優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

雪、雪、また雪

2013-01-18 13:44:01 | 日記
本当に今年の冬は雪が多い。

しょっちゅう電車は運休。
理由は、大雪のためポイントが切り替わらないため、あるいは吹雪で風速が規制値に達したためとか。

公共の交通機関を利用しろと言われるけど、電車がこんなにしょっちゅう止まるんじゃ、あてにはならない。

それでますます車が混雑することになり、道路は慢性渋滞である。

除雪されて無い道路は道幅が狭く轍ができて、しかもボコボコになっている。
大げさかもしれないけど、シートベルトをしてないと体が飛び出しそうになるくらい揺れる。
そういえば12月にも、クリスマスケーキを配達するトラックが、店に卸したときには売り物にならなくて廃棄されたと言うニュースもあった。

気温も連日氷点下となり寒い日が続いている。

そして先日のこと。

精神的な病気のため、定年前に長年努めた教師をやめ、一人暮らしをしている60代女性。
夜中に何らかの理由でベッドから落ち、朝ヘルパーが訪問するまでその状態だったとのこと。
低体温症になっていたものの、意識はあったのですぐ救急車を手配し病院へ搬送。

ところが、雪のため道幅が狭くなっており、朝の通勤ラッシュに重なって車が込んでいるため、救急車を優先させようにも避ける場所もないし譲りたくても轍のために身動きもとれない。

救急車内で救命処置が施されることになったが、AEDを使用するのも困難なほどのあまりにもひどい悪路だったとのこと。

目的の病院までは無理との判断で、比較的いい道路を選んで最寄の病院へ搬送されたが、結局その人は帰らぬ人となった。


そのことをある人に話したら、それもその人の運命だったのでしょう、と言われたが、少なくとも雪が無ければ、もしくは除雪がちゃんとされていれば、その人も助かっていたのではないかと思う。

明日からセンター試験だということだが、例年以上に厳しいこの天気が受験生に牙をむかないように祈ってます。