優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

はらこせき、ってなんだ?

2016-06-15 17:07:54 | 日記
妹が、相続の手続きに必要な「はらこせき」を取ってきたから見るか?と言うので、なんだろうと見せてもらった。

正しくは改製原戸籍と言う名前で、戸籍の形式を変更する法律の改正(平成6年、昭和23年、大正4年、明治31年に新しい様式に作り替えられている)によって閉鎖された、古い形式の戸籍のことらしい。

コンピューターの中にデータとして保存された内容が「現在戸籍」で、それまでの紙の戸籍簿は「改製原戸籍」となるわけだ。

私も自分の現在の戸籍謄本は何年か前に見たとき、横書きでずいぶんすっきり見やすくなったと驚いたが、その前のは確かに縦書きの手書きの物だったものな。

戸籍は大正4年以前は家を基本としたものだったが、昭和23年以降は夫婦が基本であり、その子どもが結婚するとその戸籍からは除籍となる。そして除籍となった翌年から150年で廃棄になるらしい。平成22年6月1日までは80年で廃棄だったそうだから、電子化が進んだことと人間の寿命が延びたためかな。


父は、若くして亡くなった姉が一人だけしかいないのだが、これが兄弟が何人もいたりとか親が本籍を転々としたような人だったら、この原戸籍も複雑になっただろうし、自分のあずかり知らぬところで意外な相続人が現れたりとかも(ドラマなんかではあるよね)。

それにしても昔の戸籍係の人、大体は字が上手ではあるが中には達筆すぎて判読困難なものもあるし…。
記載ミスのような箇所もあるし、じっくり読み解いてみたいと思う。