よもやま画帖

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水辺にて

2009-08-03 16:53:15 | そぞろ歩き

 

 

 

 

実家の庭に父が小さなコンクリート製の池を作ってくれたのは、
私が小学校低学年の頃だったように記憶しています。

金魚とドジョウを何匹か放し
池の一部を掘り下げて睡蓮の株も植え、
それなりの体裁が整ったささやかな水辺になりました。

 

夏になると周りの植木にアシナガバチが巣を作り、
巣を冷やすために口に含んで運んだ池の水が
巣の上で見事な露玉を結ぶのを見たり、

氷と、冬の落ち葉の下にひっそり息づく
金魚やドジョウたちの動きを眺めたり。

毎年咲くピンクの睡蓮の花も
楽しみのひとつでした。

 

 

今でいう、我が家製《ビオトープ》でした。

 

 

 

(不器用だった父が、よくあそこまで頑張ったものだと思います)

 

 

 

 

そのせいか、今でも睡蓮など水辺に咲く花に
とても心惹かれます。 

 

《使用画材/アクリルガッシュ、インク、パステル》

 

 

 

 

先日、行田にある古代蓮の里に行って来ました。 

工事中に出土した種が発芽、
自生した蓮(=行田蓮)の池があることで知られています。

他にも世界中の様々な品種の蓮も見ることが出来ます。

 

途中で雨が降り出す空模様でしたが、
構わず写真を撮り続けてしまいました。

 

 

 (↑)これが行田蓮。
花びらの枚数が多くないのが古代蓮の特徴だそうです。

 

 

他にもたくさんの品種の蓮が咲いていました。
本当は7月上旬が盛りで、中にはもう花の終わっている品種も
いくつかありました。

 

 

 

 

(↓)降り出した雨のおかげで、見事な露玉 も楽しめました。

 

 

 

 

 

(↑) こんな光景を見ると、いにしえの人々が

 

 

「いつかこんな世界に行けたら・・・」

「極楽浄土は、きっとこんなふうなのかも」

 

 

・・・と想像したり、願ったりした心もわかる気がします。

 

 

このまま、埋もれてしまえたら ・・・

 

 私も、そんな気持ちになりました。 

 

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです! (めるもり)
2009-08-15 17:38:54
ハスの写真、きれいですねえ!イラストも涼しげでかわいい!そうか、ひぐちさん家池があったんですね。うちの向いのお宅がやっぱりそんな池ありました。そこの家の女の子がおさななじみで、よく池も見たなあ。なつかしいです。昔はどこも庭があって、ビオトープになってたのに、今はギチギチ住宅街だもんね。余裕がなつかしいです。
隣の庭 (ひぐち)
2009-08-20 17:03:02
・・・昔は、庭に池を作っていたお宅が
今より多かったように覚えています。
自分ちに池が出来る前、
私もよくお隣や裏の家の池を見せてもらいに行ってました。
金魚が何匹も泳いでいるのが本当に羨ましくて・・・

だから、自分の家の庭に池が出来た時
とっても嬉しくて・・・よく覚えているのかも知れません。

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