ヨンデリーヌ・ヨンデルホンのビミョーなる書棚群

加齢なる 読道生活半世紀。 歯磨き、活字は、生活習慣。 

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コラージュ川柳 141

2017年05月30日 | コラセンのたしなみ
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終わった人

2017年05月29日 | 伯母棚
内館牧子  講談社

定年を、メガバンクからの出向、からーの転籍…となってしまった子会社で迎えたその日から、田代壮介の、第二の人生は始まる…
のか?どうなのか?!
「終わった人」としての自分を、日々再認識させられながらも、プライドが捨てきれない。
「俺は、スポーツクラブにたむろするジジババとは違うんだ!」…
はたして壮介は、「終わった人」を終えられるのか…



さすがにシナリオライターの小説は、息をもつかせぬ。
これでもかと局面は転換し、ジェットコースターのごとく。
テレビ向き(笑)。

痩せても枯れても元メガバンクの元エリートサラリーマン。
それとは比べようもないけれど、18から後、働いていなかったことがほぼ「なし」でここまできているこの身には、どんな形であれ、働かなくなる日の来ることは、重ね合わせて感慨深し。そんな年頃になり申した。
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コラージュ川柳 140

2017年05月28日 | コラセンのたしなみ
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制裁

2017年05月27日 | ミステ棚
アンデシュ・ルースルンド&ペリエ・ヘルストレム  ハヤカワ文庫

少女連続殺人犯が脱走した日、愛娘が消えた… 

「約四年前」と題された冒頭、最初の一行から嫌な予感。
案の定、案の定!…糞反吐が出るような少女への暴行シーン…

これだけのものをポンと頭に広げきっておいて、何ものかに昇華させ得るほどの展開を提示できるのか?!ハンパな提示じゃ許さないよ!
と、ささくれ立つよな気持ちで、次章となる「現在」にページを進めれば…

ノンストップ必定。

「現在」は更に、
第一部(一日)
第二部(一週間)
第三部(一ヵ月)の三部構成となっているのだが、
ラスト近くには、この、(一日)(一週間)(一ヵ月)の意味を思い起こすだけで、せりあがってくるもの、こみ上げてくるものが抑えきれない…

その父親、
別れた妻、
恋人、
刑事、
検察官、
判事、
脱走の責を負うべき刑務官、
囚人、
市民、
市民、市民、別の市民、そしてまた別の…

全ての登場人物が抱え込んだ「負」の感情、
そして「連鎖」!
冒頭で読者へぶちまけられた暴行シーンの描写は、読者をもここに登場する一市民として、傍観を許さない立場に引きずり込むための仕掛けであったのだと、やっと気づくのだ。

ものがたりは何も結論付けてはいない。
それゆえに、読了した者に残された課題は、あまりに大きい…

すごい本と、言うべき一冊。



P.S. カバーをつけて読んでください。
   読了後、カバーを外し、あらためて表紙を見た時…
   胸に迫るものは何倍にも増して…
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コラージュ川柳 139

2017年05月25日 | コラセンのたしなみ
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チーム・ブライアン 300点伝説

2017年05月24日 | 読んでるスポ観
ブライアン・オーサー  講談社

2015年のマイ金賞本3冊のうちの一冊が、前作「チーム・ブライアン」。
フィギュアスケートとは、まさに「人」なり! と熱くなった一冊です。

その後、羽生結弦とハビエル・フェルナンデスが300点超えを達成したとて、
続巻の副題は、まんま「300点伝説」とな。

しかしオーサーコーチは言います。
「これは、勝ち方を教える本ではない」のだと。
300点超えという男子フィギュアスケートのマイルストーンを打ち立てた二人なればこそ、誰にも理解できない感覚を消化しながら、これからのスケート人生を歩んでいかなければならない…
そんなユヅルが、そしてハビが、どんな立場に置かれているのか、どんな気持ちでいるのかを、皆さんに共有してほしてのです。
スケートの世界は、こんなにも奥深いものなのだと知って欲しいのです…


「あのドヤ顔がね」と思っている人こそは、ぜひ一読を。
羽生結弦を、ドヤ顔のまま受容できること請け合いです。

そして、それより何より、
ブライアン・オーサーその人の魅力!
科学的であるはずの「ピーキング」や「メンタル」というもののコントロールの手法ですら、
オーサーコーチの手にかかると、
親でもここまでできるだろうか?というほどの、
「愛」としか言いようのない何ものかに昇華している…

平昌五輪の注目は、
日本でもなく、
ロシアでもなく、
カナダでも、中国でも、フランスでもイタリアでもなく、
チーム・ブライアンかもしれません。
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日本列島100万年史

2017年05月21日 | 読んでる理系(苦)
山崎晴雄・久保純子  講談社ブルーバックス

地形がどのように、そして、どうしてできたのか、という地形の成り立ちや成因を知る学問を地形発達史という…

うーん、面白そう!
そして、「ブラタモリ出演の著者が解説」…てな新聞広告。
してやられます。

たしかに面白い。
いえ、面白そう。
興味はあるのです。
ええ、まあ、要するに、なんだかんだ言っても、ブルーバックス…
「科学をあなたのポケットに」のブルーバックスなんですもの。
ある程度の地学知識ベースは、やっぱり必要のようで ( ;∀;)

そんなグダグダと言い訳していても、
「まだ言うか」と言われそうでも、
興味はあるのです。
地形発達史とやらに。


特撮と3D動画を駆使した解説画像による30分の科学番組、全15回。
そんな企画をお願いしたいものです。
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横須賀くりはま花の国

2017年05月19日 | アルコーゼ・ヨンデ
山まで行くほどのエネルギーがなく、
県外へ出るほどの時間もなく、
それでも真夏前までに少しでも歩いておきたい…

「歩く」=「気持ちよく歩く」
ということなので、景色は重要ポイント。
そこらをただ歩きたいというわけではないので、
さてどこへ?

整備された道でもそこそこアップダウンがあり、
あわよくば花の絶景を拝むことが出来、
ところどころで海も見え、
入園料が無料。
それがくりはま花の国なのです。

やたー!どんぴしゃ、ポピーのまっさかり。

写メ程度じゃ、この大霊界(古っ)もかくやの空気感は出ませぬが…
往生の際にはこんな景色が目前に広がるのだろうか?と、霊チックな空気を味わいつつのウォークです。しかも、平日ときては来園者のジジババ率9割超え(ヨンデ隊含む)。マジに霊界感が演出されます。

ところどころにネモフィラも…

真っ赤とピンクが大勢ですが、こんなんも、

こんなんも、

こんなんもあり、

薄い羽根のような花びらたちが、
それこそいっせいに羽根となり、
空へと飛び立つ幻想に酔う…

ポピーの後の花リレーは、
紫陽花にバトンを移しつつあり、

こんなスポットの近所にお住まいであれば、
花観賞に、ウォークに、子供の遊び場にと、
日参でございましょう。
何しろ、入園無料。(そこかよ)
(但しお車の際は駐車一日620円)

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なんでわざわざ中年体育

2017年05月18日 | 読んでるスポ観
体育の時間が、嫌で嫌でたまらなかったあの頃…

走るの嫌い。
ボールが向かって来るのが怖い。
泳ぐときの体の動かし方が何だかヘン。
鉄棒、跳び箱、もう意味がわからない。

徒競走、持久走、球技、水泳、器械体操。

ほぼ、それらでできているのが日本の体育。
今はどうだか知らないけれど、ヨンデの頃の体育の時間は上記の繰り返し。

しかし長じて。
泳げないけど、足ヒレつけるとかなり上手に潜ることができるのだと知り、「ダイビング」をする。
向って来るボールは怖いけど、ボールを投げるのは好きなのだと、「ボーリング」にはハマる。
走るのは嫌だけど(一人又は少人数で)歩くのはかなり好きなのだと「ハイキング」するようになって気づく。

その他、創作ダンスはしっくりこないけど、「エアロビクス」のノリは好きと知り、
プロレスは冗談じゃないけど、「ボクシング」の動きには魅せられ、
果ては、ダンベル、バーベル、マシーン使っての「筋トレ」に熱中した時期まで…

学校体育でダメ出しされ続けてきたリベンジを、
中年になって晴らす。

ああ、そんな人が、ここにもいたのね。

角田光代  文藝春秋

やっぱり基本的に、身体を動かすことがそれほど好きではないインドア派の“わたしたち”が、オトナの体育を「表現」するとどうなるのか。
角田光代氏が、主にはマラソン、その他トレイルラン、ヨガ、ボルダリング、登山…を身をもっての体験で「表現」しきった、密度の濃い体育です。
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コラージュ川柳 138

2017年05月16日 | コラセンのたしなみ
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