることを心がけている。-----
と書いてあるように、本当にリアリティがあった。

永井愛さん演出のものはまだ2つしか観ていないが…
表面上は面白おかしく笑える舞台なのだが、いろんな種類の人間の本質、蔭の部分を目をそらさずに深く追求した舞台だな~と思う。人間観察&笑いのツボを心得ている達人だな~と思う。
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●上演中グッときたセリフ●
 「私の心のパンツ脱げた感じ」
 「これが私よ、これが私の人生よ~」
 「戦う人間になりなさいよ」
 「言わないと散らかるよ~」
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●私の感激度数:★★★★★<★5中>


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一噌幸弘/ヲヒヤリ その十五

2005-01-22 22:30:55 | 能楽観賞
1月22日(土)/世田谷パブリックシアター/最寄り駅:三軒茶屋
世田谷パブリックシアターで初☆1階席に座る
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■笛独奏「再破」

■能楽囃子
 ・盤渉楽、道成寺<乱拍子 急ノ舞>、早舞
 笛:一噌幸弘、小鼓:大倉源次郎、大鼓:亀井広忠、太鼓:金春國和

■笛と和太鼓
 ・つの笛即興曲 第二番、空乱 十二拍子、めじは

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立ち見客(当日券)が多くてびっくりする。早めにチケットを買っておいて良かったと心底思った。

能楽囃子が目当てだったけど、和太鼓も面白かった。

好きな囃子方さんばかり立っている舞台は観ているだけでも楽しい。
特に道成寺に興奮した。
・頭の中は→能楽堂で白拍子が舞っている姿が思い浮かぶ
・目は→ランランと輝やかせながら、瞼も閉じずに見続け
・手は→興奮で汗ばみ
・足は→硬直
・口は→うれしさでほころぶ

ちょっと、贅沢をいうと…ホールの構造上か?マイクのせいか?小鼓、大鼓の音が籠った鈍い音になってイヤだった。笛の会なので笛はやたら良い音が出るような音響になっていたが、やっぱ能楽囃子は能楽堂で聴くののが一番なのかな~なんて思った。

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●今日の一噌さんのダジャレ●
 「セットを変えるので、ハケまして…ハケましておめでとうございます」
など、和太鼓のセットが変わるまでダジャレっぱなしだった。笛を吹いている真剣な顔と話す内容のギャップに腹から笑ってしまった。
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●私の感激度数:★★★★☆<★5中>

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初春国立歌舞伎

2005-01-22 16:23:35 | 歌舞伎観賞
1月22日(土)/国立劇場/最寄り駅:半蔵門
3階、3等席で観劇
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■御ひいき勧進帳
・熊井太郎妹初花:中村雀右衛門
・武蔵坊弁慶:中村富十郎
・稲毛入道:中村東蔵
・冨樫左衛門:中村梅玉
・女鯰若菜、忍の前:中村魁春
・源義経:中村芝雀
・鷲尾三郎:中村信二郎
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雀右衛門さんの女暫観たさに行った。七三で見得をきった時は、不謹慎にも「これが最後かも?」などと思ってしまい涙腺がゆるんだ。
こんな古風な空気を持った人が歌舞伎役者にいなくなってきただけに余計にそう思う。どうか、今後の歌舞伎のためにも長生きして下さい、雀右衛門様。

東蔵さんのスッキリとしたセリフまわし、稲毛入道らしい風格、観ていてワクワクした。東蔵さんってどんな役でも器用にこなす人だな~と毎回感心する。
信二郎さんの立ち姿が錦絵から飛び出して来たような美しさだった。鼻筋の通った信二郎さんにはもっと色男役をやっていただきたいわぁ~と思う。
富十郎さんはいつものことながら大らかで懐の広い芸で、最後の芋洗いで心あたたまる。
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●上演中グッときたセリフ●
 「暫く」by:雀右衛門
 「高砂の尉と姥のようにお掃除、お掃除」by:橘太郎
 「やっとこ、どっこい、うんとこな~」by:富十郎
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●私の感激度数:★★☆☆☆<★5中>
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寿 初春大歌舞伎-夜の部

2005-01-19 21:13:58 | 歌舞伎観賞
1月19日(水)/歌舞伎座/最寄駅:東銀座
3階B席センターで観る
この日は「伝統文化放送」収録日だったせいか?全体的に役者が引き締まって見えた。

■鳴神
 ・鳴神上人:坂東三津五郎、雲の絶間姫:中村時蔵
■土蜘
 ・土蜘の精:中村吉右衛門、平井保昌:市川段四郎、巫女榊:中村吉之丞、侍女胡蝶:中村福助、源頼光:中村芝かん
■魚屋宗五郎
 ・魚屋宗五郎:松本幸四郎、宗五郎女房おはま:中村時蔵、小奴三吉:市川染五郎

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「鳴神」と「土蜘」は若手役者のしか観ていなかったので、熟練した人々の舞台に新鮮さ(?)を感じ、初めて観る演目気分で鑑賞できた。

<鳴神>
一番ドキドキしたのは、時蔵さんの「夫との恋の話をするところ」だった。
前回観たのは若手の役者さんの雲の絶間姫だったせいか?恋の話をしているのに色っぽさが感じられず、この場面が退屈でしょうがなかったのだけど、今日、時蔵さんの雲の絶間姫を観て「こういうことを言っていたのか~」と改めてわかって面白かった。
鳴神上人の三津五郎さんの姿、声とも立派で初めて「鳴神」を観たような気分で観賞できた。同じ演目でも、役者・演じる役者の年代によってこうも違う風に観える歌舞伎って…奥が深いな…と「鳴神」を観つつ思った。

※全体的に面白かったのに~!!大太鼓良くなくて残念!!!
大太鼓の「雨の音」が全然良くなくて…閉口した。全く雨の音として感じられず「そのまま太鼓をたたくドンドン」という空虚な音が舞台に響いていたという感じ!!この話、滝にしろ雨にしろ、水音が重要な話なのに「これはちょっとないんじゃないの?!」と前半怒って観ていた。
しかし、雷が鳴り出した辺りから急に音に息が入り、良くなったのは、叩く人が変わったのだろうか?

<土蜘>
この演目も以前観た時は若手役者さんばかりのものだった。今回は吉右衛門、段四郎、吉之丞、福助、芝かんとしっかりとした熟練メンバーである。
この演目で一番ドキッ!とさせられたのは市川段四郎さんの舞台に現れた時の身体の構え方だった。お昼に浅草公会堂で息子の亀治郎さんの鏡獅子の時の「身体の構え」の形、漂う空気が全く同じだったからである。松羽目ものだったせいか?能の構えを意識したような美しい姿、威厳のある平井保昌の登場で惚れ惚れとする。歌舞伎役者さんが松羽目もので能の型のような動きをしても、本家本元の能楽師の重みや美しさが表現できないことが(舞踊と舞の違いがあるから表現できなくてもいいかもしれないが…)多い中、市川段四郎さん、亀治郎さん親子は美しくハマっていて本当にびっくりした。

芝かんさんの病気を語るところが物悲しくて、品があって面白く聞けた。

吉右衛門さんの土蜘は迫力と深みがあっていいなぁ。

今月歌舞伎座に観にくる予定ではなかったのですが…
携帯の「歌舞伎モバイル」というサイトの各役者のプロフィール欄の「今月の活動情報」に、中村吉之丞さんが歌舞伎座にご出演と書いてあった来た。脇の役者さんの場合、始めに出回るちらしに名前が載せられていないことが多いのでこのサイトで毎月チェックをしている。
思わず歌舞伎座に電話して「中村吉之丞さんはどの演目にご出演されているのでしょうか」と電話し、夜の部を観にくることに決めた。
私は中村吉之丞さんファンゆえ、巫女姿で踊る吉之丞さんの姿に大変感激する。高齢にもかかわらず子供おぶりながら柔らかい足取りで幕内に入っていく姿に更に感激した。あ~観に来て良かった。

囃子方が、昼、浅草公会堂で見た人が3人もいてびっくりした。今月は東京だけで4会場で歌舞伎公演があるだけに、囃子方も忙しいんだな~と思った。

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●上演中グッときたセリフ●
 「ならぬぅ~かぁ~」by:三津五郎
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●私の感激度数:★★★☆☆<★5中>

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新春浅草歌舞伎一部

2005-01-19 15:40:20 | 歌舞伎観賞
1月19日(水)/浅草公会堂/最寄駅:浅草
3階席センター席で観劇

■鏡獅子
 ・小姓弥生ノチに獅子の精:市川亀治郎
■封印切
 ・忠兵衛:市川亀治郎、梅川:中村七之助、八右衛門:片岡愛之助、治右衛門:中村獅堂、おえん:市川門之助

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会社を休んで行く予定のセミナーが急遽、休講となったが…会社に勢いよく出した休日願いを引き戻すこともできず…歌舞伎を観に行ってしまった。
3日前に観たばかり…鏡獅子は今日が良く、封印切は日曜の方が好き。
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平成十七年一月銕仙会530

2005-01-16 23:06:25 | 能楽観賞
20050116/宝生能楽堂/最寄駅:水道橋

中正面席で観劇

■能:翁(観世流)
 翁:観世銕之丞、千歳:小早川修、三番三:石田幸雄、面箱持:竹山悠樹
 笛:藤田次郎、小鼓頭取:幸正明、小鼓脇鼓:福井良治、森澤勇司、大鼓:國川純

■狂言:佐渡狐(和泉流)
 野村万作、深田博治、野村万之介

■能:求塚(観世流)
 シテ:浅井文義、ツレ:浅見慈一、長山桂三、馬野正基、ワキ:殿田謙吉、ワキツレ:大日方寛、御厨誠吾、アイ:高野和憲
 笛:一噌隆之、小鼓:林光寿、大鼓:亀井広忠、太鼓:観世元伯
 
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新春浅草歌舞伎二部

2005-01-16 19:59:17 | 歌舞伎観賞
1月16日(日)/浅草公会堂/最寄駅:浅草
3階席センター席で観劇

■御所五郎蔵
 ・中村獅堂、市川亀治郎、片岡愛之助
■鏡獅子
 ・小姓弥生ノチに獅子の精:中村七之助
■封印切
 ・忠兵衛:片岡愛之助、梅川:市川亀治郎、八右衛門:市川男女蔵、治右衛門:中村亀鶴、おえん:市川門之助
 ・浄瑠璃:竹本綾太夫、三味線:鶴澤宏太郎

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1部に引き続き、居座る。
続けて観て感じたことは、門之助さんが意外におえん役がハマっていたことと、竹本綾太夫さんと鶴澤宏太郎さんの浄瑠璃は情が厚く素晴らしいということだ。
一時期、愛之助さんがテレビに出演していた時は時代劇みたいなセリフまわしで歌舞伎をしていたので、正直全く期待していなかった忠兵衛だったが…、八右衛門が階下で忠兵衛のことを語っているのを2階で聞いて、もだえているところが素晴らしかった。忠兵衛:片岡愛之助の熱意や役者魂みたいなものを感じられ「この若さでこんな表現ができるのか!」と感心した。しかし、竹本が綾太夫さんでなかったらこんなに、感激しなかったかもしれないとも思う。このもだえる場面の綾太夫さんの語りは最高だった。

封印切の家の型の違いを見比べられることができて面白かった。
役者のせいかもしれないが、雁治郎型は男の建て前世界が色濃く、仁左右衛門型には女の悲しみを感じる余白があるように感じた。
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新春浅草歌舞伎一部

2005-01-16 19:58:49 | 歌舞伎観賞
1月16日(日)/浅草公会堂/最寄駅:浅草
3階席下手寄りで観劇
<e+のプレオーダーで購入したのに1番端っこ>

■鏡獅子
 ・小姓弥生ノチに獅子の精:市川亀治郎
■封印切
 ・忠兵衛:市川亀治郎、梅川:中村七之助、八右衛門:片岡愛之助、治右衛門:中村獅堂、おえん:市川門之助

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体調がすぐれず、2幕から観劇。

一番目当ての市川亀治郎さんの鏡獅子が観ることができて良かった。
以前観た時よりも、つんのめった感じがなくなり、余情がでたように思いました。
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野村万蔵襲名披露会

2005-01-10 22:03:52 | 能楽観賞
1月10日(月/祝)/国立能楽堂/最寄駅:千駄ヶ谷

久々に脇正面で観る

■能:翁
 観世清和、千歳:観世銕之丞、面箱:野村萬、三番三:野村太一郎
 大鼓:亀井忠雄、小鼓頭:大倉源次郎、脇鼓:古賀裕己、笛:一噌仙幸
■小舞
■能:賀茂
 シテ:梅若六郎、ツレ:観世芳宏、ワキ:宝生閑
 アイ:野村万蔵、野村万禄、吉住講、野村扇丞、山下浩一郎、小笠原匡
 大鼓:河村総一郎、小鼓:北村治、笛:藤田六郎兵衛
--------夜の部-----------
■小舞
■仕舞:笠ノ段:金春安明
■一調:八島:近藤乾之助、大鼓:安福建雄
■舞囃子:金剛永謹、大鼓:柿原崇志、小鼓:曽和正博、笛:藤田大五郎、太鼓:金春國和
■狂言:花子
 シテ:野村万蔵、アド(妻):野村万禄、小アド(太郎冠者):野村萬
■能:石橋
 シテ:友枝昭世、ワキ:福王茂十郎、アイ:小笠原匡、野村扇丞、野村万禄
 大鼓:大倉正之助、小鼓:幸清次郎、笛:一噌庸二
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石橋の獅子の頭が…おばさんがパーマを失敗したような赤頭だったので幕が上がった瞬間面食らったが、美しく力強い舞で感激。

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