日曜日

休みの日、リビングで夫がテレビを見ている。
正確に言うと、テレビを見ながらパソコンの動画を見ながらもう一台のパソコンで作業をしている。

独り言を言っている。
これはいつものことなので慣れっこになっている。

でもその日の独り言は、となりの部屋にいて、やっぱりテレビをつけながらパソコンやってる私が気になるくらいうるさかった。

どうやら憲法改正か否か、という討論番組に対しての罵詈雑言のようだ。

語調を荒げての罵詈雑言は、こちらには何の関係もないことであっても聞くに堪えない。

それで、私が
「あのぉ～、あんまり、馬鹿ばか言わないで欲しいんですけどぉ～」
と言うと

「馬鹿なことを言うからだ！」
と反省するどころか、ますますエスカレートしている（－－；）

日本の憲法が作られた背景を知ることは大事だ。
そしてそれ以前にあった大日本帝国憲法との違いも知っておかなければならない。
憲法は国を守るためにあるのであって、政治家の暴走に歯止めを掛け、国民を守るためにあるべきだ。
というのが夫の意見でありもっともなのだが、だからと言って反対意見を言う人に向かって「馬鹿ばか」言うのはどうなのよ。

この際だから、もっとやり込めてやりたかったんだけど、政治経済、地理歴史に関してはほんとにお勉強してこなかったので、反論したくても何の材料も無いので無理だった。

せめて夫のうるさい独り言を止めさせるため、反論できるくらいに勉強した方がいいかなと思った私であった…。