散歩と俳句。ときどき料理と映画。

倒木とスズメバチ

朝早くからコン詰めて仕事をやったので、
昼前には神経が疲れ果てた。
散歩がてらナツとモモのカリカリを、
ツレアイと買いに行くことにした。

引越しでふたりともおカネが尽きている。
それなのにまだ支払いがいろいろ残っている。
ツレアイが使える某社のポイントが
2000円ほど貯まっていると言う。

それを使うしかないな。
ワタシは酒を買うおカネもないので禁酒。
いただきモノの酒は呑み尽くした。

そんなものは我慢すればいいだけのことだが、
ナツやモモの食事はそういうわけにはいかん。
飼い猫にひもじい思いをさせるのはしのびない。

今日は12月中旬とは思えないほどとても暖かい。
小山内裏公園の尾根緑道を越えて、
多摩境通りのスーパーCAINZに行くことにした。

けっこう急な坂道を登って下る。

尾根緑道を越えて坂道を下ると倒木が道を塞いでいる。
下をくぐり抜けるしかない。

帰りも同じ道である。
身体を屈めてアタマをぶつけないように
気をつけながら進むのは意外と難しい。
案の定アタマをぶつけてしまうワタシである。

内裏池の近くに大きな蜂の巣があった。
これはスズメバチの巣だろうか。
だとしたら恐ろしいことである。

蜂のいる気配はないが、大きな巣だ。

ただスズメバチのなかで働き蜂の寿命は約2ヶ月。
秋までにはみんな死んでしまう。
冬を越せるのは寿命が1年ほどの女王蜂だけである。
夏から秋にかけて注意すればいいことになるが油断は禁物。
ナニゴトにも例外はある。

スズメバチの女王は冬になると
朽ちた木の間や土の中で寒さをしのぎ、一匹で冬を越す。
それを思うとなにやら不憫ではある。

紅葉もまだ残っている。
おカネはないがいい散歩だった。

それにスーパーでは110円の缶酎ハイをこっそりカゴに入れて、
ツレアイのポイントで買えたし(笑。

地場農家の野菜売場にあったどデカい蕪は、200円。
こんな大きな蕪を買っても食べきれない。
ターサイと菜花を買う。
どちらも100円。

菜花は花瓶に入れて活けると野趣があっていいのだが、全部茹でることにする。

酒だけでなく削り節も切らしておった。

菜花は茹でてお浸しに。
ターサイは明日ニンニク炒めにしよう。

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