旧☆YOLANDAのおえかきフラメンコ

フラメンコ母ちゃんヨランダとフラメンコ娘クララの
フラメンコな毎日をおえかきでつらつらと綴っています。

25日のフラメンコ

2006年12月28日 08時33分50秒 | おでかけ
はじめての方ははじめにを読んでね





さいごのクリスマスネタ。25日は観たぞ!フラメンコでした。



観音崎京急ホテル「小林伴子フラメンコショー」へおでかけ。



プログラムはこちら↓

1カスタネットパフォーマンス  片桐美恵・山口百合子・小島智子
2カンテ      アギラール・デ・ヘレス
3アレグリアス  山口百合子・小島智子
4ガロティン    片桐美恵
5カーニャ     小林伴子   共演:チ・ブルグド(馬頭琴)
6グァヒーラ    全員

(敬称略)



前にyangar than yesterday に踊りに来てくれたとき
元々ファンだった片桐さんのガロティンにこれでもかっちゅーくらい惚れてしまい
ことあるごとにるびあさん
「片桐さん大好きーガロティン大好きーあの衣装大好きー」と言っていた。
るびあさんは片桐さんの生徒さんなので
さりげなく100万回くらいそのことを伝えて下さっていたらしい。

そんで今回も「あの大ファンが見に来ますよ」と伝えてくれて
さりげない100万回攻撃が効いたのか偶然なのか



「あの片桐さん」が「あのガロティン」を「あの衣装」で踊ってくれて





キタ━━━━━━(≧∀≦)━━━━━━!!!!!!



もう気分は最高潮!
前にも書いたけど、アタシは彼女の踊ってる時の顔が大好き。
「ガロティンは私のものよーーー」みたいな顔をするんだよね。
ご本人がそんな心情で踊っているかは知らないけどそう見えて、それが好きだった。
「ほ~ら取れるもんなら取ってみ~」みたいな感じなんだよなー。
それがナンとも言えずドキドキして楽しくなってきて頬がゆるんでしまう。

だけどフィナーレのグァでは「グァは私のものよー」て顔してたから。

あぁこの人はご自分の魅力をよく理解しておられるのだなーと思った。
「コケティッシュな人に」「セクシーな人に」「カッコイイ人に」なるんじゃなくて
「コケティッシュな美恵ちゃん」「セクシーな美恵ちゃん」「カッコイイ美恵ちゃん」を出しているのだ。
全てが自然な彼女の魅力。
無理にセクシーを演じるんじゃなくて、ちゃんと噛み砕いて自分の中のセクシーさを魅せ
カッコよく変身する時はカッコイイ自分をアピールしてるのだね。
そうか。何踊っても「私のものよ~」に見えるわけがわかった気がした。
それぞれの魅力が彼女のものなのだ。だから華があって目がはなせなくなる。

アタシと違って「セクシーなポーズしなくちゃ」じゃないんだ。・・・て比べてる場合じゃないよ

こんな風に踊るにはたくさんの魅力を自分に身につけなくてはいけないのだろうね。
もし彼女のように踊りたいと思ってもフリだけ習ってもダメなんだ。
どうやってご飯食べてるかどうやって電車に乗ってるかから学ばなければ(?)
なんて色々考えてたら、24時間密着してぇーーー!とあやうくストーカーになりかけた。

ありゃりゃ。いつの間にか美恵ちゃんとか書いちゃってるよ、アタシ。


るびあさんには前もって「片桐さん頑張って下さいて伝えてー」と言ってあったのだが
それのお返事が「ハレオで応援してって伝えてーだって」だったので
ガロティンが始まった時に何度もハレオをかけようと思ったのだが
なんかいかにもホテルのディナーという感じでパルマさえひんしゅくな空気。
前の方では何人か声だしてる人もいたみたいだけど
後ろの方の空気はシーンとしていて(ワタシは一番後ろだった)
うーん、でも「ハレオかけて」と言われてるんだし~と悩んだ末に






思い切って「オレ!」て言ってみた。







そしたらけっこうな人数がバッと後ろを見てギャー!
中には「シー!」みたいな顔をしてる人もいたりして。



タカアンドトシ風にクラッシックか!て殴ってやろうかと思ったけど
小心者のなのでそのあとは静かーーーに座って見た残念。



伴子先生のカーニャはyanger than・・・の時も披露してくれたんだけど
前回は真っ赤なバタデコーラだったのが今回はシックなグリーン。
シックな衣装もお似合いでよかった。
あいかわらず、どう見ても手で打ってるとは思えないカスタネット技。
電動パリージョは健在だった。
yanger than・・・の時に「バタデコーラはいてマントン持ってパリージョ鳴らすのが信じられない」て書いたけど
今回のカーニャもその三重苦で踊ったあと
そのままアバニコを持ってフィナーレに入ってグァヒーラを踊り始めた。

よ・・・四重苦ですよ?
黄色いアバニコに黒いパリージョが際立って、手元ばかり見てしまった。
「どーやって持ってんの?なんでアバニコちゃんとまわってんのー?」
そしてアバニコを回したと思ったら閉じて胸元にしまい、パリージョを鳴らしたりする。


はーーー。
ただただ溜息だった。



ちと残念だったのは舞台と照明。
舞台にはよくわからんけど衝立みたいのが飾りで置いてあって
ただでさえも狭いのに余計な装飾があって踊りにくそうだなーと思ったし
照明もプロとかではなく、ウエイターさんがやってたのかな?
伴子先生がモンの凄いパリージョ披露してるのに














今マントンとかどーでもよくね?て感じ。
すんごいカスタネットの音がしてるけど判子先生が打ってるんだかわかりません









4人でのフィナーレなんか








ちょっとちょっと!美恵ちゃん真っ黒ですけどぉぉぉぉ?????
と叫びたくなったりした。




そんな照明やら狭くて踊りにくそうな舞台やらでヤル気半減しないかな~
と余計な心配しながらも無事セビ踊りながらの退場で終わった。

セビもすんごかったなーーーーー。
これがプロとの違いか~と見せつけられた感じ。
ちょっとした間とか顔の向きとかキレとか。
あー、ここでこーゆー動きすると一味違うんだなってあちこちで思ったけど
ポイントがありすぎて残念ながらすっぽり忘れた。(おバカ)



そんでアタシはこの日に持ってくるはずだったクラウディアの
バースデープレゼントも忘れた。


とりあえずホテルのディナーで「おめでとー」て乾杯したけど
気分はドヨヨ~ンだった。



ごめん、クラウ。
毎日キミのことは思い出してるんだがなぁ・・・。
メールは忘れるわプレゼントは忘れるわ←愛が足りんね






そしてムスメのクララは・・・というと。
まだ連日踊った疲れが残っていたのか ナント!
お子様ランチを食べたら「ごちそうさま」と言って寝てしまった。

ショーを見ないとなると超高級お子様ランチを食べた計算になる。
たぶんエビフライ1本1,000円ぐらいじゃないだろうか。





帰りに「あんた伴子先生見ないでなにやってんのよ!」て言ったら
「ビデオで見たことあるからいいよ」って。
うげーーー!やっぱまだディナーショーは早かったかぁ~!
失敗だったなシクシク。





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