優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

災害は忘れたころに…

2021-01-17 15:01:10 | 日記
昨日友人から、大喜びしているラインのスタンプが送られてきた。
8日ぶりにお湯が使えるようになったとのこと。そうか、彼女のところはまだお湯が出なかったんだ。私ったら、済んでしまえばすぐに忘れちゃうんだなと…。先日我が家も停電して、これが長引いたらどうしようと焦っていたことを思い出した。

正月気分がまだ抜けきらぬ1月7日のこと。爆弾低気圧とかで夕方から暴風が吹き荒れ、一瞬電気が消えたけど落ち着いたようだったので眠りについた。そして翌朝、風も収まったようなのでやれやれとカーテンを開けると、えーっ!?外の景色が一変しているではないか。どこもかしこも真っ白。しかもその量たるや。そして初めて寒いということに気が付いた。ついているはずのストーブがついてないのだ。薄暗いので照明のスイッチを…もちろんつくわけ無い。いつから止まったのかわからないが夜中に停電したらしい。そういうこともあろうかと昨夜のうちに反射式ストーブを用意しておいたので暖房は何とか大丈夫だった。このストーブは東日本大震災の後に買ったもので今回初めて段ボールから取り出した。あれから10年になるんだな。
その日夫は休みだったので、とりあえず私は仕事に行って15時ころ帰ってきたが、まだ電気は復旧しておらずそろそろ暗くもなってきたので(長男が非常時に使うようにと送ってくれた)充電もできる多機能電灯をつけたり、ろうそくを灯してみたりした。ところが、ふと外をみると、家の隣の塾に煌々と電気がついているではないか。あらためて外に出て周りの家々を見てみたら停電しているのはうちの右隣の一帯で、左隣一帯は何ともなかった。まぁ、そんなこともあるよね…。
前日に、豪雪地帯(今年は2メートル近い積雪があったとか)のアパートに住んでいる次男が避難して来ていたので、停電していない町のお寿司屋さんに夕飯を食べに行き、ホームセンターやスーパーで時間をつぶし、スマホの情報で20時過ぎに復旧したらしいことがわかり帰宅した。
我が家はそれで済んだのだが、友人のところは停電したとき凍結防止装置が停止したため給湯器が凍って壊れてしまったとのこと。
修理依頼が殺到したため順番待ちで、ようやく昨日業者さんが来てお湯が使えるようになったとの喜びのラインだった。ちなみにお風呂にも入れなかったので、毎日温泉通いしたそうだ。
奇しくも今日1月17日は26年前の1995年に阪神大震災が発生した日だ。そして今年の3月11日は東日本大震災が発生して10年目となる。災害に対する心構えを今一度確認しておかなければと思った。