3.読書コミュニティの構造
読書コミュニティは、
読書を生活の重要な一部と考え、
読書による人と人、人と社会のつながりに
価値をおく人々の集まりといえます。
その構成員は、教師や保育士といった子どもに日々接する人々、
司書、学校図書館司書教諭、といった本に携わる人々、
読書活動のボランティアをしている人々、
作家、書店の店員、研究者、読書好きの一般市民など、
さまざまありえるでしょう。
また、通信情報技術の発達した現在では、
その広がりはグローバルなものとなっています。
こうしたさまざまな立場の人々が、
自分の持っている知識や技術を提供したり、
まわりで起こっていることや考えていることを共有したりしながら、
「教え/教えられる関係」「学び/学ばれる関係」
「支援し/支援される関係」がつながっていき、
大きな読書を媒介としたネットワークが形成されます。
<絵本、読み聞かせ、横浜>