午前中にカンタンな仕事を二つ終わらせて、
午後から目的地は決めずに散歩へ。
多摩ニュータウン通りを東へ500mほど進み左折。
この通りの街路樹は紅白の百日紅が交互に植えられている。
新道橋で大栗川を渡り野猿街道に出る。
左折すると住宅地になるが、昔からの住宅と、
開発後の新しい住宅が混在している。
更地になった土地に棚が作られた井戸が残っている。
古くからの家を建て直すのだろう。
露出を間違えてひどい写真になってしまった。
少し進むと行き止まりである。
このあたりではよくあることだ。
戻って東へ進むと愛宕神社参道の標識。
どうやら階段を登るらしい。
それほど急坂というわけでもない。
登ってみることにした。
階段の数は90段ほどか。
この程度の傾斜ならたいしたことはない。老人でも楽勝である。
登り切って見下ろすと意外と急斜面だった。
登り切ると右に〈堀之内沖ノ谷戸公園〉の標識がある。
神社の入口ではないようだ。
また階段が出現。行くしかないだろう。
開けた場所にはベンチがあるが、この炎天下ヒトは誰もいない。
竹林が美しい。この堀之内の丘陵地帯には竹林が多い。
深い藪から鳥の声も聞こえてくる。
また階段の出現。
栗はまだ青い。
この〈堀之内沖ノ谷戸公園〉は360°の眺望が楽しめる公園というのがウリなのだが、
そんなことを知らないワタシは、
南側の竹林あたりをフラフラと歩いただけである。
行き当たりばったりはいつものことだが、
前もって調べておくことも大事だと思った。
〈続く〉