今日7月23日は梶井純さんの命日。
本郷仙人とお墓の前で落ち合うことにした。
少し早めにウチを出て、
梶井さんの菩提寺の先にある葛飾北斎の墓を訪ねることにした。
北斎の墓は誓教寺という浄土宗の小さなお寺にある。
ワタシは墓マイラーではないが、
けっこう文学者や絵描きの墓には行っているかもしれない。
わざわざそのために出かけたりはしないが、
ついでがあれば、という感じである。
北斎の墓は山門をくぐってすぐ右側の通路から入る。
お寺さんの住居の裏手が墓地である。
墓は雨をしのぐ社のようなものの中にある。
大げさなものではない。墓石も小さく質素な墓だ。
とくに手を合わせるわけでもない。
どんな因果でこの寺に墓があるのか知りたい気もしない。
北斎さん意外と質素なお墓やなあと好感を持ったくらいか。
真横と左上に割れたような傷跡が見える。
こういう像はいらんと思うが、奥には北斎の偉業をたたえる石碑もあるらしい。
境内には柘榴が実っていた。