世なおし倶楽部

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和来の考察

2008-11-02 00:05:35 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
「笑い」の心理。感情は人間特有のものと思います。

科学者は簡単に学問的には断定しないようですが、思うのは自由です。

秋の夜長に、大いに妄想を拡げ人間学を楽しみましょう。

人間に特有の「笑い」ということであれば、笑いは人間と他の生物の「差別化」の根拠になります。

つまり、「笑い」は人間探求の哲学、披露聡秘を極めるための有力な手がかりになるということです。

ほとんどの生物に「笑い」は無いだろうと考えられますが、類人猿のなかには笑うのが居るのではないかと想像されているようです。

披露聡秘の予想では笑いは当然人間特有のものであろうということです。

その根拠は、「時と空ともに、そこはかとなくつづく宇宙存在の無限繰り返しの莫とした不安を解消するため」です。
 喜び、楽しみ、安らぎ、快楽・悦楽、癒しの「上品な、優等生」的な感情制御では、究極の不安解消には力不足です。
無限繰り返しの「飽きる」ことの究極の不安を吹き飛ばすには「笑い飛ばす」のが一番なのです。
笑いの際には心身のいろいろな部分に変化があります。一番特徴的なのは「笑顔」です。笑顔になるとき、顔面の筋肉には強弱ろいろな刺激が生じます。その刺激は「全身」に影響を与え緊張を緩和しリラックスさせます。生まれる前の胎児の顔が「笑い顔」になることが知られていますが、胎児の遺伝子にすでに情報が組み込まれて言うのでしょうか。笑いが止まらなくなると腹の筋肉も強烈に緊張し腸のマッサージ効果になります。笑うときの呼吸は「吐く呼吸」ですがこの吐く呼吸をしっかりつづけると「自律神経」のバランスが整います。笑いはこのように脳・心理の面、感情、精神の面、筋肉、ホルモン分泌、神経、免疫システム、などに影響があるようですが、要するに「人間」としての「快適」を維持するための生理的機能の一つには違いありません。野生の他の生物にも「生き物」としての「ストレス」はありますが、そこそこの生理機能で間に合っているのだと考えられます。人間には他の生き物にはない「特別なストレス」があるのだろうと考えるのが自然です。、
特別なストレスがあるために「笑い」が必要になっているのです。

繰り返しますが、人間としての「特別のストレス」とは「無限宇宙への不安」であり、さらには、なまじ「向上心」があるがための「向上、進歩」出来ない自分に対する「自己嫌悪」でしょうか。

人間はだいたい足の裏や脇の下などをくすぐると「笑い」ます。ゴキブリの脇にくすぐったく感じるツボなどがありやなしや。犬や猫やブタ、馬、牛などはどうなんでしょう。その道の研究者はどの程度の研究をしているのかちょっと気になります。

また、人間は逆境の反動で笑います。苦笑、照れ笑い、嘘笑い、くそわらい? 泣き笑い、愛想笑い、ごまかし笑い、含み笑い、ほくそ笑み、豪傑笑い、お世辞笑い、あざ笑い、つられ笑い?ギャップが大きいほど笑いの強度が大きい。そして究極の心理的、感情的笑いの奥にあるのは当然「哲学的笑い」でしょう。
あるいは披露聡秘的和来! 

 平和の実現した世界に和来は必要だろうか

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