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謹┃賀┃新┃年┃
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平成二十九年賀正 酉年
明けましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話になり、心より御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
絵本読み聞かせ横浜祭 実行委員会
<絵本、読み聞かせ、横浜>
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謹┃賀┃新┃年┃
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平成二十九年賀正 酉年
明けましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話になり、心より御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
絵本読み聞かせ横浜祭 実行委員会
<絵本、読み聞かせ、横浜>
☆ 幼児期後半の読み聞かせ
次第に、身体全体で表現するのではなく、
視覚と聴覚で本と関わるようになります。
読み聞かせる親の声を静かに黙って聞くことができるようになります。
また、絵本の世界で何が起きているかを言葉で語る方向に変化し、
さらに発達するとその言葉も語らず、聞き入るようになります。
そして、心の中で感じたり考えたりするという行動へと変わっていきます。
つまり、今まで親と子と本の三者関係の対話だったものが、
親は本の文字を音声化し、むしろ著者の声の部分を担う役割となり、
子どもと本との間の二者の対話、心の中での対話へと変わっていきます。
本と子どもの橋渡しとしての親の役目が減っていき、
子どもが一人で本の世界へと関わっていける読み手になっていくとも言えるでしょう。
また、絵と言葉への注目のひろがりも見られます。
絵の中心に書かれた物に注目するだけでなく、
だんだん細部まで注意を向けられるようになったり、
一つの場面の絵に注目するだけではなく、
流れとしてページを追って登場人物の表情変化などに気づくようになったりします。
子どもが一人で本を読めるようになると、
読み聞かせをしなくなる親子も出てくるでしょう。
しかし幼い頃親にしてもらった読み聞かせは、
親と共有した場と時間とふれあいがあたたかく楽しいものであればあるほど、
幼き日の思い出として大人になっても覚えているものです。
以上見てきたような読み聞かせの発達は、
もちろん個人差や家庭によっても差が出てきます。
しかし、いずれにせよ、子どもの発達を見通しながら
読み聞かせを行っていくことは重要といえるでしょう。
<絵本、読み聞かせ、横浜>
☆ 幼児期前半(2~3歳)の読み聞かせ
幼児期前半には、身体を使って絵本に関わる行動が多くなります。
言葉だけでなく、身体を通して、
発声や視線、表情、身振り、指差し、
姿勢などさまざまな表現の仕方で関わり、
子どもは身体まるごと絵本の世界に関わろうとしていきます。
本という道具を媒介にして、物語の世界と向き合い、
自分が登場人物とつながっているように感じます。
登場人物と同じ動作や口調を真似たり、
身体を動かしたりして読み聞かせに参加します。
静かに黙って聞く時期ではないので、
戸惑う親もいるかもしれません。
けれど、子どもの様子をよく見てみると、
読み聞かせられる場所が物語の舞台となり、
自分も演じ手となり、本の世界に没入している様子が見てとれるでしょう。
子どもは、登場人物と一体になって絵本の世界を楽しんでいます。
また、こうした行動は、ごっこあそびへの発展や劇化への発展の芽にもつながります。
<絵本、読み聞かせ、横浜>
読み聞かせを考えていく上では、
子どもの発達という視点が欠かせません。
子どもの発達によって、
読み聞かせというコミュニケーション自体が発達していくからです。
では、その発達的変化はどのようなものなのか、見ていきましょう。
読み聞かせの発達
☆ 1~2歳の時期の読み聞かせ
赤ちゃん向けの絵本は、子どもの日常生活や、
子どもにとって興味のあるあそびや出来事を描いたものが多いです。
話の筋自体も単純で繰り返しの構造を持つものが多く、
子どもにとって馴染みやすいのが特徴です。
この時期には、
「注意を喚起する呼びかけ⇒質問⇒命名⇒応答」という
単純な繰り返しの対話パターン(フォーマットとも呼ばれます)により、
会話が成立します。
母親が事物を指差しながら
「ほら。これは何?」と子どもに尋ね、
「そう、ウサギさんね。」などと事物の名称に焦点を当てた
模倣と理解を繰り返すフォーマットは、
子どもが事物の名前を学習するのに有効に働くといえます。
特に二歳頃は、
語彙爆発とよばれる急激な語彙獲得の時期にあたり、
読み聞かせが話し言葉を豊かにする一つの促進要因となります。
この対話は最初は親主導で行われますが、
次第に親子両方で交代しながら対話ができるようになったり、
子どもから「これ、なに?」などと質問できたりするようになります。
このように、一見すると単純に見えるこの会話の中にも、
親の援助を受けて次第に子どもが読み聞かせ固有の会話パターンを覚え、
能動的に参加するようになっていくという発達的変化があります。
また読み聞かせ初期の会話に特徴的なのは、
絵本の内容だけでなく、会話を通して本の扱い方や性質など、
本に関する決まり事、本文化への参加のルールを親が教え、
子どもが学んでいくということです。
ページをめくるという本を読むための当たり前の行為も実は、
子どもは身体技法の一つとして無意識的に身につけていくわけです。
<絵本、読み聞かせ、横浜>