☆お話の内容に触れている箇所があります。
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆
引き続きマンガのお話を(o^^o)
どハマりしている『ラブファントム』ですが、当初から謎が解けないことがありました。
それは長谷さんはなぜ百々ちゃんとお付き合いしようと決めたのか、ということ。
2人の出会い〜お付き合いに至るまでのことは『1、摩天楼』に描かれています。
百々ちゃん側からは『一目惚れ』で主にまとめてしまっていいような気がするのですが、
(本人もそう回想していますし、『恋愛経験値ゼロ』の百々ちゃんなら、あのシチュエーションで好きになってしまうのも納得できます。)
対して、長谷さんは?なんですよね。
百々子ちゃんが思わず長谷さんに声をかけ、心配した後の初キスは、からかい半分・おもしろ半分という感から抜け切れないのですが、
(『電気が走るような衝撃的なキス』で経験豊富な長谷さんが一目惚れ…って様子にも描かれていないですしね。そうと読み取れる感じもないし。)
う〜〜ん。
この疑問は他の方の感想にも散見されたので、私だけではないんですよね。
この疑問については本編で答えが記述されていて、
『…出逢えたから。ずっと探してた奴に…』と長谷さんが(天敵でもある百々ちゃんの上司)木村さんへ答えているし、
同居話の時に百々ちゃんに直接、
『…長いこと探していたものを見つけたんだ
何にかえても 守りたいと思える存在を
それがアナタだったってことですが…』
と発言しています。
それで納得すべきなんでしょうが。
イマイチ腑に落ちない。毎日読んでても(笑)
でも先程突然スッキリしたんです。
私なりに結論付けたこととは、何てことない、ストーリー通り・セリフ通りに読めば良かったんだ〜ってことなのですが。
後に登場する本妻(笑)深見さんの百々ちゃん評として、『…慧なら見てくれから最高級の女 釣り放題だろうに…』と言われ、
過去編ですでに15歳の頃には年上のお姉サマと致しているらしき長谷さん…。
う〜〜ん、なぜ百々ちゃん?
そしてなぜ百々ちゃんがそんなに特別なのか?
答えは過去編『12 夢雫』にあるような気がします。
10歳の長谷少年。
雨の日、母を職場に迎えに行くとひそひそと『未婚の母』と噂する声が。
大切な母を不幸にも亡くしてしまった時にも聞こえて来たのは『婚外子 愛人』と噂される声。
どの時も長谷少年は毅然としています。
そして母の職場からの帰り道、母を守ろうとし、『謝らないで 貴女の子で幸せだから』と心の中で話しかけるのです。
そう、長谷少年は母を守り続けていたんですね。
しかし、その守るべき母を失ってしまった。
人は分かれると思うんです。
守りたいと思う人と守られたいと思う人。
愛したいと思う人と愛されたいと思う人。
長谷少年はきっと守りたいと思い、愛したいと思える人だったのでは。
そして実際そうやって母子2人、生きて来たのでしょう。
守るべき対象を失ったことで、喪失感を味わったと同時にその対象を補完できる存在を求めていたのではないでしょうか。
そして、若りし頃のイロイロはありつつも、
やっぱり自分の原点である『何にかえても 守りたいと思える存在を』『長いこと探していた』のではと至りました。
とてもモテる人ですよね、長谷さん。
でもあまりにも出来過ぎるが故に、長谷さんの本質を突こうとする女性は現れなかったのではないでしょうか?
ヒーロー・スーパーマンとしては愛されても、普遍的な1人の人間として見てもらえないというか。
できない人の苦労ももちろんあり過ぎる訳ですが、出来過ぎる人の苦労もありますよね。
長谷さんの自嘲気味のセリフ
『まあ 会社で 怪人?だかの心配する人間もいないし』
もありますし…。
そこに百々ちゃんが現れた。
在りし日の母と同じような少しそそっかしくて、
何のフィルターをかけることなく真っ直ぐに自分を見てくれる人が。
きっとそれが答えだったのだと思います(o^^o)
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆
引き続きマンガのお話を(o^^o)
どハマりしている『ラブファントム』ですが、当初から謎が解けないことがありました。
それは長谷さんはなぜ百々ちゃんとお付き合いしようと決めたのか、ということ。
2人の出会い〜お付き合いに至るまでのことは『1、摩天楼』に描かれています。
百々ちゃん側からは『一目惚れ』で主にまとめてしまっていいような気がするのですが、
(本人もそう回想していますし、『恋愛経験値ゼロ』の百々ちゃんなら、あのシチュエーションで好きになってしまうのも納得できます。)
対して、長谷さんは?なんですよね。
百々子ちゃんが思わず長谷さんに声をかけ、心配した後の初キスは、からかい半分・おもしろ半分という感から抜け切れないのですが、
(『電気が走るような衝撃的なキス』で経験豊富な長谷さんが一目惚れ…って様子にも描かれていないですしね。そうと読み取れる感じもないし。)
う〜〜ん。
この疑問は他の方の感想にも散見されたので、私だけではないんですよね。
この疑問については本編で答えが記述されていて、
『…出逢えたから。ずっと探してた奴に…』と長谷さんが(天敵でもある百々ちゃんの上司)木村さんへ答えているし、
同居話の時に百々ちゃんに直接、
『…長いこと探していたものを見つけたんだ
何にかえても 守りたいと思える存在を
それがアナタだったってことですが…』
と発言しています。
それで納得すべきなんでしょうが。
イマイチ腑に落ちない。毎日読んでても(笑)
でも先程突然スッキリしたんです。
私なりに結論付けたこととは、何てことない、ストーリー通り・セリフ通りに読めば良かったんだ〜ってことなのですが。
後に登場する本妻(笑)深見さんの百々ちゃん評として、『…慧なら見てくれから最高級の女 釣り放題だろうに…』と言われ、
過去編ですでに15歳の頃には年上のお姉サマと致しているらしき長谷さん…。
う〜〜ん、なぜ百々ちゃん?
そしてなぜ百々ちゃんがそんなに特別なのか?
答えは過去編『12 夢雫』にあるような気がします。
10歳の長谷少年。
雨の日、母を職場に迎えに行くとひそひそと『未婚の母』と噂する声が。
大切な母を不幸にも亡くしてしまった時にも聞こえて来たのは『婚外子 愛人』と噂される声。
どの時も長谷少年は毅然としています。
そして母の職場からの帰り道、母を守ろうとし、『謝らないで 貴女の子で幸せだから』と心の中で話しかけるのです。
そう、長谷少年は母を守り続けていたんですね。
しかし、その守るべき母を失ってしまった。
人は分かれると思うんです。
守りたいと思う人と守られたいと思う人。
愛したいと思う人と愛されたいと思う人。
長谷少年はきっと守りたいと思い、愛したいと思える人だったのでは。
そして実際そうやって母子2人、生きて来たのでしょう。
守るべき対象を失ったことで、喪失感を味わったと同時にその対象を補完できる存在を求めていたのではないでしょうか。
そして、若りし頃のイロイロはありつつも、
やっぱり自分の原点である『何にかえても 守りたいと思える存在を』『長いこと探していた』のではと至りました。
とてもモテる人ですよね、長谷さん。
でもあまりにも出来過ぎるが故に、長谷さんの本質を突こうとする女性は現れなかったのではないでしょうか?
ヒーロー・スーパーマンとしては愛されても、普遍的な1人の人間として見てもらえないというか。
できない人の苦労ももちろんあり過ぎる訳ですが、出来過ぎる人の苦労もありますよね。
長谷さんの自嘲気味のセリフ
『まあ 会社で 怪人?だかの心配する人間もいないし』
もありますし…。
そこに百々ちゃんが現れた。
在りし日の母と同じような少しそそっかしくて、
何のフィルターをかけることなく真っ直ぐに自分を見てくれる人が。
きっとそれが答えだったのだと思います(o^^o)